明太子はジャパニーズキャビア

MUPカフェLiveにて、ビジネスセンスの磨き方についての動画から、商品の伝え方次第で全く売れ方が変わった話を一つ。

そもそもビジネスセンスとは、感覚の事ですよね。
センス、感覚といえば、もう持ち合わせたもので、無い人はどうしようもないと思いがち。
実はセンスの正体は「感覚刺激スキル」
そう、スキル!つまり技術なんです。

アメリカで、日本の明太子が売りに出された時、当初「たらの卵」というネーミングで売られました。
間違いじゃないですよね。
でも、たらの卵は全く売れませんでした。

なぜなのか。
それは、皆さんもイメージしていただきたいのですが、そのネーミングからイメージされるものは、あまり美味しそうなものでは無かったからです。

そこで、センスのある人が、この鳴かず飛ばすのタラの卵にネーミングマジックをかけると、たちまちに売れる様になりました。

一体どんなネーミングにしたのか。

「スパイシーキャビア」
です。
うん、なんだか高級で美味しそうで食べてみたい。

食べてさえくれたら、明太子の美味さは説明不要ですよね^ ^
これがビジネスセンスです。

フレームワークを使って説明すると、
①V(ビジュアルイメージ)
②C(共通想像)
③I(解決・改善)
④M(共通認識に変換)
の順に考えていきます。

最初、ネーミングをタラの卵で販売した時の①V、ビジュアルイメージ、②C、(共通想像)不味そうだと最悪で、だから売れてない事が分かりました。
そこで③I(解決・改善)の為、アメリカ人に、明太子が高級で美味しそうなイメージのものに転換出来れば売れるのではないかと分かり、スパイシーキャビアと名付ける事で④M((共通認識に変換)美味しそうだという共通認識に転換する事が出来ました。

現状を一つ一つ順番に考えていく事で、答えを出していく事で、抜群のセンスあるネーミングをする事が出来ます。

ということで、センスとは感覚刺激スキル、技術であるという話でした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?