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世界2.0 メタバースの歩き方と創り方 ~ネットの次が「宇宙開発」と「メタバース」

テレ東大学に著者の佐藤さんが出演していて、えらく面白い話をしていたので著書を購入しました。

最近、テレ東はYouTubeで頭がよくて面白い人を呼んでくるので、よくみますね。

Amazonの批評には、結構辛口コメントが多い気がしましたが、彼らは、結構この世界を知っている意識高い系の人たちでしょう。私は、ここらへんは疎いし、「ああセカンドライフみたいなものね」と本の中に書いてある類の人種だったので、とても新鮮で面白かったです。

「セカンドライフ」は、2003年ですので、約20年前にリンデンラボというベンチャー企業がつくったメタバースです。メタバースとは、Meta+Universeの造語で、3Dの仮想空間のことです。

この時は、盛り上がりましたね。企業も参入して仮想空間にビルをたてたりしました。私も当時の会社でマーケティングで活用できないか検討したりしていました。ちょっと前の1999年に「マトリックス」が放映されて、「Another World」の概念も紹介されましたから。

ただ時代が早すぎて、PCやネットの性能が仮想空間をグリグリぶん回すほどではなかったので、普及しませんでした。iPhone発売は2007年ですからね。

よって、当時の熱狂を知っている人は、「ああ、あれね」となるわけです。

しかし、著者は、20年前とPCやスマホやネットの性能は物凄く進化しているので、今度こそ、本当にメタバースの時代がくる(きている)と言い切ります。

5Gのテクノロジーの紹介でロボットが高速で卓球ができるというテレビCMがありましたが、「ほかに使い道ないの?」というのが誰もが抱いた疑問ではなかったでしょうか。今は6Gも開発されています。これらの技術は、メタバースになくてはならない技術になるのでしょう。

メタバースの世界は、YouTube等のSNSが世界を変えたように、世界を変えるといっています。YouTubeで誰もが好きなこと発信できるようになり、それでマネタイズもできるように、メタバースでは、だれでも好きなアバターに何通りにも変身でき、マルチのメタバースで生活できるようになるそうです(ここらへんは、よく説明できないので、興味ある方は本を読まれるといいです)。

Facebookが社名をメタ(Meta)に変えたのは、このメタバースに集中投資をしようということなのだそうです。

私は、世界のIT起業家が「宇宙開発」をやっている意味がよくわかっていませんでしたが、宇宙から地球を全てスキャンして「リアルタイム メタバース」を作ろうとしているのだとホリエモンが言っていました。

ネットの次が「宇宙開発」と「メタバース」という意味が少しわかりかけた一冊でした。

メタバースの世界はWeb3.0 って言われますね。

う~ん、そういえばそんな本を以前読んだなと思い、昔のBlogをチェックするとありました。

14年前ですか。すっかりメタバースなんて忘れていましたね。世界の動きは速いとか言っていたのについて行っていませんでした(反省)。

【2008年9月6日】

AmazonからのPushMailにほだされて購入しました。今月、発売されていて、Latestの情報満載で、非常に有益でした。この世界の動きは速いので、日々、情報をとるのはもちろんですが、こうやって、まとまっているのを読んで、頭を整理するのは、大切です。

筆者のまとめは、

*Web1.0は、ブロードキャスト(放送)型

*Web2.0は、ネットワーク効果(集合知)

*Web3.0は、人間関係の解析とカスタマイズ世界

   KeyWordは、フェイスブック(全米の85%の大学生が加入)、ソーシャル・グラフ、メタバース(仮想社会)

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