暇空茜住民監査結果とColabo弁護団の誤魔化し
暇空茜氏の都へのColaboに関する住民監査請求の結果が正式に公表されましたが、その理解を誤魔化す論法があるので。
暇空茜住民監査結果とColabo弁護団の誤魔化し
https://twitter.com/colabo_official/status/1610510654313762816
Colabo弁護団は「その主張の大半は監査委員によって退けられました」などと書いています。
ここに誤魔化しがあるわけです。
「その主張」とは、暇空氏が住民監査請求において主張した内容です。
が、報告書で指摘されている都側の問題(監査請求は都に対して行う)は、それだけではありませんし、もちろんColabo側が何らの作業を行わずに済む話にはなっていません。
委託事業の経費として計上するに当たり不適切/妥当性が疑われるもの
暇空氏の請求のうち、「税理士、社労士報酬を本件委託料に含めるべきではない」とする請求の一部に理由があるとした次の項で、以下記述しています。
で、これらの点の割合が相当数あるわけです。人件費、法定福利費、領収書、事業実績額の内訳の記載、履行確認、給食費、宿泊支援費など。
それは実はColabo弁護団側も認識しており、「【弁護団声明】東京都に対する住民監査請求結果について」においては都からの不適切/妥当性が疑われる事例についても触れています。これはSNSでは画像のみでツイート本文には記載されていないものです。
この項目9番はこれだけではなく、指摘された事項について一つ一つ主張しており、全体の文章の中で最も文量を割いています。
この部分があるにもかかわらず、「その主張の大半は監査委員によって退けられました」等と言い続けるというのは、SNSを使った認識誘導でしょう。
税金の使途にこれだけダメだしをされて(直接には都の福祉保健局に対してだが、間接的にColabo側の処理についても言及している形になっている)、これだけ開き直った態度というのは不思議です。
もちろん、この結果も不十分である、というのが暇空氏の指摘であり、報告書中の「表3」の数字が本当に正しいものなのかが疑われているところです。
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