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名文today_105『古くてあたらしい仕事』

ここでいう「あたらしさ」というのは「最新」という意味ではない。
そうではなくて、いまの時代に忘れられがちなもの、いまの時代に光があたっていないものが、ある日ふと新鮮なものとしてこの目にうつる。
その意味では、どんなに古い、どんなにマイナーなものでも、あたらしいものになりうる可能性を秘めているのであり、それがつまり、ぼくの仕事だ。

『古くてあたらしい仕事』島田潤一郎 2019年 新潮社


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