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内発と自律のすゝめ

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【概要】SDGs大賞を受賞した北海道下川町で役場職員、NPO法人ファウンダー、議会議員、2児の父と様々な立ち位置を経験してきた奈須憲一郎が硬軟織り交ぜて記します。【想定している読…
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#自己マスタリー

小さな成果が自信を育て、見える景色も変わるはず

一期学舎での自習のはじめに、今日の目標的なものをポストイットに書いて貼り出してもらっているのですが 先週は「化合物」という言葉が重なっていたので聞いてみたところ、小テストがあるとのこと。 「こんなの覚えられない〜」という悲鳴も聞こえてきます。 機械的に暗記するのは非効率なので、原子と分子をテーマにしたボードゲームを引っ張り出してきて(なにしろ下川共室は入り口がボードゲームショップになっているのでボードゲームは売るほどあります) 記憶の手がかりになる基本的な考え方を伝え

なりたい職業は、ありたい自分への入り口

一期学舎では、ありたい自分に近づいていくこと(自己マスタリー)の支援を活動の柱にしています。 「自己マスタリー」シートを開発し、このシートを起点に個人ビジョンや今の現実などにアプローチします。 スタートした下川自習室では、自己マスタリー支援の手始めに、将来の夢などについて聞き取りをしています。 聞き取りの最初に出てくる職業などを入り口に なぜその職業なのか、動機は何か その職業をどう理解しているか その職業のどこに喜びを感じると思うか  モノづくりなどの行為その

『あなたの人生』という名のボードゲームは、ゴールを設定することで動き始める

一期学舎の活動に関わってくれるチームで自己マスタリー練習をしました。 その時に使ったワークシート2枚のうちの1枚がこちら。 一期学舎の活動の中でボードゲームを活用していくこともあり、ゲームから着想を得て開発しました。 ゲームで遊ぶ時、最初に自分のキャラクターの初期設定をすることがありますよね。 今回は、初期設定ではなく、逆にゲームのゴールにたどり着いた時の設定を考えてみることから始めました。 そして、そのゲームは、自分の人生をテーマにしたゲーム。 自分の人生をテー

奈須憲一郎プロフィール

▼奈須 憲一郎(なす けんいちろう)プロフィール*2022年1月23日現在 1973年、名古屋市生まれ。高校の卒業文集の将来の夢に「SAVE THE EARTH」を掲載。環境問題を学びたいと北海道大学へ進学。 1999年、修士論文『地域の内発的発展における「新住民」の果たす役割ー北海道下川町を事例としてー』を執筆、北海道大学大学院農学研究科修士課程林学専攻を修了。「持続可能な社会のコンパクトなモデルを創造する」をミッションに修士論文の調査を通じてご縁をいただいた下川町役場