見出し画像

立命館映像展で『BOY MEETS HOME』を見てきた(2024/2/25)

2/25にTジョイ京都で上映された『BOY MEETS HOME』を見てきた。

自分は立命館卒でもなければ家族に立命の人がいるわけでもないが、この映画に推しの1人である矢口さんが出演されるというので見に行った。
(受付の名簿でも学内の人が多かったし、webアンケートでも立命館関係者でも何でもない社会人が選ぶ枠がなくて、自分が完全に想定外の客層で笑った)

本編は公式サイトから見ることができるので、興味がある人は見てほしい。


感想

  • 今まで自分が見たことがあるタイムスリップ系の作品では、大抵「未来から来た自分」という存在は確定した未来の事象として扱われていたと思う。
    この作品では未来の主人公が4人現れる。それぞれはあくまで将来の可能性の1つだ。去る時に「気になるならこの道を選んで」というように現在の主人公に選択を委ねていくのが好きだった。

  • 未来の主人公と出会った後にラーメン屋に行くのだが、現在の主人公と未来の主人公に共通する部分があったり、逆にそれぞれの未来ごとの違いがあったりする演出が凄く良かった。(3人目が滅茶苦茶予想外だったし、上手い演出だなって思った)

  • 京都で撮影されているので、大学時代に京都に住んでいた自分としてはちょっと懐かしく感じられる場所もあった。
    未来の主人公と出会う場所となった宝ヶ池駅も、そんなに頻繁にではないが数回行ったことがある。
    作中で未来の主人公に連れられて登山をするシーンがあるのだが、なんか見たことある気がするな……と思ってたら上映後の挨拶で如意ヶ嶽って言ってたのでだいたい知ってるところだった。大学生の時、よく大文字山登ってたので懐かしかった。

  • 自分自身が高校受験や大学受験などの分岐点で完全に当初の予定通りになったことはなく、各局面で色々な偶然が重なった結果の積み重ねで今の自分ができたと思っているので、そのどれか1つでも違えば今とは全く違う自分になっていたんだろうなぁと折に触れて思うことがある。
    この作品の4人の未来の主人公はそれぞれ全く違うタイプの人生を歩んでおり、きっとその分岐も小さな出来事の積み重ねで起きているんだろうなぁと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?