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【懲りずに】どうせなら究極に健全な自己愛を。【手帳】

自慢じゃないけどコツコツ継続することが一番苦手です。そんな私が何度目かの挫折を経て、また日記を書こうという気持ちになりました。
誰かが何かをコツコツ積み上げてきた完成品を見るのが好きです。そして自分もコツコツやるんじゃなくて最短距離でそこまでいけたらいいのにって思ってしまいます。そんなマインドでは失敗するのも納得です。そんな私がどうして懲りずにまた始めるのか。そして今回の試みは成功するのか。


コツコツ手書き、へのあこがれの遍歴

Instagramではそういうコツコツができて、なおかつリングノートじゃなくてもスケッチブックを満足に終えられる人たちをフォローしている。リングノートのいいところは間違ったら破いて捨てられるところだけど、糸とじノートはそれができない。それなのに全てを綺麗に仕上げてしまえる人。文章ももちろんだけど、特にアナログ絵描きへの強い憧れは昔からずっともっている。丁寧に、コツコツ。これが永遠にできない。

この方の描かれる絵の静けさがすてき。

この人は万年筆の魔術師。綿棒にインクをふくませて塗ったりしてるとか。それにしても迷いがなくて、色のセンスがあって、毎度ためいき。

そんな憧れと、「私もやってみたい!」という好奇心にかられて、私は何度も新しいノートを買ってきた。ダイソーのスケッチブック、モレスキン、ロルバーンやEDiT、クロッキー帳。そしてことごとく継続せずに心折れている。

理由の一つに、「コツコツが苦手」があるのは当たり前として笑 こんなかんじかな。

  • 完璧主義になりすぎて自分の書く(描く)もののクオリティの低さに萎える

  • ネガティブな感情に向き合うのが怖くて書くのをためらう

  • 生活がうまく言ってるときはいいが、やさぐれた瞬間すべてがどうでもよくなる。

そんなこんなで、手帳や日記はすっかり諦めていたのだけど、このタイミングで性懲りもなくまた始めてみることにしました。
きっかけはこの動画。

せいかつ編集室チャンネルとの邂逅

せいかつ編集室というのをやられている大木春菜さんの動画がおすすめに上がってきたので見てみたら、私がやりたいと思ってることがぜんぶそこにあったのです。

春菜さんのノートの書き方で共感した、いいなと思ったところは
デコること、かわいくすることではなく「なぜ書くのか」「書くことでどうなっていきたいのか」という本質のフォーカスしているところ。
なのであまりおしゃれではないページがほとんどなのだけど、それがとてもよかったのですね。中には走り書きだけのページもあったりして、とにかく思ってること、書き留めたいことを書くということを大事にしていて、書くことがもたらす効果を身をもって実感している=真似したくなる、というのがとてもよかったのです。

手帳が続かない人のよく聞く言い訳に「時間がない」というのがあるけれど、時間はかき集めるもの。私はある時から「手帳ファーストで生きていく」と決めている。手帳を書くことで絶対人生が上向きになると信じているから。なので、手帳を書くという覚悟を決めることで、時間をつくることができる。

自分の気持ちをしっかり書くことによって、自分に対して反省ベースでものごとを記述していたのが、だんだんといいことを見つけてゆるせるフェーズになって行く。自分とだんだん仲良くなってくると、自分で自分のことがわかるようになってくる。

というようなことを膨大な動画で繰り返し伝えている春菜さんのチャンネルを、流れるようにチャンネル登録し、お気に入りの動画は繰り返し見ていました。笑

ようし、また日記やるか

かくして私の日記再チャレンジ(n回目)が始まったのでした。

日記を続けるためにルールを決める

今回、日記を書き続けるためにルールを決めてみました。とにかく最初は軌道に乗るまで、やめずに書くことが大事なので。

  1. 用途をわけずにメモや読書ノートも全部一元化する。

  2. ジャッジしない。絵やレイアウトがうまくいかなくても気にしない。アウトプットに失敗はない。

  3. 春菜さんのやり方をトレースして、同じような書き方をしてみる。他の人の手帳をインスタで検索したり情報収集しない。

  4. 自分の感じたことを否定しない。

どれも自分の悪しき完璧主義を発動させないための手法です。私は一発で書くのが得意ではないため書き損じやぐちゃぐちゃしたイラストを生み出しがちですが、それでよいとする。うまく書けないから萎えてノートをほったらかしにするのではなく、ジャッジせずに次の日も次の日も何かをアウトプットするだけ。

他の人の手帳を参考にしないようにしているのは、どういう書き方をしようかなーとアウトプットしまくってると、あれもこれも目移りしてしまって結局動きにくくなるから。どうせなら春菜さんを「日記の師匠」と位置づけるくらい考え方をトレースしてみて、日記を書かないと気持ち悪い!と思うようになってから他の人のやり方を参考にするほうがよいかなと判断しました。

よって、ノートも春菜さんが激推ししているものと同じものを買いました。(特技:散財)

4mm方眼、ペラペラにうすいページが368ページも続くという、スペックだけで見ると私の好きなタイプではないのですが(方眼は5mmじゃないとヤだし、裏写り怖いから厚みあるほうがすき、そして間違うのが怖いのであんまりページ数は多くないほうがいい…)、いざ使ってみると、春菜さんの実例を見まくったあとだからか(笑)かなりストレスなくガンガン書くことができています。それはもうガンガンに。方眼がかなり薄くてだいぶ無視できるのもいいかんじです。気になる裏写りは、私は許容範囲内でした。万年筆もインクによってはぜんぜんOK!

持ち歩きようにいつもノートに挟むペンはこれ。

ぷっくりしてかわいいので前から気になってました。えへへ。何がいいってアクロインキなところ。ジェットストリームでもSARASAでもなく私はアクロインキ至上主義なのです。

その他、カラフルにするためのペンを爆買いしました。笑 最近文房具の整理したばっかなのに…。

ノートを書くことで達成したい目標

  1. 人生が上向きになる、という感覚を自分でも味わいたい。

  2. さすがに人生後半戦にさしかかろうとしているのでそろそろ自分と仲良くなりたい。

  3. 評価軸を自分にするために自分の考えを持てるようになりたい。

こういう感じでしょうか。私は普段八方美人的で自分の考えが固まっておらず、周囲の意見によってめちゃくちゃ流されて軸がブレッブレの人間ですが、それだとかなり人生がしんどい。周りに期待して勝手に裏切られたと勘違いして、悲劇のヒロインを演じ続けることになってしまいます。

さすがにもうちょっと生きるのがうまくなりたいので、性懲りもなく私はノートを始めています。自己肯定感を持つためにはネガティブな自分を受け入れたほうがよい。そのためには自分の気持ちを客観的に見るために日記をつけるとよい。とスタンフォード式子育て術?みたいなチャンネルでもいってました!(ほんとYouTube中毒ですね)

というかね。私自己肯定感は死海の標高だって言ったことがありますけれど、自己愛の強さは多分誰にも負けないです。それが異常にゆがんでいびつなために、自己愛ゆえに自分自身を傷つける方向に行ってるだけで。(斎藤環先生の『「自傷的自己愛」の精神分析』参照)
なので、どうせなら究極的に健全な自己愛を極めたほうがいいのではないんかい。と思い立ったわけです。どうせならね、「かわいいですね」とお世辞を言われたときに「でしょでしょ!」と胸張って言えるくらい、プラス方向の自己愛にしてみたいものです。

そんなかんじです。藁にも縋る思いの私は、日記の恩恵を受けることができるのか、続報をお待ち下さい。笑
ちなみに今日で5日目です。3日坊主の関門をくぐりぬけています。


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