【ポケモンカード】裏工作ケッキングデッキについて【シャルポケ】

こんにちは。なしいろです。

さけねこさん(@pokemoncost)が主催されている「ポテンシャルポケカ」という非公式大会にて私が使用した、裏工作ケッキングデッキを紹介します。

○動画

~ 準備中(進捗0%) ~

○デッキリスト

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○コンセプト等

ポテンシャルポケカという非公式大会を知らない人のために簡単に説明すると、これ強そうという眠っているカードを使って、『勝利数』と『デッキの芸術点』を稼ぐことをコンセプトとした大会です。

デッキを組むにあたって私が目指したものは「誰も使ったことのないカードを主軸としたデッキ」としており、着目したのが3エネで最大火力270+αを叩き込める「一撃ケッキング」を主軸としたデッキです。

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ただしこのケッキングで攻撃するためには特性のさばるの影響で、『場にスタジアムが出ているなら、このポケモンはワザが使えない。』というデメリットを乗り越える必要があります。

そこでスタジアムを破壊するギミックとして特性でスタジアムをトラッシュできる「マーシャドー」3枚と、サポートでスタジアムをトラッシュできる「アスナ」1枚の両方を今回は採用しました。

エネ加速手段としては一撃デッキに必須のヘルガーに加え、非Vポケモンということで最近再録されたツインエネルギーに対応していることから実質2エネでワザを使えるため、直接サーチできないツインエネルギーを引きに行く流れを作るため、今回は裏工作でのデッキ圧縮手段を採用しております。

また、クイックシューターのインテレオンによって最大火力270点+一撃エネルギー20点+クイックシューター20点で310ダメージまでを狙えることから、VMAXを一撃で倒すためにほんの僅かに足りない火力不足を補う意味でもメッソンの進化ラインを採用しております。

サブアタッカーの枠としては同じく一撃エネルギーの恩恵を受けるブラッキーV、また、最終手段としてツインエネルギーを使用してインテレオンで殴ることまでを想定しております。

○主な序盤の動き

2進化ポケモンの共通した弱点として、育つための時間稼ぎが必要となります。まずは3ターン目までを目処にベンチにケッキングを用意する必要があります。基本的には後攻を取るのが有利ではありますが、上振れさえすれば先行2ターン目でケッキングで殴れるため、どちらを取っても問題はありません。個人的には後攻のほうがおすすめですけど!!

・プランA どんどんよぶプラン

1ターン目でメッソンをバトル場に出し、どんどんよぶからベンチのメッソンをジメレオンに進化してベンチを展開していくプランです。

相手の盤面にもよりますが、この際、ナマケロ~ケッキングのラインを展開することよりも、ベンチのメッソンを(できれば2体)ジメレオンへ進化することを最優先にしたほうがいいです。その後は裏工作のインテレオンに進化→手札に応じてサーチ系のグッズorデッキを引くサポートを1枚と、回収ネットで裏工作インテレオンの再利用を狙っていくことを目指すとケッキング降臨まで安定すると思います。

・プランB ブラッキーVくろいまなざしロック

1ターン目でブラッキーVをバトル場に出し、くろいまなざしで相手バトル場のポケモンをロックしつつその間にベンチのポケモンを育てていくプランです。

こちらは特に序盤の手札次第でサポートをサーチする手段が無いため、エネが引けない等の事故が起きやすくはありますが、並の耐久力もあり火力も見込めるためサイド1枚目が非常に取りやすくなるというメリットもあります。1-3-2のプランで勝ちにいくプランが立てやすくなります。

相手が非Vのポケモン主体の場合にはケッキングよりもこちらのプランBにてブラッキーVまたはVMAXで戦っていくほうがおそらくですが戦いやすいです。

○対戦成績

1回戦 VS 連撃ラプラス+ルガルガン ●
2回戦 VS ゴリランダー ●
3回戦 VS ルンパッパ+グッズロック ○

結果:3戦1勝2敗

3戦ともに当初想定していたV・GXポケモン主体のデッキタイプではなかったため単純に相性がよくなく、また敗戦した2戦とも手札事故に見舞われてケッキングが殴る準備が整うまでに盤面が悲惨なことになっておりました。

○デッキ改良案

ケッキングの枚数を見てわかる通り、実はこのデッキは未完成です。(いざ組んでみたら手持ちのケッキングの枚数が足りてませんでした。)

・案1 ムキムキケッキング

ケッキングにムキムキパッドと、一撃ユキノオーの特性を合わせて最大HPを+100させることによって、GXポケモンとほぼ同等の性能を持ち合わせる非Vポケモンが完成します(元々の原案はこれ。裏工作は未採用。)

ただし、ポケモンの枚数がどうしても多くなり、事故がとても多くなる結果となりましたので不採用としました。(ムキムキパッドもケッキングにしか効果ないしね)

採用する場合はやむなくブラッキーVを削り、代わりのサブアタッカーにイシヘンジンを採用する等の工夫が必要と思われます。

・案2 いざなうしらべチルタリス

裏工作ラインは2進化のため、そもそもケッキングですら2進化である以上ポケモンの枠が圧迫されてしまっております。

そこで、裏工作の枠をいざなうしらべチルタリス+ヤレユータンにすることで、グズマ&ハラ等の有能なタッグチームやキバナ等のエネ加速サポートカード、そしてケッキングデッキの要でもあるスタジアム破壊効果のアスナを確定サーチできるほか、きせきのまもりチルタリスも採用できる余地があるためV・GXポケモンに対しより強く立ち回ることが可能となります。

そうなると無理にヘルガーを入れずともエネルギー加速を見込めるため、サブアタッカーの採用枠に広がりを持たせることも可能となります。(サブアタッカーに合わせた基本エネルギー採用のほか、パワフル無色エネルギー採用もアリ)

参照先が違えど、スイクンV単デッキに近いデッキ構築が可能ではないかと思っており、恐らく裏工作型以外で強いケッキングデッキを組む場合はこのいざなうしらべチルタリス型がいいのではないかと考えてます。(何より安く組めるし。裏工作は高い、高すぎる。)

○さいごに

ポケモンカードをするまでカードゲームはアルテイルNEOというサービスが終了したDCGをがっつり嗜んでおり、レートを上げるときにはガチのデッキでずっと対戦していたとはいえ、どちらかといえばマイナーデッキ寄りのオリジナルデッキを組んで回すプレイを好んでました。

ポケモンカードはカードリストの幅がとてつもなく広い上に、弱点というシステムがあることから「Tier1にはなれずとも、メタや環境が回ってTierトップのデッキを喰らうことのできるデッキと無限の勝ち筋」があると私は考えております。

このポテンシャルポケカという大会においても、多く世に出回っていないであろうデッキを見ることができ(キュウコンばっかりの嫁ポケデッキみたいなのとか)、また私のこのデッキを見てくれた人たちが「ケッキングだ…!」とザワザワしてくれたこと、個人的には非常に満足しております。

大会で勝つことだけがカードゲームの遊び方ではないですし、周りの友人と遊ぶ時に珍しいタイプのデッキで遊んでみるのもまた一興だと思ってます。

ここまで読んでくれた皆様と、ポケモンカード界隈を微力ながらもこれからも盛り上げていきたいなと思っております!!一緒にポケカしましょう!!!!

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