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鑑賞記録

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視聴したドラマ・映画・演劇などの感想を記録しています。
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【海のはじまり】第8話:こまかすぎる感想

第8話。夏、そして田中哲司さん演じる夏の実の父親・基春回でした。 この物語の主題歌、Back numberの「新しい恋人達に」。 父性をテーマにした楽曲ということですが、この歌詞が一体何を表しているのか、今までずっと考えて来たのだけれど今いちピンとこないところもあって、最終回まで観たら分かるようになるかなあと考えていました。 ですが今回基春さんという人と出会って、この楽曲を含めた「海のはじまり」が描こうとしている、問おうとしている父性というものを、少しくっきりと理解出来た気

【海のはじまり】第7話:こまかすぎる感想

第7話。 津野…!!!!!!!!!(涙) 待っていました、私たちの津野回。そして水季。 ここ2話くらい、どことなく穏やさが漂っていた中で、ここでまた胸をぎゅーと締め付けられるような苦しさをがつんと突きつけられたような回でした。 7話を観た上で、あらためてこれまでの津野のシーンを振り返ると、それも苦しくて。 さあ。津野を語りましょう(笑) 番組情報「海のはじまり」公式サイト Tver見逃し配信はこちらから 第7話 いちばん近くで支えてくれた人練習 回想シーン。 桜の花

【兄とのはじまり】第4話(最終話):こまかすぎる感想

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」。 TVerで公開されたスピンオフドラマ「兄とのはじまり」について、愛情重めで語ります。 今回は、海回。最終回です。 番組情報「海のはじまり」公式サイト 第4話(最終話) 「海」あの水季さん 夏が実家で海のことを打ち明けた日の夜、大和は夏に、「大学の時の人って、水季さん?あの水季さん?」と聞きます。 「うん」とだけ答えた夏。 夏も大和も、表情が曇ります。 大和のモノローグ。 「子ども、生きててよかったじゃん、と思ってしまう。

【海のはじまり】第6話:こまかすぎる感想

第6話。 感想アップが遅くなってしまいましたが、第6話もリアタイしました。 今回は1~5話までに対して、新章が確かに動き出したような感覚がありましたね。 視聴後も、重たい気持ちや登場人物に対する「ごめんね」みたいな感覚に苛まれることがなく、じわ~っと穏やかに、紡がれ繋がり合っていたものが沁みていくような感覚で。 いつも放送を見ると「今回が一番好き!」と思ってしまいますが(笑)、第6話、この作品が伝えようとしてくれているものの本質、核のようなものを、明確に提示されたような話で、

【掲載いただきました】今見るべき!2024夏ドラマランキング

note株式会社様の記事「今見るべき!2024夏ドラマランキングを発表」にて、「西園寺さんは家事をしない」名台詞集をリンク掲載していただきました。 ありがとうございます! ▼note株式会社様 記事 夏ドラマ人気ランキング、納得のラインナップですね。 あっという間に夏ドラマもそろそろ折り返し、後半戦。 本当に、ドラマは始まってしまうと早いものです。 各作品、今後の展開が楽しみです。

【兄とのはじまり】第3話:こまかすぎる感想

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」。 TVerで公開されたスピンオフドラマ「兄とのはじまり」について、愛情重めで語ります。 今回は、弥生回。 番組情報「海のはじまり」公式サイト 第3話 「弥生」お嫁さん 弥生がやってくるからとソワソワしながら準備をする月岡家、和哉、ゆき子、大和。 自分が夫の実家に初めて行った時に嫌いなものを涙目で頑張って食べたことを思い出したゆき子は、弥生に好き嫌いを聞き忘れた、お嫁さんには絶対そんな思いさせないと誓ったのに、と焦っています。

【海のはじまり】第5話:こまかすぎる感想

もう5話ですって。 ドラマって本当に、始まってしまうと早い。 もう折り返しに差し掛かると思うと、この作品の行き着くところがどこなのか、心から楽しみな気持ちと、終わってほしくない気持ちとで、真剣に悩みます。 第5話。 これから水季という不在の中心について向き合っていくことを暗示させるような回でした。 そして、次回、待望の津野回か?!という気配。 第5話もかみしめにかみしめて、語ります。 番組情報「海のはじまり」公式サイト Tver見逃し配信はこちらから 第5話 子供がいる

【兄とのはじまり】第2話:こまかすぎる感想

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」。 TVerで公開されたスピンオフドラマ「兄とのはじまり」について、愛情重めで語ります。 今回はサクっと!(笑) そして今回、水季と夏が同意書にサインをしてから別れるまでの時系列が少し見えてきた気がするので、時系列についても整理してみました。 番組情報「海のはじまり」公式サイト 第2話 「水季」夏がいない家 大学進学を機に、実家を出て一人暮らしを始めることになった夏。 実家からでも通えるのに贅沢だと、寂しそうな大和。 洗濯物

【海のはじまり】第4話:こまかすぎる感想

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」、第4話。 とても苦しかったけれど、それでも弥生の苦しみが少しほぐれたような、そして夏と弥生の関係がより強くなったような、希望も感じられるストーリーでしたね。 でも個人的には、登場人物たちに対して「ごめん」の気持ちが一番に溢れました。 夏の台詞にもあった、「想像しただけでわかった気になっちゃいけない」。 「わかった気になるなよ」ということは、この作品のテーマのひとつとして、視聴者の解釈の仕方として求められるものとして、ずっと流れて

【兄とのはじまり】第1話:こまかすぎる感想

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」。 TVerで公開されたスピンオフドラマ「兄とのはじまり」、ご覧になりましたか? もちろん観ている私ですが、この「兄とのはじまり」についても、愛情重めで語りたいと思います(笑) 本編とは別視点でのストーリーではありますが、スピンオフを観るとより本編の理解が深まり愛情が高まるような物語で。 そしてなにより、スピンオフはほっこりした気持ちに包まれる優しい物語なので、ぐさぐさと刺さりまくりで苦しい本編を観た後の感覚を和らげてくれるので、

【海のはじまり】第3話:こまかすぎる感想

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」。 もう3話ですね。 毎週着実に終わりに向けて進んでいると思うと、最終回まで見届けたいという思いと、終わってほしくないという思いに苛まれます。 まだ3話なのに(笑) 第3話もリアタイして、観終えた後の感想は、「あたたかせつなくるしい」でした。 夏くん、海ちゃん、登場人物たちの心が少しずつ動いたような回。 一方で、どうにも胸がきゅっとなる苦しさもあり。 また、個人的に最終回で回収されるかなと思っていたものが第3話で回収され、このスピ

【海のはじまり】第2話:こまかすぎる感想

海のはじまり第2話。 月曜にリアタイをした後、火曜・水曜と連続で予定を入れてしまっており、海のはじまりの余韻に浸りすぎて全く予定に集中出来ない日々を過ごしました。 この夏はなるべく放送翌2~3日は予定を入れないようにしたいと思います。 「海のはじまり」以外、何も出来ない夏になりそうです。 弥生さんを中心に、登場人物たちがより掘り下げられてきた第2話。 つらつらと心のままにひたすら感想を語ります。 番組情報「海のはじまり」公式サイト Tver見逃し配信はこちらから 第2

【海のはじまり】こんなお芝居を3ヶ月も堪能出来ることが約束されている世界

フジテレビ7月期月9ドラマ「海のはじまり」。 観ましたか?観ましたよね。観ましたよ。 昨日から興奮しすぎて色々書いていますが、今回は、各キャラクターとお芝居について。 「レベチ」って、もう死語かもしれませんが、ちょっと俳優さんたちのお芝居のレベチ感に息をのんでしまった第1話でした。 こんなお芝居を、私たちは3ヶ月もの間、堪能させていただけるのですか?無料で? なんかもう、ため息です。ありがたい。既に忘れられない夏確定です。 関連記事▼既に豊作すぎる名台詞集 ▼長文すぎる第

【海のはじまり】第1話感想:すごい物語が始まってしまった

はあ。もう。胸がいっぱいです。 2024年7月期フジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」。 放送開始の1か月前から興奮状態で記事を上げ続け、放送日当日はもう、ついに今日かと、オンエア前に謎の達成感に包まれていました。 しっかりと食事をとり、早めにお風呂にも入り、完璧なコンディションで昨日21時の放送を見守りました。 観終えた感想として、一言で言うと、泣く暇もないくらい見入ってしまいました。 いやあ。 1か月前からあれこれとストーリーやキャラクターを想像して既に泣いていた私で