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カフェの社会学 最近の若者は本当に最近の若者なのか
社会学という学問はアホらしいなとよく思う。研究分野が自らのルーツに親和性がある場合は良いのだが、ある分野に関して当事者でない研究者が当事者づらして分かった気になっているのが、見ていて痛々しい。特に若者文化を研究対象としている中年研究者はその最たるものである。若者のことなぞ分かる訳ないのに、やれ「最近の若者は2時間の映画が見れない」だとか「最近の若者はSNSで常に繋がっていないと不安」だとか「最近の
もっとみる「生きづらい」と言いたい殴り書き。
ずっと何が楽しくて続けているのか分からない人生。少しでも気を紛らわしたくて芸術に触れたり
娯楽に興じたりするが時が経てば空しさばかり残る。自分を麻痺させ、日常からある程度距離を取らないと芸術や娯楽に身を投じることは困難に近い。
年々実家の居心地が悪くなる。
現状に甘んじて堕落するいっぽうで、価値観の合わない血が通っているだけの存在と一つ屋根の下で暮らすことは精神に多大なる負担を与えるが自分一人で
コスパとかタイパとか
最近、やたらとコスパとかタイパという言葉を耳にする。若い人にとって、お金がかかるもの(コストパフォーマンスの悪いもの)や時間がかかるもの(タイムパフォーマンスの悪いもの)は疎まれるらしい。
ザ・イマドキの若者みたいな人からしたら2時間ぶっ通しで映画館で映画を見ることはどれほど苦痛なのだろう。しかも大学生なら1500円とかそのくらい払って。同等の金額払ってサブスク入れば、何本も映画は見放題だし、自
曖昧な君の音楽と共鳴した僕の感性
for tracy hyde(以下、FTH)が解散した。2022年から2023年の一年の間だけだが、リアルタイムで追うことができた。FTHに出会うまで聴いてきた羊文学やスーパーカーなどに代表されるバンドは彼らが演奏している「好き」に無理矢理自分の「好き」を合わせている感じがして、心の底から好きという感覚ではなかった。好きなジャンルはオルタナ周辺の「何か」という感覚はあったが、それが何なのかなかなか
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