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潰瘍性大腸炎になったお話②

〜つづき〜

ハーフマラソン完走後、一種のハイ状態に。
マラソンの爽快感はすごいのだ。
この爽快感をまた感じたくて
次に出るマラソン大会を、完走後に申し込んだ。
また走れる事が楽しみでしょうがなかった。


トイレで涙

筋肉痛も落ち着いてきた頃、お尻と腰に鈍痛。
トイレの回数も増えてきていた。
2週間後に資格試験を控えていたので、
勉強→トイレ→横になる→勉強→トイレ→横になる
の繰り返し。

お尻からの出血も発生。
この時は痔が再発した!と焦り
すぐに痔の手術をしてくれたT病院を予約。
※痔の手術は面白かったので、別でまとめます。(未来のわたしに期待)

その後も腹痛と出血がジワジワと悪化。

トイレ回数が10回近くになった頃
便意はあるのに便が出ないのに、どんどん強くなる痛み。
初めての状況と痛さに、思わず涙がこぼれた。

あまりにも辛いので、近所の内科へ受診。
ストレス性の腸炎だろうと、整腸剤を貰うが

まっっったく良くならない。
むしろどんどん悪化していた。


この状況を見ていた母が一言。

「もしかたら、潰瘍性大腸炎じゃない?」

潰瘍性大腸炎の先輩

実は、母は30代の時に潰瘍性大腸炎を発症している。
当時幼かった私は、病院帰りの母と祖母の会話を聞きながら、

「お母さんは治らない病気なの?死んじゃうの?」と
とても不安に思って泣いた記憶がある。

そんな潰瘍性大腸炎の先輩である母から、
大腸内視鏡検査を勧められた。
過去に受けたことのある胃カメラが地獄のような辛さだったし、
大痔主のわたしにとって、お尻からのカメラを入れるというのはかなりの恐怖。
ただ、この腹痛からも解放されたかったし、
万が一母と同じ病気だったら…という不安の方が大きかった。


大腸内視鏡検査へ

痔の件で予約をしていたT病院は
大腸内視鏡検査もでき、評判も良いため、
そこで検査を受けることに。

仕事を休みたくない&検査を後回しにしたい
という悪あがきをして
3週間後の年末休みに、検査の予約を取った。

帰宅すると、母が激怒。

「仕事を休んでも今すぐ検査を受けなさい」と。

今となれば、そもそも3週間耐えることはできなかっただろうし、
母が怒る理由も分かるが、
母の気迫に押され、しぶしぶ予約を取り直すことに。

幸い翌日の検査予約が取れた。

いよいよ、恐怖(?)の大腸カメラへ、、、

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