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言語習得と筋トレは同じ?

こんにちは🌿

最近、色んな英語学習系、ワーホリ系noteの記事をちょくちょく拝見して、アイディアをのぞくのがちょっとした日々の楽しみです。素敵な記事があふれていて、読む専門になりかけてしまっているのでお久しぶりの更新になりました。

今回の記事のテーマは言語習得と筋トレ。
もう忘れてしまったのですが、昔どこかで誰かが言っていた気がする、この言語学習と筋トレに関するある考え方がすごく好きで内容だけずっと覚えています。

簡単にまとめると、言語習得に近道はなくて、日々の積み重ねが大切。1ヶ月単位で学習の習慣に慣れ始め、できることが少しずつ増えいき、半年〜1年単位である程度の成果を感じられる。そして何もしない分だけ言語は衰えるし、取り組んだ分だけ成長する。

これを筋トレに例えると分かりやすいです。

筋トレを始めて1、2週間はきついけど、1ヶ月後には体が慣れる。慣れた頃に少しずつメニューや時間を増やす。3ヶ月後には変化が見えるようになって、半年後くらいから周りが変化に気づき始める。1年経つと筋肉の成長がはっきりと分かる。筋トレをやめれば筋肉は減るし、同じことを続ければ維持できる。負荷を増やしたりメニューを変えて筋肉をさらに大きくすることもできる。

言語学習者として、そして筋トレが趣味(といってもYoutubeを参考に宅トレ)の私はこの表現がとてもしっくりきました。

スポーツでもきっと同じことが言えるんじゃないかなと思います。

1週間筋トレをして、ムキムキになれたら誰もジムに通い続けないと思うし、初心者がスポーツを始めてすぐ試合で活躍できたら日々の練習はいらないですよね。

言語習得も脳の筋トレです。

そもそもなぜこの考え方を今回書こうと思ったのか。オーストリアにワーホリで来て、この考えを思い出す場面がちょくちょくありました。オーストラリアで、英語習得のためにワーホリに来たという方に多く出会って話をしたときにたまに聞かれるのが「どうやって英語を話せるようになったか」、そして「はやく上達するにはどうしたらいいか」。筋トレ論の出番です。

基本真面目に話すのが苦手なので、人と話すときはゆるーくなってしまうんですが、こんな感じで質問に対して個人的考えを話しています。

勉強法自体は、何を伸ばしたいかによりますが、英語の基礎がある程度できている前提で、英会話ならYoutubeやNetflixでドキュメンタリーやドラマを見て会話を真似したり、誰かと英語で話す機会を増やしたり、とにかく聞いて話す時間を増やす。という今までいろんな英語系ブロガーやユーチューバーだったりが言うことと同じになるので、あまり詳しくはここでは書かないですが、無料でできる勉強法は今の時代いくらでもあるので、まずはなんでも試して、楽しく続けることができたらいいんじゃないでしょうか。

私は今のレベルまで話せるようになるのに、真面目に英語を頑張ろうと決めた高校時代から数えて10年くらいかかってますし、その間日常的に英語を使っていたり、英語を使わなくなった期間や学習自体しなくなった時期もあります。続ける習慣ができてから、結果が後からついてきました。なのですぐに効果が出る勉強法も分からないです。

そして確実に言えるのは、簡単ではなかったこと。たくさんの時間をかけて、コツコツと続けてここまで来たこと。なので、個人的に言語習得に近道なんてなくて、基本遠回りだと思っています。

そして終わりがないからこそ、続けることが大切だと思っています。

やっぱり、言語習得は筋トレです。

私もまだまだ自分の目標とするレベルに到達していなくて、だからこそ日々苦手なオーストラリア英語のポッドキャストを聞いたり、ドラマを観たり(ドラマはどうしてもアメリカの作品が好きなのでそっちばかり)、地域のフリーペーパーを読んだりして、家から出ない一人時間でも毎日英語に触れる時間を作っています。

一生かけて続けるものだから、疲れたらたまにはなまらない程度にサボって、コツコツ楽しくいつまでも続けていけたらいいなあと、考えています。

言語学習者のみなさん、終わりなき言語の旅を楽しみましょう🌿


Natti



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