ペスト後のルネサンス
「ペスト後のルネサンス」についてずっと考えていたんです。
じつはムズカシイことはよくわからんのです。
僕は頭悪いんで。頭悪い系オジサンなので。
ペストとルネサンスは関係ねえだろ、「ペストが封建体制を崩壊させた」んじゃないよ、ペスト大流行前から封建体制は崩壊しかけてたじゃないのよ。という向きもあると思います。
「コロナとペストを一緒にすんじゃねえよ」と言われる向きもあると思います。
まあ、そういうことかもしれません。
でも、社会の状況が変わるという意味では似ているような近いような感じだと思ってるんです。
地球が回ってる以上は、生き物が生きている以上は、なんらかの変化で状況は大きくも小さくも変わっていくんですよね。
いま只中のコロナ禍という状況もまあ、変化だと感じてるんです。
じゃあコロナが落ち着いたあと、いわゆる“アフターコロナ”において“ルネサンス的な何か“が興るのかなあとか、そういうことばかりを考えてます。
じゃあ誰が“ルネサンス的な何か”を起こしていくんでしょうか、単純な条件としてはコロナ禍を凌いで生き残った人ということになります。
あと、
コロナ禍でも文句を言わずに自分の仕事を工夫して状況の変化に対応した人だと思うんです。もひとつ付け加えるなら若い人というところでしょうか。
というのも、
SNSとか身近に見るオッサンたち、みんな文句言ってるんですよね。いきり立つオッサンたち。
補償をしろ!金を出せ!国が悪い!政治が悪い!
まあまあ、誰かのせいにしたいという気持ちもわかりますよ、ストレスフルな状況が長く続くとね。
あと、付け加えておくと生活が困窮している人への補助は必要だと思ってます。念の為。
普通に資産を持ってて生活にも困らないような人が
補償をしろ!金を出せ!国が悪い!政治が悪い!
と叫んでるのはちょっとすごいなあと思います。
叫んでる人ほどコロナ禍という状況の変化の中で変化に対応できていない人たちに見受けられます。
状況が変わっても何の努力もしたくない!
自分は変化に対応なんてしない!
何があっても自分の生活は保証しろ!
資産は持ってるが1円たりとも損したくない!
完全な驕りですね。
状況が変わったのに、自分を変えられない人たち。
自分が変われないことを棚に上げて
こういうオッサンたちって、“アフターコロナ”に興るかも知れない“ルネサンス的な何か“を全力で邪魔してくると思います。
変化に対応できないオッサンたちって、コロナ前の社会における「既得権益層」なわけですから。
既得権益とは言っても、自分で築いたものな場合もありますが、それでも状況の変化に対応できなかったら、コロナであろうがなかろうが淘汰されていくんですよね。
「あのラーメン屋潰れたね」
「ああ、客の好みの変化に対応できなかったからね」
と、
「あのラーメン屋潰れたね」
「社会状況の変化に対応できなかったからね」
と書くと「一緒にするな!」と怒られるでしょうか。
でも、まあ、変われない人たちってコロナの有無に関係なく時代に淘汰されていくんですよね。
積み上げてきたものが崩れていくのを目の当たりにするのは耐えられない辛さがあると思います。
絶望の中で何も手を打てない悲しさ、無力感の中で眠れぬ夜を過ごしている人もいると思います。
僕も過去に何度も一文無しになって、何を食っても砂を噛んでいるような感覚で消えて無くなりたいと何度も思いました。
本当に気持ちはよくわかります。
でも一方で、大丈夫、若い人たちが新しい時代を築いてくれるから、という希望も持っています。
状況が変化すれば、環境が一変すればプレイヤーはチェンジしていくものです。
自分を変えられない人たち、努力もしたくないし、1円も損したくないオッサンたちに変わって、若い人たちが新しい社会を築いてくれるでしょう。
若い人たち(20代〜30代)を見てると、みんなコロナ前と変わらずやってる。そりゃあ若けりゃ結婚してねえだろ子供いねえだろ責任ねえだろとかそういう向きもあるかも知れない。
でも、そんなことないですよ。若い人たちはしっかりしてますから。
僕、オッサンなんでね、ほんとうは「文句ばっか言ってるオッサンたち」の肩を持ちたいんですけどね、どうもこの度はオッサンを支持できないんですよね。
“アフターコロナ”に興るかも知れない“ルネサンス的な何か“
楽しみにしてます。
最後に
僕はつまらぬオッサンなんだけど、コロナ禍でいろいろ実験してましたのでちょっとあげておきます。
皆さんご安全に。
では。
これからも「唯一無二のプロダクト、唯一無二の体験」を作っていきます!応援よろしくお願いいたします!!