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折角なのでジャラランガの話でも


折角の機会(?)なのでジャラランガというポケモンについて少しお喋りさせて貰おうかと思います。
今回使用したジャラランガの解説も軽く挟むので、まぁ気楽に読んでやってください。

さて、ジャラランガというポケモンがどんなポケモンなのか改めて確認していきましょう

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ポケ徹さんからお借りしてきました、こちらがジャラランガの種族値となっております。
中途半端なSに加えて無駄な両刀種族値、あるようで案外低い耐久に加え弱点がメジャーなタイプと踏んだり蹴ったりボロクソ600族です。否定はしません。けどそんなジャラランガに可能性を見出だす技がひとつ。


そう、専用技の「ソウルビート」です。


体力の1/3を犠牲にする変わりにA、B、C、D、Sを全て一段階ずつ上昇させる技です。似た技に背水の陣がありますが、こちらは何度でも積むことが出来ます。
こんな可能性の塊みたいな専用技、使いこなせたら最強に決まってる!これが俺とジャラランガの原点です。



けどぶっちゃけキツいよねって話


けどぶっちゃけキツいです。そりゃキツくなかったら皆ジャラランガ使うでしょうよ。

そもそもタイプが最悪なんですよコイツは。
ダイジェット環境なのに飛行抜群の格闘タイプ、それに加えてフェアリーが四倍になってしまうドラゴンの複合タイプが今の環境で生きられるハズもなく。

そして最悪なのがミミッキュというポケモンの存在です。コイツがいる限りジャラランガに未来はない。
両方のタイプ一致メインウェポンを無効にした上で四倍弱点で殴ってくるまさに悪魔、相手のパーティーにミミッキュがいたら選出は諦めましょう。
それかよっぽどミミッキュ対策を積んでおけば何とかなるかもしれません……が、まぁ大抵どうにもなりませんので諦めて他のポケモンを選出しましょう。

それでも何とかジャラランガを使いたい!その一心でジャラランガの長所も紹介していきましょうか!



ジャラランガの長所ってどこだ?


さて、皆さんに質問です。
このジャラランガはどんな型だと思いますか?

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「いや、これだけで分かるかーい!」って突っ込みが来ると思います、それでいいです。


けどもしこれがジャラランガじゃなくてウオノラゴンだったらどうでしょうか?
まぁ100回当たって9割はは物理型でしょう。
しかしジャラランガはそこを絞らせません、何故なら"無駄に両刀種族値だから"です。

今日の試合、もしジャラランガが特殊アタッカーだとバレていたら試合の流れは大きく変わっていたと思います。少なくともコオリッポがダイマしてくることはありませんし、ラッキーを後ろに下げて温存してきたでしょう。仮にそうなっていたら勝率はかなり落ちていたと思います。

ここが最大の長所、型を読まれにくいという点です。
これは実質環境上位のドラパルトやカイリューみたいなもんですよね、冗談抜きでここは強いですよね。
(ちなみに画像のジャラランガHB鉄壁ボディプレ搭載特殊ジャラランガです。)


2つ目の長所はやはり「ソウルビート」です。
やはり全ステータス一段階アップは魅力的です。耐久も全く無いとは言えませんし、ある程度場を整えてしまえば意外とすんなりと積むことも出来ます。
体力は確かに減りますが、その分耐久も上がっているので案外なんとかなります。無理な相手には無理ですが。


さて、今回使ったジャラランガはそんな2つの長所をふんだんに使ったジャラランガです。紹介していきましょう!!


今回使ったジャラランガ


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(臆病 CS252振り @カゴのみ 防音)

こちらが今回使用したジャラランガです。
1つ目の長所である型の読めなさを利用した特殊ジャラランガです。使っていると分かるんですがジャラランガはかなり物理で警戒されますので、不意を付ける特殊ジャラランガは普通に刺さります。

ジャラランガ自体が600族の恥と呼ばれるくらいに舐められているので、案外雑なプレイングをしてくるプレイヤーも多いです。返り討ちにしてやりましょう。

努力値配分については、色々考えた末にCSぶっぱにしました。理由としてはぶっちゃけ調整してもあまり意味がないと思ったからです。
多少耐久に回すなら一積みで最速ドラパ抜き程度の調整でもいいですが、そうすると同速のスカーフサザンやレヒレを抜けなくなってしまいますし……。
その辺のポケモンがどうでもいいなら、多少耐久に回すのもアリだと思います。

ちなみに今回はソウルビート2回+りんごさん+りんごさん(急所)を耐えるように調整しました。嘘です。


そして2つ目の長所である「ソウルビート」を採用しています。
少し前に喉スプレー型ソウルビートジャラランガを育てたことがあるのですが、そのときはHPが削れるデメリットが大きいことが多かったので今回はねむカゴで採用してみることにしました。欠伸を打たれても気にせず積めるのでカバやラグにもある程度の強さを誇ります。

ちなみに特性はカバの吹き飛ばしや、ラグの吠えるを無効化させることも可能ですしメタモンにコピーされた時に相手のスケイルノイズを無効化させたりすることもできるので個人的には防音がオススメです。
キノコの胞子や痺れ粉、砂ダメが怖い人は防塵でもいいですがまぁガッサもいないですし防音でいいと思います。


さて、技構成についても軽く触れておきます。

今回はソウルビートを使いたいため、まずは確定。
そしてソウルビートと相性のいい眠るを採用します。
続いて一致メインウェポンとしてスケイルノイズと流星群の択になります。

スケイルノイズ
・命中率が安定している
・繰り返し撃つことができる
・防御が下がってしまう
・火力が多少劣る

りゅうせいぐん
・命中率が不安定
・撃つ度に火力が落ちる
・火力は勝る

一長一短ですが、お好きな方をどうぞ。
個人的にはスケイルノイズの方が乱発が利くのでスケイルノイズを推奨します。

最後の技ですがここはかなり択になります。
候補は主に3種類、きあいだま(はどうだん)、ラスターカノン、かえんほうしゃです。

最初はきあいだまで考えていたのですが、命中不安とガチでミミッキュに手も足も出なくなるという理由から不採用となりました。
続いてラスターカノンですが、こちらはダイスチルで使えば耐久も上がりダイマを3ターン維持しやすくなります。なりますが、正直誰に撃つかが疑問だったので不採用としました。ミミッキュに撃ったところで倒せるわけでもありませんので、それならドラゴンが半減になる鋼に強い炎でいいじゃん!という思考から今回はかえんほうしゃでの採用となりました。

ぶっちゃけかえんほうしゃだから負けたという試合はなかったのでかえんほうしゃでいいと思いますが任意で。

今回はマスタード統一ということでルガルガンで起点を作りましたが、正直壁を貼ったり出来る起点要因の方がいいと思います。とはいえソウルビートを上から打てるように素早さを下げられる岩石封じを重宝する場面もあったのでこの辺も個人のお好みでって感じですね。


と、いうことで軽~く語りました。疲れた。
少しでもジャラランガの魅力を広められたらなぁ~なんて今回の試合を通して思いました。以上!!

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