ローランドの電子ドラムで改善して欲しいこと

僕は家ではローランドの電子ドラム+生シンバルの、ハイブリッドセットで練習をしています。

以前は太鼓類も生ドラムの完全アコースティックセットだったのですが、諸事情により、なくなく現在のセッティングになりました。

とはいえ、せめてもの抵抗でたどり着いたセットながら金物を生にしたのは大正解でした。

改善して欲しい点はローランドの電子ドラムの弱点でもある

前もって言っておきますと、僕は「道具は上手に使えば良い」と思っていますので電子ドラム否定派ではありません。(かといって全肯定でもありませんが...。)

そんな僕はローランドの電子ドラムを使い続けて15年くらいになりますが、最近になって弱点を非常に強く感じるようになりました。

そのローランドの電子ドラムの弱点とは、「メッシュヘッド」です。

メッシュヘッドはとにかくよく滑る素材

なぜメッシュヘッドが弱点なのかというと、とにかくスティックが滑って仕方がないからなのです。

スティックをメッシュヘッドに当てて左右に動かしてみると、無駄にスムーズです。ツルツルとよく滑って、摩擦による抵抗をあまり感じません。

そのため、特にハイスピードでスネアやタムを移動していると必ず滑ってスティックコントロールにブレが生じます。

これがローランドの電子ドラムを叩いていて感じる違和感の正体です。


最悪なのは滑ってしまうせいでスティック同士がぶつかり、手からすっぽ抜けてしまうことです。これが集中力が高まっている時に発生すると、めちゃくちゃモチベーションダウンにつながるんですよね...。

音源は素晴らしいんだからそろそろメッシュヘッドにも改良を入れて欲しい

静寂性を追求した結果メッシュヘッドを採用したのは大いに理解できます。

しかし打感に焦点を当ててみると、ドラムのヘッドには程遠い。

ローランドさんには、音源ばかり改良していないで、いい加減メッシュヘッド改良にも目を向けて欲しいなと、ここ最近は切に願っています。

現状、打感はヤマハのパッドの方が上

打感で行ったらヤマハのDTXシリーズに採用されているシリコンのような素材のほうが圧倒的にリアルです。

ローランドの音源でヤマハのパッドが使えたら最高なのにな...と以前はよく思ったものです。

改良されるのを願いつつ、待つしかない

ローランドの電子ドラムで練習していて「どうもスティックのヒット感が違うな...」と感じたらそれはおそらくメッシュヘッドによるものです。

現段階ではどうしようもありませんから、気長に待つしかないのかもしれません。

改善の声はきっと上がっているんじゃないかと思うんですけどね...。


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新潟市の中央区・西区を中心にドラムのレッスンを行っている、梨本宜久ドラム教室のHP

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