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インド一人旅

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20代にインドを一周した際の一人旅の記録です。2003年当時の話なので古いといえば古いのですが、バックパッカーやインドに興味のある方々には参考になる部分もあるかと思います。
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生と死の混沌の中で(インド旅⑧)

神聖なる火葬 黄金の布で覆われた竹製の担架が数人の男達に運ばれてガートにやってくる.火葬の始まりである.ここマニカルニカーガートはインドの火葬場として最も有名である.今日も多くの人がすり鉢状になったガートに続く川岸を囲み,そこで行われる神聖なる死の儀式を見守っていた.辺りには煙が立ちこめ厳粛な雰囲気である.『歩き方』によれば,ここはインド世界の底であり,インド人にとって最もデリケートな部分である.死者にカメラを向けることなど許されない.第一,ここにいるというだけで声を掛け