千文小説 その1012:心身一致
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
iPhone12 mini、改め、iPhone middle。
愛称は、iPhone midi、になりました。
mini+middleであると同時に、フランス語で、正午、すなわち、12時。
汎用ケースに収まって、いい名前も見つかって、再設定も完了して。
よかったね、midi。
これからも、どうぞよろしく。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
膝の上、大爆睡の愛猫に、西武ライオンズのバスタオルを、掛け直して差し上げ。
炬燵の上、七台揃った電子機器集団、カメラレオンを見やります。
…さすがに、リセット&再設定は、もう、ないな。
よほどの不具合の他は、君たちは、そのままで。
さすがに、しばらくは、増台も、ないな。
気力も尽きたし、財力もない。
今代たちを、きちんと使い切る方向で、調整したい。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
デジタルデバイスとの一連のもめごとで、よくわかりました。
人間も、物体。
それぞれの機体との、物理的な相性の良し悪しは、確かに、ある。
カバーや画面保護シートで覆っても/衣装やメイクで隠しても。
結局は、本体や本人と、合わなければ、何にもならない。
基本的に、僕は、電子機器全般と、親和性が高い。
Appleでも、Windowsでも、使っていて、深刻なトラブルを引き起こしたことは、ほとんどないと言っていい。
…大きな声では言えませんが、全然、駄目な方も、いらっしゃるんですよ。
触れるデバイス、全部壊します、みたいな、凶悪クラッシャーから、見ただけで、吐き気がするわ、みたいな、重度のアレルギーまで。
とりあえず、僕は、そこまでではない。
普通か、少し上か、ぐらいには、うまくやっていける適性を与えられた。
ありがとうございます。
そこは、素直に、感謝を。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
ただし、もちろん、万能ではない。
どんなデバイスでも、オールウェルカムさ、とまで言えれば、電子機器のプロ、すなわち、メーカーに就職とか、販売店の店員とか、その筋の仕事で、食べていける。
残念ながら、僕は、物書き。
あくまでも、執筆機器として、必要とするうちに、いつの間にか、詳しくなっていた、というレベル。
当然、デバイスとの間に、向き不向きというものが生じる。
七年以上、使い続けてみて、よくわかりましたが、僕は、iPadとは、それほど、関係が深くない。
たまたま、無印の第五世代、ゴールド、32GB、と仲良しで、どうにか、ここまで、手放さずに来ましたが。
無印の第九世代で、もめにもめて、基本的な相性のよろしくなさが、浮き彫りになった。
第五世代は、壊れるまで、使おうと思います。
第九世代、スペースグレイ、64GB、は、今も、あまり、活躍の場がない。
OSのアップグレードの終了をめどに、お蔵入りかな、というのが、現時点での見通し。
合う合わないは、身体と物体の問題なので、いくら、意識で望もうとも、改善できるものではない。
申し訳ないけれど、iPadという機種の新規購入は、おそらく、ない。
逼迫した状況の変化に見舞われない限りは、今ある二台で、打ち切らせていただきます。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
MacBookとiPodは、微妙なところ。
iPodは、公式に廃版なので、可愛いおまけ、という位置付けで、問題ないのだけれど。
少なくとも、MacBook Airは、買う気がしない。
路線としては、とにかく寿命の長いProを、ひたすらに、使い込み。
あまりのボロさに、いくらなんでも、これではちょっと、となったら、仕方なく、渋々と、その時点での最新のProに、乗り替える。
…相性、いいのかな?
悪くはない。
そこだけは、はっきりしている。
悪くないなら、いいんじゃない、わざわざ、深掘りしなくても。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
というところで、真打ち、iPhoneの登場です。
iPhone14 Proとの出会いは、文字通り、僕のデジタル人生を変えました。
こんなにも、手に合う機械があるのか。
目が覚めるような驚きに打たれて、とても、他のシリーズを、買おうという気が起こらなくなってしまった。
iPhone7は、愛しい初代として、このまま、最後を看取りたい。
でも、iPhone12 miniは。
…今代の、14 Proが、現役を退いたら、リセットします。
以降、Proシリーズ以外は、買いません。
心身ともに、これぞ、愛機。
認めるものがあったら、みなさんも、どうぞ、大事にしてください。それでは、また。
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