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〈ポーカー〉[ライブキャッシュ]初めての方向けお作法[その1]

プロローグ
日本のアミューズメントカジノではトーナメントが主流なのであまりキャッシュゲームに馴染みのない方もいらっしゃると思います。日本ではリングゲームと呼ばれていますがこれは日本独特のガラパゴス的な呼び名で海外では通常キャッシュゲーム(Cash Game)と呼びます。キャッシュゲームとトーナメントではルール含めてやや違うお作法も多々あるので、トーナメント主体でプレイされている方々がすんなりとキャッシュゲームに順応出来るようにとこのnoteを執筆してみました。いままでにアメリカ西海岸、韓国でキャッシュゲームを打ちましたが、この記事は主にマニラを想定してます。


受付

まず初めにポーカールームの受付に行く
アメリカだと電話でWaiting入れることができるけどマニラはどのポーカールームも現地の受付まで行ってその場でWaitingする必要があります。

ドヤ顔で打ちたいレートを伝える。

まあマニラはほとんどNo Limit hold'mしか立ってないのでゲームの種類を言う必要はない。アメリカとかだとFixed limitとか別のゲームが結構立ってるので「No limit hold'mが打ちたいんやー!」っと明確に言う必要がある。

50-100PHP(125-250円相当)だったら「フィフティー、ワンハンドレット!」
か「フィフティー、ワン!」と伝えよう!

あなた「I'd like to play fifty one hundred (no limit hold'm)」
スタッフ「Okay, May I ask your name?」
あなた「My name is Nash」
スタッフ「Okay, I'll put your name on the waiting list」

(リゾワだとこのあとフィリピンの電話番号を聞かれて、順番が来ると電話で掛けてくれてシートが空いたことを知らせてくれます)

次にウェイティングリストに入れるために名前を聞かれるので自分のポーカーネームを伝えよう。本名じゃなくて全然大丈夫。JJとかKKとか適当な感じの人も結構いる。

希望レートの席が空いていれば待たずにそのまま席に案内される。

ウェイティングリストに入ったら掲示板に名前が出る。

ネットで拾ったべラージオのwaiting list



テーブルに着席

順番が来たら呼ばれる。指定された空いた席に着席。
ここでバイインのためお金を出す。
50-100を打ってる想定で100bb 10,000php 
10枚 1000php札を数えてスタッフ(通称チップランナー)にわたす。
口頭でも「テン、サウザンド」 (僕はたまに「テン、ケイ」(10K)っていってるけど伝わり悪いので「Ten Thousand」のほうが無難w)

ディーラーにポスト払って参加するか、BBまで待つかを聞かれるので
ポスト払う場合は 「I'll play」
BBまで待つ場合 「I'll wait」
ポスト:途中からプレイする場合1.5bb支払う。50-100のときは150を支払い。After buttonでボタン以降だと払わなくていいカジノもある。

カードが配られてプレイしたいのにチップが来ない事があるがディーラーさんが支払い額を覚えててくれるので通常通りプレイして大丈夫です。
慣れてないときは焦りましたw
ポットに参加して、ポットが取れなかった場合はディーラーが支払い分を覚えておいてくれるので、チップランナーがチップを持ってきたタイミングでプレイした分のチップを支払えばOK。
慣れてる通しだったらプレイヤー同士でもやりとしてもいいけど、基本はディーラーを介してチップを渡すべき。

チップが来たらまあ普通にプレイしましょう。きっと日本人のプレイヤーは20枚積みにして高額チップを見やすい上においてる筈。



All-inになったとき Insurance、Run it twice

オール・インになったときはトーナメントではないので基本ハンドをショーしなくて大丈夫です。
と書いたけど、確かにアメリカはショーしないんだけどマニラはショーーすることの方が多いかも…..

ただカジノによってインシュアランス(保険)がある場合はショーします。
アウツを引かれたらカジノから決まった倍率の額が戻ってくる仕組みなのですが期待値マイナスなので基本しないほうが良いです。1アウツ引かれたら30倍とか。500php掛けとくと15000phpになって返ってくる。

Run It Twiceしたい場合は相手に確認しましょう。合意が取れればTwiceになります。カジノによって低レートだとTwice出来なかったり(オカダマニラは50-100でTwiceできない)マルチウエイでもTwice出来たりと様々なので確認しましょう。

Twiceして両方買った場合を”Scoop”(スクープ)と言います



トイレのタイミング

ライブだと1ハンドあたり平均2分程度かかるのでUTG+2くらいで離席行けばBBまでには帰ってこれる。ポジション良いときにトイレ含め離席しないほうがEV+。
ミスブラインドした場合でボタンを過ぎている場合ポストするかビックブランドまで待つか聞かれます。

ディーラー「Post or Wait for big blind?」
あなた「I'll post」

ビックブランドとスモールブラインドを足した額のチップと出します。

またビックブランドだけ払いそこねたときは

ディーラー「Buy the button or after the button?」
あなた「I'll buy the button」

どの道、1.5bb払うことになるのでBuy the buttomしましょう。
流石にビックブランド待つのは長すぎる


辞めるとき
チップラックをスタッフに頼むと持ってきてくれるので、それに勝ち取った大量のチップを詰めましょう。プラインド払ってるので切りよくUTGまでやって終わることが多い。
自分は挨拶で「Thank you guys, run good !!」とか「Thank you guys, Good Game!」みたいなこと言って離席する。

チップは換金してもいいし、また来る予定だったらカラーアップ(高額チップに変換)してもいい。ペソは1000php札までしかないので数えるのに時間が掛かる。あと個人的には潔癖症なのであまりお札に触りたくない。


2 Big Blind (ツービッグブラインド)(デッドボタン)

本来BTNのプレイヤーが飛んだり、辞めたりした場合、SBのところにButtonマークが行きます。そして本来のBig Blindはそのまま1BBを置きます。更にUTGだったプレイヤーも1BB置き2Big blindになります。この一周は2Big blind + 1 Small Blindになる。
次の周。 1Big blind + 2 Small Blind
そのまた次の周。 1Big blind + 1 Small Blind でめでたく元通りのブライドになる。
オープンレイズのサイズやディフェンスレンジ変えなくちゃ!と思うかも知れないがあまりみんな気にしてない様子。


ブラインドチョップ

SBまでFOLDで回ってきた場合にSB vs BBのブラインドバトルを省略してお互いのブラインドを引っ込めて終わらすことができる。基本ブラインドチョップになることがおおい。


おしまい


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