BT12からの記録

移植後の、記録です。
なんとなく、これが最後になるかなと思って挑んだ移植でした。妊活止めるとか具体的には思ってなかったのですが、なんとなく、最後かな、と。

BT12まで、まったく症状なくBT10あたりから膣座薬の排泄と一緒にわずかに色づいた液体が出始めた。
とにかく出血が始まらないか心配でした。
もにょーって出てくる量がBT12は多かったです。

BT12 夕方、病院へ。
休みだった連れが先に来てくれていました。
採血から診察まで時間があるので、クリニックの外で二人で話をして気をまぎらわせました。ありがたや。
(クリニックは私しか入場できない)
そうこうすると連絡用PHSが鳴ります。
「natonさん、診察室のまえでお待ちください」
心なしか声色が明るい気が…気のせいか
とぼとぼと一人でクリニックに戻る。診察室横で待っていたら、すぐ中の看護師さんに呼ばれた「どうぞ！どうぞ！」とめっちゃ急かす。
なんでよー…

目の前に置かれた採血結果を見る間もなく
先生「hCGが３桁あるから薬継続するね。」
私「えっ、あっはいお願いいたします」
？？？紙に目を落とすと
hcg 127.9

いままで0.5だった私には、この数字が適切なのかわからないですが、とりあえず第一関門突破出来たのかな…

おどろいて涙も喜びもなかった。
先生もおめでとうと言わなかったし、まだ予断を許さないのだと思った。

薬が継続になり、次の週に胎嚢確認とのこと。
ピシバニールを打って帰りました。

でも、BT15あたりから座薬の色がピンク→茶ピンク→茶、みたいに出血しており、不安になり病院にTEL。来てくださいとのことで慌てて昼前に仕事を中抜けして病院へ。
「この時期の出血は良くあるよ」ということと「不安が体にも良くないことは科(化かも)学的に証明されていることだよ、ここまできたら運を天任せ、考えても仕方ないよ」と言われました。
この頃はまだ出血も少なくて納得し、ダクチル(子宮の伸縮防止薬)を夜寝る前に追加してもらって仕事に戻りました。
でも相変わらず出血(茶おり)が止まらず…
出てくると嫌なので、ゴロゴロして過ごしてます。
検査薬で確認とかはやらないようにしてるので(陽性もらったときは線が見たくてやってみましたが苦笑)とにかく祈って待ちます。
仕事行きたくない…水曜日が遠い…😱

BT17 胎嚢の確認日

血液検査するのかと思いきや、内診だけでした。
先生が超音波でぐりぐりやりながら「あ、胎嚢見えるね～」って言うけど　え　どれ？
「先生！どこ(゜Д゜≡゜Д゜)?ですか全然分かりません」と言うと、ほら、と言って画面を止めてくれました。小さな黒い穴。
胎嚢見えた！「まだ安心は出来ないからね」と釘を刺されましたが、とりあえずホッとしました。
何にも症状ないのに色付きおりものばっかり出てくるから、本当に不安だらけでした。
でもやはり他の方々よりも、おりものの量が多いらしく、流産予防のため、寝る前に抗菌座薬が追加になりました。これで治まるかな？と先生。治まりますように！
ピシバニールも注射。

BT21 (9/17)　穴に入らない！

ルテウムは座薬状になっているのでスムーズに入れられますが、抗菌座薬は円盤。しかも穴よりデカイ！
実は移植の直前まで入れていたのですが、その頃はグイグイ押し込めば良かった。今は「座薬押し込み過ぎて中を傷付け出血した疑惑」があるので、慎重に慎重に…ってやってると、発泡してくるのか穴いたいし熱い…

そして全然自覚症状もないまま、ぼんやり過ごしています。

余談ですが、家事はほとんど連れがやってくれてます。
ありがたやありがたや。

BT23 茶おりの傾向

いちおう出血の傾向は記録しておこうかなと思って(鍼の先生にも見せるので)、写メを撮っています。
気がついたこと
○茶おりは朝イチだけ
○２日に１回は濃い茶色
○シャビシャビで、あまり血の匂いはしない
病院の先生からは、鮮血か血の大きな塊が出たらまずいので来て、と言われていて(とはいえ出来ることは少ないとも言われました)、なのでここ最近は「まー出るもんはしゃーないか」な根性で生活しています。
もちろん極力、安静にはしていますが。

ついでに、最近の傾向。
○体重が３㌔減
○腹が空くと強烈(だが量は入らない)
○便通は変わらず
○立ちくらみは移植の前から継続中

BT24 心拍確認(一回目)
今日も内診で確認。
黒い丸のなかに白いものが。
「これが赤ちゃんだよ」
へええーでも動いてなくないか…？
先生がエコーのズームをかけてくれたところ、白いところがピョコピョコしていました。
「心拍もあるね」
わー…そうなのか。
感動もあるけれど、安心したのが強かったです。いてくれて良かった。
「順調だよ、今のところ」
とのことで(先生、油断も隙もないね笑)。
体重が３㌔落ちたことを話したら「栄養価は考えなくて良いから食べられるものを食べて。でも水分補給は絶対して」と。
脳出血？の危険があるとか。
そりゃいかん。気をつけます。

相変わらずの出血を洗浄してもらって、抗菌座薬が変更になりました。またいれるんかい。

BT37 連れの甘さにイライラ💢

抗菌座薬はいったん出血が収まったので(まだピンクだけど)お休み。
連れが、このご時世に私と職場が一緒は嫌だから仕事辞めるかもと急に言い始めて、バカなの？収入半減すること今やるべきじゃないでしょ？！子どもが産まれるかもしれない、これから親にもお金がかかるかもしれないのに、なんて浅はかな男なんだろう、甘ったれもいいところ。
本当に腹立たしい。
ホルモンバランスの関係か、結構早い段階から奴にはイライラが募っていたものの(風呂掃除、言われたところしかやらないとか、料理も覚えようとしないし掃除も催促しないとやらない。言われないとやらない、言うと不機嫌そう、先回りが全く出来ない！…とはいえ今は私が気持ち悪くて出来ないから家事をやってもらってるので言いづらい)我慢していましたが、そろそろ爆発しそう。
父親になる自覚なさすぎじゃないか？どんな仕事も意欲もってやらない(けど仕事はできる…ムカつく)くせに、やりたくない部署だけはハッキリ言ってくる💢なんなんこいつ？
自分が恵まれてるって分かってないらしい。
何の資格もスキルもなく転職なんて出来るわけねーだろ！！！
今は一緒に居るのが辛い。一人になりたい…

父親が入院しました。
２クール目の一回目で寝込んでしまい(副作用ではないらしい)関節が痛いと１日中寝ています。
こんな父親は一度も見たことない。
とりあえず癌の治療を休止。
今の先生が合わないので、転院しようとしたら転院先で受け入れてもらえず、担当医も変えてもらえず…結局、同じ病院の他科で原因特定とリハビリです。
元気に歩けるようになって帰って来て欲しいです。
あなたの孫は、あなたと同じ干支になりそうですよ。
私が父親の厄を払った年に子どもを産めたら、孫がお父さんの厄を払いに来ることになるよ！
早く教えてあげたいけど、聞いたら変に取ったりしないだろうか？心配です。

BT 38?  まだまだピシバニール

CRなんとかは1.4㍉。週数相当とのこと。
来週には予定日を教えてもらえそうですが、まだ予断を許さないのか『順調にいけば、ね』と念押しされる(笑)
ビビらせるねえ…
この診察でエストラーナとデュファストンは卒業。
まだ実感はない…

BT40ごろ また出血

またピンクおり復活。
もう大概の量では驚かんよ！心配だけど…
入院中の父の顔を見に病院へ。
すっこい遠い位置からの会話は難しいけど、悲壮感は消えて笑顔だった。
痛みが和らいで来たのだと思います。
良かった。
お父さん頑張れ、私もいい報告出来るように頑張るよ。待っててね。

BT41 つわりがなくなった！

急に気持ち悪さが消えた。
嬉しいけど…大丈夫かなあ…でもどうしようもかいから、受診日まで気にしないようにします。

9w2d つわり復活+予定日確定+

つわりが収まったのは3日くらいで、また気持ち悪さ復活。でも多分、一般的には楽なほうだと思う。我慢我慢。
移植前は割と意識的に口に入れるものを気にしてきたのに、今や食べれるのは味の濃いものならコンビニ飯…嗚呼。
心拍２回確認できたので、予定日が確定しました。当初の計算通り、翌5月15日。
まったく実感もなく、嬉しい！幸せ～みたいなのも全然ない。なんだこれ。
超高齢出産になるので、多分ずっとこんな感じなのでしょう。
先生は相変わらずおめでとうとは言わないし。

母子手帳を取りに行くよう指示が出たので、自治体へ。
籍を入れてなく、私の予定では出産前～出産まで入籍するつもりなので、と(きかれたので)答えると、住民課の人が飛んできて、そういうことをやると、こういう不具合があり、こういう不具合もある、とか言われる。主に共同親権を取れない故の不具合のよう。
でも私は自分の氏名で生きて死にたい。国の制度がないから仕方なく離婚するだけと言っても、子どもがいろいろ言われるとか、なんか説得されてんのかなと思うくらい色々言われた。
しかも私の住んでる自治体は離婚後住民票に『(未届)』表記が出来ない、と。
近隣の自治体は出来るよ？と言っても、うちは無理、の一点張り。田舎。田舎！！！
この件以外でも本当に対応が固いから期待はしてなかったけど、何だかやるせなくて理不尽で、苦虫を噛み潰したような顔して帰りました。

連れは、私の好きにしていいと言ってくれはしたものの、多分『普通』に入籍したままにして欲しいんだとおもう。でも私は戸籍姓が自分の名字がいい。あなたが出来ない、考えたことがなかったこと(改姓)を、私に強要しないで欲しいと、過去何度も訴えてきました。
なので反論はなかったけれど、普通がいいのは明白。連れの本当の気持ちを完全無視できない私は、この日から悩み、良く眠れなくなりました。
たった数ヶ月でも、自分の名前が変わるのが嫌なんだと思います。
でも私がそうしないと、子どもが非嫡出子になるし…仕方ないのは分かってます。
なぜ女には自分の名前で生き抜く選択権がないのだろう？変えない権利は大多数の男にしか赦されないのか…なぜ、子どもが可哀想の前に、選べない私たちは可哀想ではないのか？

いろいろ調べると、いまの政治家が癒着している宗教団体の教義と一致しているから選択的夫婦別姓が進展しないとか。保守が反対しているとか。
そんなこと、あっていいのか？
なぜ私は制度があればつくはずのない×をつけられなければならないのか？
とにかく理不尽で、怒りしか沸いてこない。

なんだか変な終わりかたですが、ここまでが私の移植～9wまでの記録です。
読んで下さった皆様、ありがとうございます。
手帳をいただけたので、一応ここまでの記録を上げました。

これで一応妊活は卒業になるのでしょうか…相変わらず不妊脳なので、あまり実感ないですが…
もし不快に思われる方は、ご自分の心を最優先に、遠慮なくフォロー外して下さいね。

最後に、おすすめしたいこと２つ。
鍼灸とウムリンはホントに効果あったと思います！
鍼灸は、血流に悩まれるかた
ウムリンは卵の質に悩まれるかた
にぜひ試していただきたいなと。