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ニセコ からの便り

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北海道・ニセコ への移住のきっかけ、ニセコ で出会うおもしろい 人々、雄大な自然、美味しい農作物。Nashyの視点から見る、リアルなニセコ ライフをお届けしています。
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#寒い日のおすすめ

「月が綺麗ですね。」月に狂わされた夏目漱石

この間2月27日(土)の満月、いわゆる「スノームーン」は見られただろうか? 全国各地で広く観測ができたという記事を読んだが、こちら、北海道のニセコ でも、まぶしいくらいの明るい月が見られた。 いつも、シャイで、もはや存在が「無い」に等しい羊蹄山も、先日は雲ひとつない夜空に、満月に照らされて、それのシルエットが丸出しになっていた。 しかし、あの夜の羊蹄山は、いつもとは様子が異なっていた。 漆黒で巨大なものがズン......!と目の前に迫りくるような感じで、それでいて異様な

極寒地のファッション事情 - 皆とおそろいのSORELブーツ -

厳しい冬、道産子の足元をあたためてくれるのが「SOREL」というブランドが展開する「カリブー」シリーズのブーツだ。1962年、カナダの極寒の地で誕生したらしく、やはり防寒性はニジュウマルだ◎ ちなみに、パートナーのマイコーさんも10年以上履いているが、今も問題なく履けている。かなり丈夫らしい。 ここ北海道の豪雪地帯・ニセコ に着いた日に、私もSORELデビューした。スポーツ用品店でこれが売っていたので(というか、ほぼこれしか売っていなかったので)これでいいやーと軽い気持ちで

ファースト・トラックを求めてやまない人たち

今年のニセコのスキー場は贅沢だ。観光客が少ないので、ゴンドラ やリフトは待たずに乗ることができる。これは、例年ではあり得ないことらしい。すごい時には「長さ30m、幅6mの列を見て、萎えて帰った」という地元民にも出会った。 ※ニセコ のことをよく知らない方、興味のある方はこちらの記事をどうぞ↓ さて、ゴンドラ やリフトは通常8:30 から運行しているのだが、それを我一番にと、狙う人たちがいる。 そう、「ファースト・トラックを求めてやまない人たち」だ! しばしば、地元に住む

雪かきが大変すぎて、マインドフルな境地に至った。

私はいま北海道のニセコ に住んでいる。 北海道と聞いて、まず思い浮かぶのは「寒そう」「雪やばそう」だろうか? ※ニセコ というエリアを知らない方・興味がある方はぜひこちら↓の記事もどうぞ。 ニセコ は世界屈指の豪雪地帯なので、ニセコ での生活は、重労働である「雪かき」とともにあるといっても過言ではない。 そしてこの大変な「雪かき」に対して、最近新たな境地を見出したのでシェアしたい。 雪かきは外注するもの?いま住んでいる賃貸物件の契約の際、不動産会社の担当のTさんより