見出し画像

測量士補試験 申込~合格体験記

 何やかんやあったものの測量士補をストレートで合格しました。やったぜ。
 
ということで測量士補の申込~合格発表までの記録をば。

中の人のステータス
*センター数学(1A・2B)の平均は約50点
*記憶力がクソ雑魚

申し込み(個人の場合)

順番としてはこんな感じ。
①受験願書を貰う
②受験願書中の申込用紙を書き、郵送する
③忘れていた頃に受験票が届く

①申込用紙(受験願書)を貰う
 私の場合は自転車で行けば問題ない距離に交付場所(県庁の土木課)があったため、そこで申込用紙をもらうことができた(なお案の定県庁内で交付場所が見つからず迷いに迷っている)。

 受験願書を直接取りに行けない人は、郵送で申込用紙を送って貰うことができる。詳しくは国土地理院の測量士補の該当ページへ。

②受験願書中の申込用紙を書き、郵送する
 
受験案内に沿って申込用紙(受験願書、写真票、受験票、収入印紙貼付欄+α)を記入していく。受験案内にとてもわかりやすい記入例が記されているのでそれを見ながら欄を埋めていく。写真票には4.5cm×3.5cmの写真が必要なので証明写真の撮影を忘れずに。
 記入を終えたら、受験願書を郵送する。

③忘れていた頃に受験票が届く
 すぐには受験票が届くわけではないのでちゃんと受理されたか心配になるかもしれないがおそらく大丈夫。試験1か月前くらいに受験票が届く。
 受験票には筑波郵便局の消印がもらえる。

勉強時間

 トータルで50~70時間ぐらい。期間にすると1か月弱。
 計算に三角関数が頻出するため、数学が苦手な人は200時間ほど必要らしい。数学自体は中学~高校1年の内容なので、必要な人はそのくらいの勉強時間が必要なのだと思われる。計算のレベルが気になる人は参考書を立ち読みして、例年の問題を確認するとよき。

勉強方法

 参考書を読みつつ、ネットに転がっている過去問をひたすら解いていた。

参考書

過去問
*測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例(国土地理院)
 →過去5年間分の問題と解答を掲載

*測量士と測量士補の資格試験対策WEB
 →過去の問題と解答、解説を掲載。
 (リンク貼り付け時にエラーが出たため検索してもらえると助かります)

  測量士補について述べているサイトでは数学があーだこーだ言われているが、難しさといえば中学数学に高校数学の三角関数の初歩が理解できれば問題ないレベルなので戦々恐々とする必要はないかなと思った。むしろ数学関係の問題は計算ミスに気をつけるべき。そして計算問題は早めにコツを掴んでしまい、測量の順序について記憶したほうがいい。基準点測量と水準測量、応用測量については特に(個人の感想)。

費用

 試験手数料3,000円弱+参考書2,860円+交通費。交通費が一番高かった。

当日

 久々の仙台の駅の構造に迷いつつ、試験会場である某キャンパスに無事到着。私が到着したときは50人ぐらいしか並んでいなかったが、開場を待っているうちにわやわやと人が来て400~500人ぐらい並んでいた。高校生さんらしき人が多かった。

試験

 試験時間は13:30~16:30までの3時間。試験開始までに準備などもあるので、30分前には受験会場に到着して受付を終わらせておく必要がある。遅れてきてもまあ何とかなるっぽいみたいだがおすすめはしない。

 試験時間3時間、正直長いなと思っていたが、いざ試験をやってみるとギリギリ間に合うか間に合わないかぐらいだった。途中退出した人もいたが、問題を全て解いた後だったとしたら素直にすごいと思う。
 ※途中で退出すると問題用紙を貰うことができない=自己採点が面倒になるので注意。

解答速報&感想

 解答速報を発表している企業さんが複数存在している。そのうちの1社であるアガルートアカデミーさんは自社のYouTubeアカウントで総評をアップロードしているのだが、そこで「今年は非常に(問題が)難しい年でした」と言っていた。

 そうだよね、見たことない問題も引っかけの問題も多かったもんねという感想しかなかった。

 これとか(解答は3。ツイッターで見る限り一番選んだ解答が割れた問題。)

 これとか(解答は1)

 これとか(解答は5)。

 (引用:測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例, 国土地理院)

 試験を解いたあと、もうこれは落ちたわと思い、解答速報など見ずに本屋でも軽く回って帰ろうかと思っていたのだが、結局駅ナカのスタバで自己採点をした。結果ギリギリの点数となっていた。
 全く関係がないのだが、隣の席で地雷っぽいカップルがイチャイチャしていたことを覚えている。リア充爆発しろ

 解答速報との照会を終え、帰路で電車に乗っている間にTwitterや問題解説の動画で測量士補試験について眺めていた。そこでは「測量士の問題が測量士補に落ちてきている」だとか「数年前から問題が難しくなってる、作問者変えた?」「問2は悪問」などと流れていたため、難しいと感じたのは私だけではなかったらしい。

  どこかのサイトでは測量士補試験が過去問だけで太刀打ちできるとあったのだがもうそれは古い情報だという感想。参考書をしっかりと読み、理解をした上で過去問を捌く必要があると思う。私は今回参考書を1冊しか使わなかったが、心配であれば複数冊使って勉強に励んだほうがよいと思った。

合格発表

  11/08 9:00に国土地理院の該当HPで発表された。無事に受かっててよかった。なお18問以上正解で合格のところを19問しか当てていなかったらしい。危ない。
  合格証明書が届き次第、測量士補の登録料を払う予定になっている。登録料15,000円は痛いけど仕方ない。

まとめ

*受験願書は多めにもらい、早めに申込する
*対策サイトでは数学がどうたらこうたら言われているが、数学よりも測量のやり方を覚える方が大変
対策が過去問だけだと落ちる

おまけ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?