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読書感想文たち

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感想とは書きたいことを書けばいいのだよと小学生の頃の私に伝えたい。
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2023年1月の記事一覧

「そばかす」/映画感想

方言が地元と似てるなあと思ってたら、履歴書にばっちり地元の住所書いてあって嬉しくなりました。 恋愛感情がないって意味わからんってなるかもだけど、割と誰でも共感しうる場合もあると思います。 お見合いの人と仲良くなったけど、結局好きになられちゃった所とか。 友達だと思ってたのに!って別に女性なら体験割とありますよね。 あれどっちもしんどいですよね。好きになっちゃった側もなられちゃった側も。劇中でどっちも謝ってましたからそういうことです。 ああいうのすごい嫌です。難しいから。

雑に扱われる,扱う・自己投影する「愛がなんだ」/映画感想

マモルのことが好きなテルコ テルコを雑に扱うマモル すみれのことが好きなマモル  葉子のことが好きなナカハラ ナカハラを雑に扱う葉子 好きな人に対する態度は、テルコとマモルは同じ 好かれている人に対する態度は、マモルと葉子は同じ 好きな人に雑に扱われているナカハラに自己投影するテルコ 雑に扱われる・雑に扱う・自己投影する 雑に扱われる苦しさ 雑に扱う弱さ 自己投影して吐き出したい気持ち この三つが私の体験ベースで心が痛くなった登場人物の感情だ。 雑に扱われる苦しさ

普通に生きたい願望のすれ違い。「糸」/映画感想

”普通”に生きたい願望を感じるシーンが多かった。 葵は子供の頃は虐待にあうことなく、普通に生きたかった。 蓮は妻と死別することなく、普通に生きたかった。 幼馴染の竹原は妻が精神異常になることなく、普通に生きたかった。 また、主人公とヒロインはお互いが何度も何度もすれ違う。 観てる側は非常にもどかしい気持ちになる。 最後に一緒になれるハッピーエンドだからいいんだけどね。 そんなこんなで、葵と蓮の劇中の物理的なすれ違い(あと数秒・あと数メートル)の他に、”普通”に生きたい願望

生きがいを無理に作るあなたへ「死にがいを求めて生きているの」/読書感想

上記の文章を元に、以下の読書感想文は始まっている。 解説でもこの文章が取り上げられていて、私も小説を読む力が向上したのか?と少し思った。 わたしのものさしの使い方「君がいいなら、それでいいんだよ」 人生の中で、何度言われ、何度言っただろうか。本当によく聞く。 あなたのものさしで決めればいいのよと。 この言葉は、”他者評価地獄からの解放”を意味するだろうか。 「そうか、周りのことなんか気にしなくていいのね!」と。 それとも、”自己評価地獄への入口”を意味するだろうか。 「