5億円の人生

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人は生まれて死ぬまで2億円を使い

そして2億円を稼ぎ死んでゆく。

プラスマイナスで死ぬのが人生だとしたら

僕の人生は生まれた時からハードモードだった

心臓移植で5億円の寄付をもらい

みんなからの助けでなんとか生きてきた

17歳になったある日

ぼくはとても窮屈だった

ペコペコして愛想良くして

みんなからの期待に応えなければいけない

そんな人生に飽き飽きした

だから僕は旅に出た。

旅と旅行は違う

旅はここではないどこかに行くこと

旅行は目的地を決めること

旅を通して僕は何度も死にかけた

死ぬ気でお金を稼いだ

なぜかここでも

たくさんの人から助けられた

どうやらぼくは助けられる星に生まれらしい

みんな僕のことを助けてくれる

僕はある日、こう尋ねた

「なぜ助けてくれるんですか?」

するとこう答えた

「この世には優しい人と優しくない人がいるんじゃない。
助けたい奴と助けたくない奴がいる。お前は助けたくなる奴なんだ。おめでとう」

そうなのか。

みんな僕のことを助けてくれるけど

本当の意味で救われてるのは助けた側だったのか。

ならいっそのこと助けてもらいまくろう

ーーー

こうして誕生したのが新しいぼく。

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