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【ついに】革の手帳を自作した話


忙しいあまり頭がフリーズする

まずはどうしていきなり手帳を作ることになったのかというきっかけについてです。日記をつけるようになって半年以上経ちました。習慣化した、と言ってもいいのでしょうが、先月初めにいろんな方向からお仕事の話がきたり、チェロの発表会があったり仕事を辞めたり、でいろんな連絡や調整が立て込んだことがありまして、整理したいのに忙しすぎて日記を開かない、みたいな日々を過ごしてしまいまして。

あれー、習慣化したはずなのに!
そうなるとあれもこれもやるべきことがあるのに、頭がフリーズしてむしろスマホをダラダラ見るという逃避行動に走ってしまうんですよね。

私が使っている365デイズノートはA5サイズで360ページ以上あるので、たくさん書ける反面携帯性に乏しいという側面があります。重いのです。
忙しい時ほどパッと開ける状態である必要がある!そう考えると365デイズノートは母艦として自宅においたままにし、眠っていたトラベラーズノートの運用を始めました。

トラベラーズノートのシステム手帳化

手帳に日々のタスクをふせんで書き留めて持ち歩き、その日が終わったら365デイズノートに達成したタスクをペタペタ貼る、という三瀬さんが言うところの「張るだけバレットジャーナル」的な方法がよさそう。そうすると転記する手間も省けて楽ちん。
という運用にしたいところですが、トラベラーズノートって革の手帳に冊子のリフィルを挟むスタイルじゃないですか。

むむ。書けん。

普段糸綴じスキーのはずなのに、トラベラーズノートはなんか書けない!
一枚目を書くハードルがなんか大きくて、雑に扱える感じがしないのです。それでは持ち歩く意味がないので、とりあえず紙がバラバラになってればよいので、手帳金具を取り付けるだけのシステム手帳化をやりました。

YouTubeなどでいろんな人がやってるカスタマイズ。革のサイズ上、大きいリングを使うと紙がはみ出てしまうので、11mmとかなり小さいリングです。でも毎日のタスク管理が主目的なので、必要なのはふせんの予備と今日のタスク一覧を貼る場所だけだから少量で全然OKなのです。
結果として、金具つけただけなのにめちゃめちゃ使えるようになりました。
あとさりげないポイントとして、ネットでゴールドの金具をゲットしたんだけどゴールドの金具かわいすぎるんです。トラベラーズノートのコンセプトにも合ってて、革との相性バッチリ。
あーかわいいーーー!とご満悦。私、リング好きかも。

いろんなサイズを試す

すっかりシステム手帳の気軽さにハマった私、こういう時の私は好奇心が赴くままに、手帳の探求へと突き進みます。トラベラーズノートはミニ6というサイズになるのだけど、他のサイズはどういう感じなんだろう?

バイブルサイズお試し。700円くらいのバインダーで。
プロッターが出してるM5スクエアをダイソーのバインダーをカットして再現

こういう時、めっちゃ凝り性なのですぐ高い手帳買い揃えたくなるんですけど笑 お金使いすぎないように安価なクリア手帳とダイソーのバインダーを加工してバイブルサイズとM5スクエアを作りました。リフィルも購入せず、うちにある使いきれてない高級ノートをガンガンリフィル化しています。昔で手帳用の穴あけパンチや角丸proがそろっているので、話が早いのだ。

特にねえー、使い道なくて寝かせまくってたMDノートのメモパッドがM5スクエアにそのまま使えるのが最高に嬉しかったです。なんなら3冊セット買ったからまだ1400枚くらいあります笑

デコやラミネートにハマる

手帳系youtuberを漁っていると、自分で好きな柄の紙で仕切りなどを作っている人がたくさんいるんですよね。そりゃもうやるしかないでしょ。
というわけで買いためていたデザペやダイソーの手貼りラミネートを駆使してデコにはまりはじめます。

トラベラーズノートには、トラベラーズファクトリーで買った外国のマッチラベルでコラージュしたものをはさむ。テンション爆上がり

もらった紅茶のパッケージやデコを駆使した仕切り(ディバイダー)作りはかなり幸福度があがります。2時間気がついたらこれやってる…という方向に進んでいくことに。もはやなんのための手帳だ?笑

ほな、自作しよか

もうここまで来たらあとは自作しかありません。ポケットがついてるとか閉じるボタンがついてるとかなくていい!トラベラーズノートのようにはさんでゴムで閉じるでいい!
というわけで沖縄で随一の革屋さんにいきました。

革だーーーーー はしゃぎました

自作手帳その1 : M5スクエア

ピンクの革を切って穴開けて
裏面にトコノール塗って(色変わってツヤツヤになるの超楽しい)
ローズゴールド狂の手帳が完成!

まずはM5スクエア。プロッターさんがオンライン限定で出しているサイズです。真四角がかなりかわいいし、通常のM5サイズは小さすぎて書きにくいのですがスクエアになったことでたっぷり遊べます。ちゃっかり仕切りをまた作る私。ピンクで作ろうと思ったのは、プロッターの限定?でローズのM5スクエアをお見かけしたので真似してみました。
ねえ、めっちゃかわいくない?
ポイントはまた手帳金具なんですが、今度はローズゴールドです。今やローズゴールドのシステム手帳なんてアシュフォードさんの数点しかないので、これはもう超超うれしいです。金具だけを楽天で買ったときは「ピンクすぎる…?」と思ったのですが、はさんでみたらしっくりきました。
最近やたらローズゴールドが好きで、ペリカンの万年筆クラシックM200 コッパーも、ユニボールone Pのローズゴールドモデルも持ってるんですがなんとここですべてが調和しました。革もピンク、金具もピンク、ペンもすべてがピンク。目が幸せ。

自作手帳その2:ミニ6

ミニ6はブラックで

金具めちゃくちゃ買ってたので次はミニ6!トラベラーズノートと大体同じサイズなのでキャラ被らないようにシックにしました。これも金具はローズゴールドです。黒だとゴールドが最適かな?とも思いますがまあこれはこれでなかなかよい味わいです。
pilotのキャップレスマットブラックがピッタリですね。そしてまた仕切りを作っている。セリアのデザペはとても優秀。

3姉妹を並べてご満悦。

ピンクの革にあうゴムがどこにもないのだけが納得いってない点なのですが、それ以外は完璧に満足しています。特に黒の手帳は本物のトラベラーズノートみたいだよね。自作手帳の金具はぜんぶ15mmで揃えているので、トラベラーズよりは挟めるし、19mmほど手に当たらないよい手帳が出来ました。革はピンクがティーポ、黒がヴィンセントでどちらも厚さは2mm。革にシワとか模様が入ってるの好きじゃないのですっべすべのものにしています。

使い方は、トラベラーズノートも引き続き愛しているのでこちらをタスク管理や持ち歩きメインとして、あとは役割を決めず、その日に書きなぐりたい方に書きなぐる、みたいにしていこうと思ってます。
ミニ6の方は本とかの名言を書き抜きしたりもしています。

ご覧の通りこんなにハマっているので、誰に話してもドン引きされるのだけが悩みです。笑
今後は…実はまだバイブルサイズの金具もあるのでそこまで作っちゃいます。今後の経年変化も楽しみ〜


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