SnowMan 目黒蓮 | Variety掲載記事 日本語訳
ドラマ「トリリオンゲーム」のNetflix世界配信にあたり、目黒連さんのインタビューがアメリカのVarietyに掲載されました。
昨年ドラマ「silent」をきっかけに目黒蓮さんそしてSnowManのファンになり、今では日々、彼らから楽しみとパワーをもらう日々です。
今現在、色々なことがある中、たくさんの悔しさや悲しさ、やるせなさ、憤りも時に感じているであろう彼らが、私たちに対してはただブレずにまっすぐに笑顔で輝く姿を見せ続けてくれること、その尊さにはいつも感動させられます。
日本で、世界で、ますます活躍の場を広げていく未来しか想像できない中、このVarietyでの記事掲載のニュースはとても嬉しく、じっくり読みながら翻訳しました。一部は背景等を想像しながらの意訳になります。
元記事
日本語訳
日本のアイドル 目黒連|"トリリオンゲーム"でSnowManからNetflixスターへと羽ばたく旅の途中 - "誠実さがあれば壮大な夢も叶う"
ストリーミングの拡大や、予期せぬCOVIDやSAG-AFTRA(労働組合)の俳優たちのストライキにより、視聴者が英語以外の言語による映画やテレビ番組を視聴する傾向が高まった。それにより、韓流のみでなく、アジア圏の番組や俳優たちへの親しみや寛容度も高まっている。
今週、日本の目黒連が、ビジネスで一獲千金を目指す架空の物語「トリリオンゲーム」のNetflix世界配信により、再びスクリーンに姿を現した。
目黒は、ジャニーズ事務所にてトレーニングを受け、2019年より、歌手及びダンサーとしてアイドルグループSnow Manに加入した。
好感の持てる出演者として、野心的で強烈なパフォーマーとして、目黒はSnow Manの活動と並行して、個人の活動として多くの映画やテレビ番組に出演している。
彼は昨年、映画「月の満ち欠け」で優秀新人賞を受賞し、映画「わたしの幸せな結婚」の主演を務めた。
目黒は、Netflixで配信される「トリリオンゲーム」の主人公である、大きな野望を抱きウィットと魅力に富んだ若いビジネスマン・ハルについて、Varietyに語った。
「トリリオンゲーム」に出演した経緯とは?漫画原作を読んだことはあったか?どんな魅力を感じたか。
(目黒)漫画について聞いたことはありましたが、最初にオファーを頂くまで読んだことはありませんでした。このドラマへの出演が決定した後、全巻を購入し何度も読みました。非常に面白く、原作をリスペクトしています。
出来る限り原作に忠実に演じようとする一方で、天王寺ハルというキャラクターに自分ならではの要素を足して実写化をする機会を得て、とても嬉しかったです。
そのキャラクターになるためにしたこととは。
漫画を読んだ際、ハルのパーソナリティーとナチュラルなコミュニケーション能力に注目しました。彼には、人々を巻き込み、突拍子もなく型破りな道のりでさえ、彼についていきたいと周りに思わせる人格がある。ほとんどがハッタリでも、どうにかして口にした理想を成し遂げてしまいます。
ハルは世界一ワガママな人物とされているが、演じる上でそれは妨げとなったか、または楽しみとなったか。
僕自身はワガママな性格ではないので、その点ではハルと僕の間には大きな違いがありますが、それが演じる上でとても面白い点でした。自分以外の誰かになることが出来るということは、僕が芝居を好きだと思う理由のひとつでもあります。現実では僕はこのようなワガママな振る舞いはしませんが、ハルというキャラクターとしてはそれが出来る。ハルという役柄を掴むため、彼の型破りなワガママさを躊躇せずに演じることに没頭しました。
エンタテインメント界で10年以上の経験があり、ほとんどは歌手として、またここ数年は俳優としても活躍されている。この役を準備する上でその経験はどう生きたか。
様々な役を演じてきましたが、若い頃はうまく自分を役と結びつけることが出来ませんでした。クールで暗い性格の役柄を多く演じてきましたが、僕自身の性格とはかけ離れていて、役に共感してなりきるということが難しかったです。けれど、事務所が様々な舞台経験や演じる機会を与えてくれたことで、少しずつですが、視聴者の方々、中でも特に僕のことを知っている方々に対して、そのキャラクターに真実味ををもたせられるよう演じることが出来るようになってきたと思います。
俳優としてのキャリアの中で様々な役柄を演じてきたが、これまでの役柄と比べて今回の役柄で特に難しいと感じた点は?これまでの役柄との共通点や違いは?
まず自分自身とキャラクターの共通点を探します。それが見つかれば、そのキャラクターを構築していくことが出来ます。ハルは、ハッタリをかましますが、彼の誠実さゆえに信頼出来るキャラクターでもあります。
敵対する役柄である今田美桜との共演はどうだったか。
カップルの役柄を演じた「わたしの幸せな結婚」での共演経験があったことで、「トリリオンゲーム」でも演じやすい雰囲気がありました。映画で演じた役柄とはハルもキリカもかけ離れていたのですが、俳優同士として芝居がしやすく、キャラクター同士としての関係性も自然と築くことが出来ました。
「トリリオンゲーム」は初主演作でしたが、ご自身や、周りからの見え方、Snow Manのメンバーとしての認知に何か変化はありましたか?
僕自身が変わったとは思いませんが、自信をもって、出来ることはすべてしようと常に努力しました。僕自身が成長し俳優として向上を続けられれば、Snow Manのためになるので、多くのメディア露出の機会を頂いたことに感謝しています。僕たちがする個人活動のすべてはグループ全体のためになり、グループとしての成功がメンバー個々へさらなる機会をもたらすので、お互いの成長の一部を担えることが幸せです。
作品がNetflixで配信されたが、海外進出への意欲は高まったか。
トリリオンゲームでは、僕を含めたキャスト、スタッフ、チームの全員が、本当に熱意をもって制作しました。作品自体が完成した後、世に出て視聴者の方々の反応を得ることでまた意味をもつと思うので、日本でまだこの作品をご覧になっていない方々に加えて、海外の視聴者の方々にもご覧いただくことで、どのような反応を得るのか、とても興味深いです。
俳優としてだけでなく、Snow Manとしても、よりインターナショナルな活動をしていきたいと思っているので、世界中のより多くの方々が、日本を代表するテレビ番組を体験する機会を得られるようになってきていることを嬉しく思います。
直近3ヶ月から6か月の未来、5年後に期待することは。
僕にとっては、それが1か月後でも、6か月後でも、1年後でも、SnowManのパフォーマーとして、一人の俳優として、自分自身が成長し続けられるように、出来る限りのことをし続けていたいと思います。
僕自身の個人的な目標もありますが、それは明かせません。ひとつ言えるとしたら、目黒連としても、Snow Manのメンバーとしても、僕は世界へ進出し、出来るだけ多くの景色を見たいと思っています。それが3年かかるのか、5年かかるのか、それ以上なのかは分かりませんが、自分たちがどこへ行き着くのかを見るのがとても楽しみです。
以上