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は ん な り シ ャ ド ウ バ ー ス

はじめに

こちらはゆーみん (@sansation614) さんのアドベントカレンダー2023の企画記事となっています。
リンクからほかの方の記事も読めるのでぜひ。

はじめましての方ははじめまして。なすちゃ。と申します。
普段はアマチュアチームである『RiV』に所属し、いわゆる競技勢としてシャドウバースを楽しんでいます。

しかし、楽しいシャドウバースにも理不尽なことがたくさんあります。

キーカードの欠損、相手のぶん回り、煽り…などなど。
ついつい「運だけじゃねえかおい!」とか「おもんね~~」とか毒づいてしまいます。
チームのボイスチャットでそんな立ち回りをしてしまうとやや空気が悪くなることもしばしば。


そんなある日。書店に立ち寄った際、こんな本を見つけました。

京都人の「イケズ」なコミュニケーションをテーマに、日常のむかつきや嫌味をはっきり"NO"と言わずにうまく伝えるにはどうしたらいいかということが本書には書かれています。

例えば
Q.無理な依頼を断りたいとき 

A.うれしいですけど、もっと合ってる方を探しましょう
と、伝える。

みたいに、やんわりと嫌みを言ったり否定をする例文が載っています。

京都人のコミュニケーションでいえば「ぶぶ漬け」の話なんかも有名ですよね。


本書は基本的に人間関係をうまく作れるような伝え方のテクニックが書かれていますが、僕は「毒を粋かつユーモラスに伝える」というところにとても興味が湧きました。

嫌味も嘆きもイライラもつい直接的な表現をしてしまいますが、それをユーモアに変えることができればもっと楽しくシャドウバースをできるかもしれない!と考えたのです。


こんな時どんな表現をすればいいのか

アンケートを取りました

シャドバでイライラすることはしょっちゅうありますが、具体的にどんな時にイライラしているかなぜかうまく思い出せません。
この現象にはまだ名前はついていませんが、「シャドバをしていると恒常的にイライラしていること」が原因だと推理しています。


ということでアンケートを作りました。

みなさんの拡散のおかげでたくさんの回答が集まりました。ありがとうございます。


皆さんにした質問はこの2つです。

Q1の選択肢が少ないとクレームが来た。

Q1で最も票を集めたのは「自身のプレイングミス(全体の約37%)」、次いで「相手のぶん回り(全体の約35%)」でした。
それ以下は上から順に「キーカードの欠損(29%)」、「遅延(28%)」、「イラっとすることはあまりない、もしくはこの選択肢にはない(25%)」、「過剰なエモート(13%)」という結果になりました。

どの選択肢も過半数を超えることなく、回答がバラけていたというのが結果をみた第一印象でした。
人によってイラっとする場面は違うようです。当たり前ですが。


まあでもぶっちゃけQ1は今回の記事には必要ないです。

Q2で答えていただいた事例をもとに、「こんなイラっとする場面で自分はどんな言葉を使えばいいのか」というのを考えていきましょう。


事例1『対面が明らかに下手なのに負けてしまったとき』

Q2でかなり多かったニュアンスのものです。

相手の手札が見えていないのにも関わらず透けて見える相手のミスがあったにも関わらず負けてしまうのかなりムカつきますよね。

実力差だけでなく運も大きな勝敗の分かれ道となるのはシャドバにおいていいところでもありストレスの源にもなるのです。


さてそんなときどんな表現をすればいいのか。
みなさんも考えてみましょう。

















答えは「独創的なプレイですね。」

です。

「下手」と否定するのではなく「自分では考えつくことができなかった」という観点を重視して相手に伝えてみるのがいいでしょう。


ただ、その答え一辺倒では「芸のない人」だと思われてしまうので、ミスの種類で伝え方を変えるのがいいかと思います。

例えば対面がリーサルを逃していたときには


「あなたと長く試合ができてうれしいです。」


と伝えましょう。



…………



めっちゃくちゃ煽ってんなコレ…



どうやら対人関係における「エレガントな毒」は舞台がゲームになると「猛毒」になってしまうようです。
はじめに紹介した本内容が本当に面白く興味深い内容だっただけに僕のせいで格が落ちてしまうのはいけません。

次の事例から挽回していきましょう。


事例2『自分はキーカードを引けないのに相手はキーカードを引けている』

ミラーでよくあるヤツです。

運の差が明確に見えてしまうと、引けてた世界線がついチラついてしまってストレスですよね。

そんなときは


「好感度アップのイベントサボってたかもしれません…」


です。

シャドバはソシャゲです。
ソシャゲあるあるを用いたオタクのユーモアもまた一興ですね。


事例3『デッキリストのスクショにQRコードが表示されてない』

これは本当になんで表示しないんですか????

デフォルトで表示させる設定もあるし、左上をクリックするだけでいいのにわざわざ隠す理由もわかりません。


こういうのはちゃんと伝えた方がいいと僕は思います。

ただし、言葉が強くなりすぎてはいけないので


「いいリストですね!すぐにでも使いたいのでQRコードを表示したものもあると助かります!」


と、まず「使いたいリストであること」を伝えてからお願いする形が双方気持ちよくことを運べるかと思います。


事例4『ものすごくエモートが飛んでくる』

これもよくあるヤツですね。

リーサルターンや自分のミスを勘付かれたときの煽りエモートから、動機不明の1ターン目から始まる三連エモートまで様々です。


そんなときは

「エモートをオフにしておく」

です。


次行きましょう。


事例5『難しいターンのプレイ指摘』

チームに入っている人は経験したことがあるかもしれません。

シャドウバースを共有している際に、試合中かつ難しいターンなのにも関わらず共有を見ている人があれこれ指摘してくるという場面です。

自分で考えた択とごちゃごちゃになってしまい、本来できたプレイができなかったり考えがうまくまとまらなくなってしまう原因にもなります。


こういうときこそ表現の仕方が大事ですよね。

プレイ指摘は(もちろん言い方や内容にもよりますが)プレイの成長には欠かせないものとなります。
その有難さというのはしっかり伝えないといけません。

ですので


「後でじっくり聞きたいのでこの試合終わったらリプレイに付き合ってもらってもいいですか?」


などと伝えましょう。

この事例は相手の行動そのものではなく状況が悪いものなので、指摘していること自体は否定せず「今ではない」ということをやんわり伝えるのがはんなりにつながります。


事例6『自分がプレイングミスをしてしまったとき』

Q1で最も票を集めたヤツですね。
悔しさからついつい嘆きやネガティブな言葉が出てしまいます。

しかし、自分に対してやんわり伝えたところでそれは自分の言葉なので本心が丸見えです。
はんなりさせた意味がありません。

ですので


「下手ですね~~」


と直接言ってやりましょう。


そのミスはやがて自分の成長に繋がるョ、、、!


実践編

と、ここまで事例をいくつか挙げてきました。

口先だけではいくらでも言えます。
なので実際のシャドウバースでリアルタイムできちんとはんなりできるかどうかを確かめてみます。

しかし、ただ単に仲のいい人とシャドウバースをしていると楽しくなってしまうだけなので、罰ゲームを設けお互いに「負けられない」というプレッシャーのもと試合をすることにしました。


ルール

  • ローテーションBo3、オールスター2PickBo3、クロスオーバーBo3をそれぞれ行い2勝した方が勝ち

  • 試合中VCは常にオンにしておく(この際僕は直接的な罵倒や嘆きなどをしてはいけない)

  • 負けた方は罰ゲームとして激辛のペヤングを食べる


協力者

対戦相手
・Beriaさん( https://x.com/Beria33641095?s=20
RiVのチームメンバー。
「激辛ペヤングは絶対に食べたくない」と意気込んでいた。

見届け人(ガヤ)
・ナロナさん( https://x.com/narona_tron?s=20
RiVのチームメンバー。
生粋の関西人なので今回の企画にピッタリ。


当然僕も激辛ペヤングは食べたくありません。
お互い負けられない状況です。プレッシャーがかかります。

試合を始める前にルール説明をしたらBeriaさんから「俺はなすちゃを煽りながら戦っていいの?」と恐ろしいことを聞かれました。
彼も本気のようです。(もちろんBeriaさんは煽りOK)


それでは…


バトル!シャドウバース!


クロスオーバー

厳正なる抽選(ルーレット)の結果まずクロスオーバーで勝負することになりました。
次の試合から負けた方が対戦するルールを決定することができます。


Bo3の初戦は僕は進化軸のヴァンパイアエルフ、Beriaさんも同じく進化軸でしたがこちらはネメシスビショップでした。

早速事件が起こります。

転輪~~~!怒

Beriaさんが順調に進化を稼ぎ、大鎌まで置いてきた一方でただでさえ重い手札におかわりの転輪の魔神を引いてしまいました。


なすちゃ「あぁ~~~!この目立ちたがり屋さんめ!!!


ギリギリはんなりさせることに成功。
たとえカードに対してもでも直接的な否定はよくないのです。


しかしはんなりも虚しく、順当にシンを投げられて初戦は負け。

アンタニタ(5tにも一枚出してる)のおかげでまだ手札にはシンとアリスが3枚ずつあったと伝えられ絶望してしまいました。


なすちゃ「目立ちたがり屋さんめ…」


あまりの完敗に同じ語彙でしか喋れません。

この後結晶を軸としたビショップロイヤルで1回運よく勝ちましたが、3試合目はなんの見どころもなく負けてしまいました。


Beria「よしよし…ここは負けられなかったからな…」


実はBeriaさんはJCGのクロスオーバー大会に向けて調整をしており研究量や練度で僕とはかなり差があったのです。
知ったうえで「運よく勝てたりしねえかな…」なんて甘い考えをしていましたが無駄だったようです。

このBo3では「目立ちたがり屋さん」しか言えませんでした。


オールスター2Pick

クロスオーバーで負けてしまった僕は次の対戦にオールスター2Pickを選択しました。
特に自信とかがあるわけではありませんが、グランプリで5回中1回だけ5勝したことがあります。


初戦に僕が選んだのはエルフ。Beriaさんはウィッチを選択。
僕のピック内容としてはカーバンクルとラティカをピックできて上々でした。

しかしやっぱり事件が起こります。

なすちゃ「やっべ!ミスった!!!!

はんなり失敗。
その様子を見ていたナロナさんも「そのプレイ絶対アカンやんww」と追い打ちをかけます。


フィニッシャーであるラティカをバウンスできず盤面に放置してしまうとんでもないミスをしてしまいました。


Beriaさんは隙を逃さずミデロで大量展開をします。

これを返せず負け。もう後がありません。


2戦目は本命のエルフが提示されなかったのでウィッチを選択。
負けられないのでじっくりピックをします。


しっかり時間をかけて30枚ピックし終えたところ

ん?

なすちゃ「おっっそ!!!

はんなり大失敗。
見ていたナロナさんも「直接的な罵倒やん」と指導を言い渡します。


これには反省しつつも、2戦目はなんとか勝つことができました。


しかし状況はあまり変わってません。もう負けることは許されないのです。

3戦目は本命であるエルフも提示され、完成したデッキもカーバンクルラティカだけでなくアリアまでピックできた最高のものとなりました。

あとは対戦するだけ…

なすちゃ「おせぇって!!!

またまたはんなり大失敗。
同じ状況すぎてさすがにツッコまざるを得ません。

Beriaさんから「こっちも負けらないんだよ!」と至極真っ当な返事をされました。


対戦の方はさすがにこっちのデッキが強すぎたためスーパームーブを決めて勝つことができました。

これでお互いに1勝ずつ。最終戦にもつれ込みます。

つよい


なすちゃ「Beriaさんとの対戦が楽しいから、1試合でも多くできるようになってよかった!

これははんなり成功な気がします。


Beria「許せねえな…」

失敗だったようです。


ローテーション

最後はもちろんローテーション。
同じチームということもありなんとなくお互いが使うデッキは知っています。

僕はマガチヨと秘術の2デッキを選択。
正直これ以外あんまり自信がありません。

Beriaさんが選んだクラスはウィッチとビショップ。今環境のBo3ではかなり丸い持ち込みです。


1戦目は僕はミラー覚悟でウィッチを選択しましたが、Beriaさんはそれに合わせて有利対面である回復ビショップを選択します。


なすちゃ「、、、」

Beria「、、、」


2人とも勝敗が決する時が近づき企画内容を忘れてガチ集中モードになってます。

!!!!

ここに来てBeriaさん痛恨のエルヴィーラ欠損。

なすちゃ「よしよしよしよし!」

もう企画を完全に忘れています。


そのあともエルヴィーラをなかなか引き込むことができず、初戦はなすちゃに軍配が上がりました。



Beria「許せないことが多すぎるなぁ…この世の中…



追い詰められたBeriaさんが世の中に対して怒りを表していました。


さあ残り1勝になりました。
秘術ウィッチに対して大きく不利を取るマガチヨエルフにとって、試行回数が2回できたことは非常に大きいです。

Beriaさんが選択したのは有利対面であるウィッチではなくビショップ。ここで勝たなきゃいけないぞとこちらにプレッシャーを与えに来ます。

なすちゃ「お宅のエージェント(諜報員)働き者ですね!!

思い出したかのようにはんなりさせます。

ピン刺しの漆黒の使途を引けないと負けのこの場面。なんとしても引かねばなりません。

なすちゃ「引けねぇ~~~!!!!!

Beria「よしよしよしよし!!」

ぜんぜん企画をやろうとしてません。


さてローテーションでも1-1。結局9戦することになりました。

ローテーションに入ってからお互いあまり喋ってません。
もう普通にシャドウバースをしています。


勝敗はいかに…!







#なすちゃWIN


Beria「無理だろそんなん…」


なすちゃ「…」







「すまん!」


はんなり失敗。


検証結果

ふつうにシャドウバースをしてしまう。


最後に

アドカレの記事の中でもかなり長かった方かと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

アドカレ参加は2年連続となりましたが、今回の記事はたくさんの方に協力していただいたためとても感謝しています。
おかげでいい記事になりました。うーん、なったと”思います”。

感想はぜひ言ってください。自分じゃいいのか悪いのかわからんので。
できればいい方ください!!!!

ではまたどこかでお会いしましょう。

おまけ


保険も十分

罰ゲームはその日のうちに実行していました。

※辛さが足りない等の意見は受け付けておりません。

では。

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