ロンドン旅事情
3年半ぶりに出張で海外に出ました。行先は、15年ぶりのロンドンです。欧州一の大都市のヒースロー空港は、あまり綺麗ではなかったですが、今回は、リノベーションされていて綺麗になっていました。EUや日本や他の数か国は、電子ゲートが利用できて、簡単に入国できましたね。そういえば、羽田でも事前チェックインをしておくと、国内線と同じように、チェックインカウンターに行かなくてもいいのですよね。便利になりました。
さて、街並みは、建物の外観は保たないといけないので、見た目は昔とあまり変わりませんでした、今回、目についたのは「タバコ」です。建物の内部は禁煙なのでしょうが、外でやたらタバコを吸っている人が多く、歩きタバコの人も多かったですね。また、日本に長くいると日本の街の綺麗さに慣れてしまているので、ロンドンの街にゴミなどが落ちているのが気になりました。
まあ、ロンドンは特に、いろんな人種の人たちがいるのもその原因の一つかもしれません。移民などを受け入れると、文化水準を保つのも難しいのではないでしょうか。イギリスはBREXITを選んだのも、移民問題が大きく影響していると言われています。
他の欧州に比べても、いろんな人種がいるので、チームワークよりも個人主義が徹底していると、欧州のビジネスを統括している友人が言っていました。
ツーリストも増えているようで、街ではだれもマスクをしていません。既にイギリスは他の欧米諸国と同じように、コロナと共存する戦略に移行しています。
イギリスの物価高は、昔から有名でしたが、今回は、1パウンド=170円でしたので、円換算すると、なんでも凄く高いですね。
スーパーマーケットでは、野菜や果物などが棚に並んでいなかったりしていました。BREXITと物流の問題で供給が追い付いていないのだそうです。
イギリスは、給料は日本の2倍ですが、物価もかなり高いです。街にホームレスというより物乞いが結構いて、貧富の差は拡大しているようです。日本は、「成長を犠牲にして、雇用を守った」と言われ、イノベーションも起こらず、賃金がここ30年変わっていないという事が課題です。
しかし、この資本主義の欠陥の対策を取らない限り、今の日本の方がまだましかもしれません。
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