アートファインディング映画祭「ボールドアズ、君。」感想(2024/6/30)
今日は十三の第七藝術劇場に行って「ボールドアズ、君。」という映画を見てきた。
「僕らは勝手に救われよう」というキャッチコピーが付いているが、まさに作品に勝手に救われた経験のある自分によく刺さるストーリーだった。
また、この映画ではライブシーンがたくさんあるが、現役のミュージシャンの方が出演しているのでライブの空気感がすごく良かった。
人を救うために作られたわけではないけど、その作品に出会ったことで勝手に救われた思いを抱くというのはしばしばあることだと思う。
自分も数年前に何も楽しいと感じられなくなるところまで落ちた時に、とあるゲームに出会って楽しいという感覚を取り戻せたことがあり、あれはまさに「救われた」と思えた経験だった。
今日は映画祭での上映だったが、いつか一般公開もされると思うので、興味を持った人はその時が来たら見てみてほしい。
以下、箇条書きでの感想。ネタバレ多数。
冒頭の映画と舞台挨拶のシーン。制作のきっかけもテーマもなさすぎて「そんなので作品作れるんか!?」と思った。嘘でも良いからせめて舞台挨拶用になんか作れやと思った。司会進行も大変すぎるだろ。
ミニシアターのロケ地がまさに今日上映している第七藝術劇場で、「これ今いるところや!」ってなったのが面白かった
ミニシアターの支配人がめっちゃ良かった。ニチアサでいうところのおやっさん枠的な安心感。
村田、珠ちゃんが出たギターのコンテストを「ダサい名前のやつ」みたいなこと言ってて言い方ァ!って思ったけど実際ちょっとダサくて笑っちゃった
ギターのコンテストでなんか色々語っているオタクみたいな人がいるが、残念ながらギターが分からないのでどちらの技巧がすごいのかも分からなかった。こういうのも分かるようになりたい。
バイト先に推しがいた上に自分の弾いてみた動画巡回済みだったらそりゃぶっ倒れるわ
結衣子を探している珠ちゃんを呼び止める村田が可愛かった。(ちょっと某チワワ天使が頭をよぎった)
ライブのシーンがすごく良い。ああいう感じのライブというものに行った頃があるので、場の空気感までイメージできた。
珠ちゃんのツイート全部いいねしてる村田ヤバすぎて笑った
バイトの先輩が手に入れたチケットが偽造品で警備員に捕まった時、隙を突いて逃げた二人を追う警備員がポテチモブに足止めを食らってたところでちょっと声出して笑いそうになった
加納プスの人、状況を察して警備員を違う方向に誘導して2人を逃がそうとしたのかっこよかった。お前がナンバーワンや。
と思ったら外に逃がすんじゃなくてライブ会場の方に行ってた。流石に警備員も戻ってくるだろうし見つかるんじゃないか!?と思った。
結衣子に珠ちゃんが指名されてステージ上でギターを弾くことになる展開、結衣子自由過ぎるな…と思った。でもそれで観客も盛り上がってたのですごい。
昔からミニシアターに通っていた珠ちゃんの頑張っている姿に支配人も救われていたっていうのが良い。
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