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通訳者とは

2月なのに今日の東京は最高気温が17度にもなるらしいです。
季節はずれの、という言葉がそぐわなくなるくらい、季節はどんどん前倒しになっている気がします。

今日友人のFacebook投稿で通訳者とも接し方と言うのを読んだのをきっかけに、改めて通訳者とはどのような仕事なのかと言うことを言語化していきます。

通訳というと「言語を訳すこと」だけだと思われる方もいらっしゃいますが、それであれば本当にAIツールでも充分意味の伝わるものが出てきています。

その場の空気、バランス、交渉の場なのであれば何を目的に話をするのか、時間配分、スケジュール管理に至るまで、頭の中で組み立てて調整しながら話をするようにしています。

また、知っている別の情報があれば、「これは以前聞いた話ですが追加すると」と一言付け加えてから、その情報が先方のためにもなるし、尚且つきちんと「今通訳した内容ではない」事を前置きしているので非常に親切。
これはタイ人のスーパー通訳者ガンタットーンさんの通訳を聞いている時に感じた事です。

彼のように通訳者が司会も兼務しその場を仕切れる役割を担うと、講演などの場においては非常にスムーズだと感じました。
ガンタットーンさんの同時通訳、タイ語も日本語も完璧で補足情報を織り交ぜたりなどしながら進行もし、素晴らしいの一言でした。かっこいい!

このように、相手のペースに合わせ両国の文化を理解し、事前に会社情報や業界情報を入念に調べた上で通訳に臨めることがプロフェッショナルなのかなと思います。

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