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もうすぐシーズン開幕! #BPLS2 IIDXの順位を勝手に予想してみる

BPLS2のIIDXシーズン開幕がいよいよ再来週に迫ろうとしている。
(正確に言うと試合の収録が再来週スタートで、放映は来月末から)
今回は筆者がドラフト結果や最近の状況を見て勝手に順位を予想してみようという内容である。
noteはあとから編集可能なのでこの記事が完全な証拠になるわけではないが、予想が当たればデカい顔ができるし、外れれば笑い種にできるので、そういう意味でも現時点の印象を書き記しておこうと思う。
ちなみに筆者はBEMANI歴は10年ちょっと位、弐寺はSP十段である。

注意書き

  • 主観に基づく身勝手な予想なので、見当違いなことがあっても怒らないでください……プロ野球シーズン前の順位予想ぐらいの気持ちで見てください。

  • プロ選手の方々を貶める意図は一切ございません。

  • レギュラーシーズン7試合のうち、指定A(大将戦がLv12)と指定B(大将戦がLv11)が5:2であるという前提に基づきます。
    (指定Aが4試合以下だと大将戦にすべて同じ人が出られることになるので、それは無さそうだという観点からの予想)

  • クオーターファイナルはレギュラーシーズンの3位vs6位、4位vs5位で行われるという前提に基づきます。

  • その他公開されていないルールは筆者の想像による補完に基づきます。
    (試合を見る側もルールに不明点があるとモヤモヤするので、KONAMIさんには可能な限り詳細なルールを公開して欲しい……)

  • 大きく「レギュラーシーズン敗退」「クオーターファイナル敗退」「セミファイナル敗退」「準優勝」「優勝」で区別して予想します。

第8位・第7位(レギュラーシーズン敗退)

レギュラーシーズン敗退予想は、8位GiGO、7位APINA VRAMeS

レギュラーシーズンは大将戦の比率が非常に重く、大将戦で自選を落とさないこと、他選を取っていくことがとても重要である。そのため、大将戦に出る機会の多いドラ1・ドラ2の選手が、格下相手に確実に2本取れるかどうか、ドラ1・ドラ2同士でぶつかった時に自選キープできるか、そしてあわよくば他選を取っていけるかがとても重要と言える。
特にLv12は地力の差が結果に表れやすいため、いわゆる「トップ選手」を抱えているかどうかで大きく差がついてしまう部分でもある。
また、2021シーズンではSUPERNOVA TohokuがセカンドステージまでWELLOW選手を温存する作戦によって見事なセミファイナル進出を決めたが、今回は総当り戦1周のみのため、作戦で実力差を覆すことも中々難しい。オーダーの読み合い・選手配分による奇策が成功するチームも出てくるかもしれないが、基本的には選手本来の実力(さらにいえばチーム上位選手の実力)が大きく反映された結果となるであろう。

GiGOがドラ1で獲得したCORIVE選手は、スクラッチ・ソフランなどの他の選手にはない強みを持っているものの、他選を食っていけるような地力の高さがあるとは現状言い難い。チームとしては、大将戦の自選をしっかりキープしたうえで、先鋒・中堅のどちらかで2タテを取っていくような「弱者の戦略」で戦っていくことになるであろうが、かなり厳しい戦いが予想される。

APINA VRAMeSのUCCHIE選手もここ最近めざましい成長を遂げているが、それでも昨シーズンのDOLCE.選手の穴を埋めるには荷が重いか。他の継続選手も、昨シーズンでは格上とされた相手に対して互角以上の戦いを続けなければならず、安定した成績を残すことは難しいだろう。新加入の46選手が得意の高難易度でジャイアントキリングを起こせれば、勝機が見えてくるかもしれない。

第6位・第5位(クオーターファイナル敗退)

クオーターファイナル敗退予想は、6位SILKHAT、5位GAME PANICの2チーム。

クオーターファイナル・セミファイナルでは、レギュラーシーズンとは打って変わってチームの総力戦となる。5対戦のうち次鋒~副将が2pt、さらに大将戦はほぼ引分けになるであろう事から、実質的には4人が1試合ずつで何勝できるかという争いになってくる。
また、試合数の多かったレギュラーシーズンとは違って短期決戦のため、選手配分の余地が非常に少ない。武器の少ない選手は、得意ジャンルをくじ引きで引けない限りとても厳しい戦いとなる。
そのため、ドラ1・ドラ2の実力はもちろんのことだが、全体として穴のないチームが試合を有利に進められるだろう。

SILKHATは、昨シーズン驚愕のプレーを見せ、譜面オプションのセオリーすら変えてしまったと言われるSEIRYU選手が、今年もレギュラーシーズンでは大きく活躍するだろう。一方で残り3選手は同巡の他チーム選手と比べて殊更に秀でているとは言えず、ポストシーズンでは全体的に苦しい戦いを強いられそうだ。昨シーズンのファン人気は圧倒的だった印象があるが、新規参入チームもいる中で話題性をキープし、さらに上位チームに食らいついていくことができるか、注目したい。

GAME PANICは昨シーズンからメンバーを変えずに臨む。今シーズンのルール変更の追い風もあり、MIKAMO選手、PEACE選手の両名を筆頭に、レギュラーシーズンでは安定した成績を残しそうだ。ただポストシーズンでの総力戦となった場合、全体で他選を取って勝利していくには、爆発力という点でやや不安が残るか。
筆者はレギュラーシーズン4位ながら、クオーターファイナルで敗退と予想しているが、ぜひとも筆者の予想を裏切る「もう一伸び」を見せて欲しい。

第4位・第3位(セミファイナル敗退)

セミファイナル敗退予想は、4位レジャーランド, 3位TAITO STATION Tradzの2チーム。

今回のルールでは、EXストラテジーカードはクオーターファイナル・セミファイナルを通して1枚となっている。そのため、レギュラーシーズンで1位・2位を取ったチームに対して、クオーターファイナルから勝ち進んだチームが勝てる可能性はかなり低い。そのため、ここはレギュラーシーズンの成績がほぼ反映されると思ってよいだろう。

レジャーランドもGAME PANICと同様、昨シーズンと同じチーム構成だ。昨シーズンは思うように結果を残せなかったが、メンバー全員が高い実力を持ち、さらにここ最近若手メンバーを中心に目覚ましい成長を見せている。レギュラーシーズンを越えることができれば、ポストシーズンでは持ち前の実力を発揮し、良い戦いを見せることができそうだ。

TAITO STATION Tradzはシーズン前から精力的に活動し大きく話題をさらっているチームだが、大エースRIOO選手に加え、穴のないPPJT選手、本番強さと爆発的な成長が期待されるTATSU選手、叙情マンNORI選手と、話題性だけでなく実力面も申し分ないメンバーを揃えている。ポストシーズンでは選曲ジャンルの抽選(特に先鋒・次鋒でSOF-LANを引けるか)が勝敗を大きく左右しそうだが、いずれにせよSEASON2では台風の目となること間違いなしだ。

第2位、第1位(準優勝、優勝)

ファイナル予想は、準優勝SUPERNOVA Tohoku、優勝ROUND1

ファイナルもやはり総力戦が予想されるが、結論から言ってしまうと、U*TAKAに勝てる人がいないという点に尽きる。昨シーズンはUCCHIE選手に土をつけられ、DOLCE.選手に皿でポイントを持っていかれたものの、その実力は揺るぎないものがあり、かなりの確率でU*TAKA選手が2試合2タテを取ってくるだろう。レギュラーシーズンも含めてU*TAKA選手が今年もMVP級の活躍を見せ、昨年の雪辱を果たして優勝、というのがやはり本命ではないか、と筆者は予想している。

SUPERNOVA Tohokuは昨シーズンのレギュラーシーズンに引き続き、今シーズンのドラフトでも優れた知略を見せ、非常に実力の高いメンバーを揃えた。「勝ちにこだわる」という発言のとおり、レギュラーシーズン・ポストシーズンを通して、他チームを圧倒する成績を納めそうだ。一方で、ROUND1を相手にした場合、U*TAKA選手に明確に勝てる武器のある選手がいないため、ファイナルではかなり不利な戦いを強いられそうだ。SUPERNOVAに限らないことだが、ファイナルで王者U*TAKAを打ち破れるかどうかが、優勝のカギを握る。

ROUND1は、昨年はファイナルでこそAPINAの勢いを前に敗れてしまったが、レギュラーシーズンではファーストステージ無敗、U*TAKAの出番の少ないセカンドステージもわずか1敗と圧倒的な強さを誇った。王者の鷹U*TAKA選手、鉄人KUREI選手のダブルエース体制はそのままに、I6VV選手、MAKO-G選手と、力と勢いのある選手を揃え、今年も盤石の体制で優勝を狙う。レギュラーシーズンも含めた完全優勝に期待したい。

おわりに

BPL SEASON2は昨年から機種もチームも増え、スポンサーも付いてとますます規模を拡大している。精力的にイベントや配信も実施されており、今年も熱い戦いが見られそうだ。

今回は各チームの予想を立ててみたが、あくまで現時点の情報を踏まえた、筆者の主観によるもの。シーズン中の選手の成長、各試合の戦略、そして時の運。試合は何が起こるか、終わってみるまで分からない。
本記事の予想をいい意味で裏切った結果を、選手の皆が見せてくれることを期待している。

特に何もできませんがめっちゃ喜びます