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【我慢の】PLOTTERが欲しい【叫び】

PLOTTERが欲しい

と叫びながらここ1ヶ月くらい我慢している。

PLOTTERとは、背面に金属のプレートがついている、おしゃれでスリムなシステム手帳のブランド。文房具売場にいくと必ずコーナーがあるのでご存知の方も多いと思います。手帳沼にはまりこんだ人は、このおしゃれな手帳を必ず1つは持っている、とされている。

しかし私は持っていないんですよ!

システム手帳というのは、携帯性と収納枚数の間で永遠に揺れ動くアイテムだ。構造上、どちらも取ることはできない。PLOTTERは収納枚数を捨てて11mmの細いリングだけを使う。小さいリング径ゆえにとにかくスリムでスタイリッシュで、ユーザーのニーズに応えるというよりはブランドのコンセプトを貫くタイプの手帳なのです。
ヘビーユーザーの方々はいろんなサイズのPLOTTERを複数所有し、用途にあわせて使い分けることで収納枚数の少なさを克服している人もいます。
私はどちらかというとたくさん詰め込みたいタイプの人間なので、まさにその収納枚数がネックとなりこれまで買っていませんでした。

そのPLOTTER、現在はリングの色がシルバーリングのみになってしまっている。これまではゴールドもたまにコッパーもあったのに。金メッキを高品質で安定供給できる環境じゃなくなったとのこと。日本人の大半はシルバーよりゴールドのほうが好きなのに。店頭在庫に残っているもの以外はぜんぶシルバーになってしまった。

しかし、沖縄の某所にはまだまだゴールドリングの在庫が残っていた。さすが田舎である。
なので最近、そこにいくたびにゴールドリングのPLOTTERが欲しくてたまらず小一時間売り場の前でウロウロしているというわけなのです。やはりかっこいいよPLOTTER。なんだかんだで1つはほしいよPLOTTER。
「もうこんなに欲しいんだったら買ってしまえ!」と脳内の私がはやしたてることも何度もあったけど、今の今までなんとか「買わない」を選択できている。

そもそも私がPLOTTERを欲しい理由はなんだろう?

・ゴールド金具の希少性
・持ってるとテンションあがる(リスシオが好き)

欲しい理由がこれくらいなのだ。結局は「みんなシルバーしか選択肢がない中でゴールドが買えるんですよ」という優越感が理由の大半なのだ。だからまだ買う寸前で理性が勝利している。

反対に買わない理由は

・もし本気で買うなら、バイブルがいいのだけどバイブル高い。そして好みの皮の色とゴールドリングで売れ残っているのはM5かミニ6のみ。
・ミニ6のリスシオ黒・リングがコッパーが残ってるけど、お家にミニ6がすでに3つあり確実にこのサイズはもう不要。
・M5サイズの可愛さにめちゃくちゃ惹かれてるけど11mmのM5持つくらいならロルバーンミニサイズでよくね?と思ってしまう。
・やはり11mmのリング径の物足りなさ。15mmならすぐ買うのに。

などなど。すでに自作で手帳を量産してしまい、すべてを活用できてない状態なのに、見た目に惹かれてまたシステム手帳を増やしてもうまく使える気がしない。

手帳Youtuberさんは同じサイズの手帳を複数もっていて、それらを使いこなしてる方もいらっしゃるから、別に増やしても罰が当たることはなさそうだ。そして私は浪費家の傾向にあるので、衝動買いは大の得意だ。そんな私がなんとか今のところはPLOTTERを我慢できている奇跡。

とはいえ実物本当にかわいくて…いま一番買ってしまいたいのはプエブロ・ベージュのM5です。かわいい…わたしが持っててだいぶしっくりくるし、毎日肌身はなさず持ち歩きたくなるかわいさである。今日はちょっとレジまで持っていきかけた。でも我慢できた。とにかく偉い。

ちゃんと我慢できているのは、「お家にある手帳を使いこなせていない」という罪悪感が1番強いなと思う。
あの可愛いピンクのM5スクエアも大体はカバンの底で眠っているし、日常で手帳の出番はほぼない。手帳を作ったときはテンションあがって数日持ち歩いていたけれど、私そもそもフルリモートで持ち歩くことがなくなったし、いろんなアイテムに浮気したあとに「やっぱ一元化が落ち着くわ〜」と母艦の365デイズノートに戻ってしまう。なんだかんだ小さいスペースよりA5にのびのび書くほうが楽しいに決まっている。

というわけでちゃんと「待て」ができました。

なのでお家に帰ってから自作の手帳を触るなどしてシステム手帳欲を満たしている。幸福はもうそこにあるよと言い聞かせる。もう人生が折り返しそうな、中年に片足突っ込んでいる年なのに、我慢が下手くそである。ていうか久々に自作手帳触ったけどローズゴールドはやっぱり無敵だな…

あーでもベージュ可愛かったなあ


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