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好きなスポーツは?フィギュアスケート観戦です。なにか?①

フィギュアスケートは私の住んでいる南国には馴染みのないスポーツ
以前に比べると、浅田真央や荒川静香、羽生結弦などの活躍でメディアで目にすることも多くなってきて知名度が広がったと思う。
私は20年以上このスポーツから目が離せない
今でもフィギュアスケート観戦が好きになった時のことを明確に覚えている。

1998年の長野オリンピック
当時、中学生だった私は日本開催の冬のオリンピックを初めてテレビで目にした。モーグルやスキージャンプ、スピードスケートのメダルラッシュに日本中が沸いているのが、同じ日本で雪の降らない島国に住んでいる私にとって、同じ日本だけど異次元の世界でのスポーツで、とても華やかでかっこよく、とても新鮮に見えていた。
当時、学校から帰宅し、夕食時間にテレビをつけると
ちょうどフィギュアスケートの中継が流れていた。

当時はフィギュアスケートといえば伊藤みどり!くらいは知っていたが、特に興味があったわけではなく、その日は男子のショートプログラムをなんとなく見ていた。
見ているうちに、選手1人1人の曲や衣装、ルックスや雰囲気、そしてジャンプやスピンが気になり、飛べた!回った!転んでヒヤヒヤ…という具合にあっという間に夢中になって食い入って見ていた。

当時、最も魅了されていた選手がフランスの「フィリップ・キャンデロロ」
今でも時々当時のフリーの三銃士をYoutubeで見る。
20年以上たってもやっぱりかっこいい。色気、迫力、エンターテイナー!
大好きな選手である。

長野オリンピックでは銅メダル。でも私の中では金メダル級のフリー。
エキシビションでは観客サービスたっぷりなとこも好感が上がる。
今では当たり前のように飛ぶ4回転ジャンプやトリプルアクセルも上位の誰かがきれいに飛べるかどうかという時代だった。
キャンデロロは4回転もなく、柔軟性や滑らかさというよりは
力強さや迫力があり、時に盛り上げ上手なストーリーの演者という感じ。


そして、当時の女子シングル金メダルが私と殆ど年齢が変わらない
アメリカの「タラ・リピンスキー」
当時15歳での金メダリスト。同世代の活躍に衝撃を受けた。
華奢な身体でぴょんぴょん難易度の高いジャンプを決めていく。
ディズニー映画のティンカーベルそのもの。

タラ・リピンスキーとメダル争いをしていたのが同じアメリカ代表ミッシェル・クワン。彼女も若干16歳。
落ち着きと10代とは思えない妖艶な演技。リピンスキーと対照的な印象のクワン。2人の同世代の戦いも熱くなって観戦していた。
いや、10代で世界の大舞台でこんな演技できるなんて!
という具合に、長野オリンピックをきっかけにフィギュアにはまっていった。
当時はテレビ録画はVHS!
テープを確保し、エキシビションを録画し、擦り切れるくらい何度も見た。
ちなみに母親も姉も見事にはまっていた。

しかし、まだ当時は日本選手の活躍がまだ今ほどではなく(長野オリンピックに高校生の荒川静香も実は出ていたのです)
テレビ中継が限られており、観戦というほど目にする機会がなかった。
それでも年に1回の全日本選手権やNHK杯をシーズンごとにしっかり追いかけるようになった。

ただ、周囲ではスポーツ観戦の話題といえば
プロ野球や高校野球、サッカー、女子バレー、という具合。
最近は、琉球ゴールデンキングスの活躍もありバスケットボールという人がすごい増えてきた。
フィギュアスケート好きは少数派なのでなかなか言いづらい。
言っても「わかる~と」共感したもらえたことはまだない。笑

またこの誰にも共感してもらえないマニアックな記憶の続きをnoteに綴ることにしよう


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