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 学園アイドルマスター、楽しすぎてワロタ。

花海咲季(姉)
花海咲季(姉)
藤田ことね
藤田ことね
藤田ことね
花海佑芽(妹)

​​ 本日追加された新ストーリーで、花海咲季(姉・主人公・佑芽が大大だ〜いすき♡)が、同級生2人とひとつ屋根の下で共同生活することが判明した。これはすなわち、花海佑芽(妹・好敵手・おねえちゃんが大大だ〜いすき♡)が姉とのイチャイチャを目撃されてしまう、あるいは妨害されてしまう可能性があるということにほかならない。恋敵!

​​ ツイッターやピクシヴに、花海咲季・佑芽姉妹がキスする画像が数十枚単位で投稿されている。
 わたしは狂人ではない! あるいは、共同幻想をみているわたしたち全員が狂っている! いずれにせよ、「姉妹のキスシーンをルームメイトに目撃される」というシチュエーションの二次創作は増加するであろうし、わたしはそれらをすべてブックマークに保存するだろう。

 うっひょお! 萌え萌えだぜ!

​​ 二次創作の機運が高まる。

​​ 先日、前々から気になっていたフォロワーさんと初めて話したのだが、そのときに激励された。わたし(筆者)は才能がある、通信大を卒業したらまた音楽批評をみせてくれ、待ってるぞ、と。ほんとうにありがたい。

​​ しかしながらわたしはその期待を裏切るかもしれない!

​​ わたしはいま、架空の美少女キャラクターがセックス寸前で宙づりになり、みずからのリビドーに懊悩しつづけるタイプのGL二次創作小説を書きたくて書きたくてしかたがないからだ!
​​ もしくは反対に、三度の飯のようにつゆだくぬっちゃぬちゃ濃厚セックスして、生理もして、意味も無く不機嫌にもなるような、日常としての性生活を描写したいかもしれない!

​​ 絵がヘタなのが今更ながら悔しい。性描写は視覚だとただうつくしいが、文章だとマジでもれなくキモいからだ。原則として文章というメディウムは、追体験に適している。だから、筆者の性癖がそのままトレースされ、脳に入り込んでくる。つまるところ、文章は記名的すぎる。匿名にはなれない。
​​ しかしわたしには文章しかない。限界の見え透いているメディウムでなんとかやっていくしかないのだ。


 とある作家が過去イベントで「リア充はリビドーに葛藤がない、非モテはリビドーに罪悪感がある」「性欲は相手を動物やモノとしてみること。相手を人間としてみてしまう倫理観こそが非モテの根源」ということを述べていたらしい。

 絶対的に、ただしい。

 マッチングアプリでスイスイセックスし、スイスイそのときどきの趣味仲間を作り、スイスイ人間関係を断ち切っていく、インスタントな人間関係のほうがとても効率が良いし、生き方が上手だ。

そもそも「恋愛=善」「性=悪」という二分法がきわめて童貞臭い。

 私だ!

 付き合って1年、出会って1年半経っているのにキスすらしておらず(というか拒まれた)、それにより抑圧されたリビドーがカラメルソースのようにふつふつと煮つめられていく。
 しかし彼女パートナーはわたしをどうでもよい存在だと思っているわけではないらしく、手作りクッキーを4種類(!?)も焼いてくれたりもする。なんなんだ、これは?

 童貞臭さが温存されている!

 これはアメリカ政府の策略だ。

 初めての恋愛がこの調子なので、今後もこれが基準になるだろうし、死ぬまで一生童貞の精神性が貫かれるだろう。

 三島由紀夫も、みずからのセクシュアリティの葛藤こそがエネルギー源だった。


 MBTI診断をしたら、MSMY(三島由紀夫)だった。

 というかそもそも、『仮面の告白』のラストシーンを読んで、「こうはなりたくない」と思ったから彼女パートナーに告白したのだった。

 わたしは三島由紀夫だ!



 とある読書会で、『リコリス・リコイル』を声を荒げてディスりまくっているひとがいて笑った。禿同(死後)。あの作品は、テロをフィクションとして描く責任から逃げた。

 「彼女パートナーが『輪るピングドラム』好きって言ってたの、日記さんのセンスに合わせてくれてるんじゃないですか?」といわれた。
 なるほど。しかし、疑えばきりがないので、素直に喜んでおくとする。それこそ、以前はマイナスな疑いを積み重ねすぎて自滅したこともあるし。

 学園アイドルマスターのキャラデザ、藤田ことね以外は保守的という指摘があった。そう思う。脚本家に『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の伏見つかさ先生を起用しているのもまさに、2010年代初頭を反復する態度表明にほかならない。
 話題作のオープニングテーマがすべてClariSだった時代。


 何事も気にしすぎるとかえって墓穴を掘るので、考えすぎないほうがいい。


 

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