小節感覚を養っておくと後ですんごい役に立つというかラクになるというか。

「演奏しているのが今、何小節目なのか」を把握できるようになると、非常にラクです。

曲はAメロやBメロ、サビ、間奏といった各パートで構成されています。
そしてこの各パートの小節数は8とか16とか、基本的には4の倍数であることがほとんどです。

そのため小節感覚が備わっていると、歌や他の楽器の音を頼りにせずに、もしくは惑わされずに曲の次のパートに移っていくことができます。

小節感覚の養い方

小節感覚の養い方としては、一つしかありません。
とにかく普段から、「1,2,3,4、1,2,3,4…」とカウントし続けることです。
もちろん練習中に数えながらやるのもいいですが、それだと意識が練習とカウントの両方に分散して、中途半端になってしまいます。

楽器を演奏しながら小節数を数える力を鍛えたいのであれば、演奏内容は思考しなくてもできる、身体に染み付いているものにしましょう。

最も簡単にカウント練習になるのは、音楽を聞きながら「1,2,3,4…」と数えることです。
演奏しながら数えることが難しくても、曲を聞きながら数えるだけなら誰でもできますし、割とどこでもできます。

即効性はないけど、数えるだけだから簡単

このカウント練習、残念ながら即効性はありません。
おそらく小節感覚を習得するには、年単位で時間がかかるかもしれません。

ただ、「数えるだけ」なので何も難しいことではないですし、一日に何時間もやらねばならぬ、なんてことでもありません。

少しずつ少しずつやっていくと、気がついたら数えなくても4小節目とか8小節目とかの、区切りの位置が分かるようになっています。


この小節感覚が掴めると、演奏の自由度が高まりますので、意識的に鍛えるのがおすすめです。

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新潟市の中央区・西区を中心にドラムのレッスンを行っている、梨本宜久ドラム教室のHP

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