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10/1 23:56

 通信大のつながりで、還暦超えたプログレおじさんとカルチャー話をした。思いの外楽しかった。
通信大OBで、通信大SNSでいろんなひとに絡んでいるらしい。だが、「ブロックされたり」「避けられたり」「トラブルに巻き込まれたり」と、どうにも災難に合いがちらしい。「そういうひとを引きつけがちな性格なんですかね」らしい。

 おじさんの悲哀を感じた。
 わたしは気に入られた。「おもしろい人」だと。そりゃそうだよ。おまえよりずっとそうだ。おまえは25歳のころ、40歳上の人間と会話できたか? しかも芸術のことを。

 フツーに貴重な体験でワロタ。

 彼はわたしの父親より年上で、性格的にうーんって思うところも多々あって、だとしても「プログレ」「タルコフスキー」「柄谷行人」「スターリン」「山塚アイ」とかの固有名詞をつないで、3時間楽しげに会話ができた。
 ふしぎな感情だ。感謝はするが二度と喋りたくない。楽しかったが二度と喋りたくない。

 おじさんの悲哀。
 おじさんはわたしに愚痴も言ってたし、応援もしてくれた。慕ってもくれた。
 おじさんは寂しいんだ。寂しいけど構われる方法がわからないから、言語のぶつかりおじさんになるしかないんだ。

 将来、わたしもああなるのかな。
 「クソリプ」「パターナリズム」でしか会話ができない。

 その直後、お口直しにフォロワーと通話した。哲学や思想好きなひとが多かったので、そちらの会話はぐんぐん加速した。彼らも一般から比較したらクセの強い人間だと思うが、還暦プログレおじさんよりずっと優しかった。

 みんな、好きなこと好きといったほうがいい。
 男性は年老いていくと不器用さゆえにだんだん、「指摘」「批判」「アドバイス」でしか他人に声をかけられなくなる。
 言葉のぶつかりおじさんに、なる。

 クソリプの多くは「寂しい」の言い損じ。

10/2 00:11

 やはりわたしはイキ告を擁護する。不器用でも、「好き」なものを「好き」とはっきり言えるひとがいい。そうじゃないと、あなたも、言葉のぶつかりおじさんになる。

10/2 00:14

【速報】
今回の経験を経て
〈ふわふわ地獄〉が進化

〈ふわふわ地獄〉──そして博愛は加速する。
へと……

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