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やりたいこと全部やる八重山一人旅〜2日目①電動自転車でGO!ニシ浜、ペー浜、最南端の碑!

ナサニエルですm(_ _)m
2022年5月、沖縄県の八重山諸島に一人旅に出かけました。
人生で3度目の一人旅、その中でどんなことがあったのか。
旅の備忘録を書き残すことにします。

それでは7日間の2日目、どうぞ♪(´ω`)


健康的で丁寧、はこな旅館の朝食

ダイニングエリアから見た空

昨晩の星空はとても綺麗で、波照間に来てよかったなと心底思いつつ、更にここから丸二日間の波照間滞在がスタートします。
まだまだ楽しいこと沢山あるだろうなと期待を込めつつ、朝8時にマスターが朝食を作ってくれます。

健康的な朝食に舌鼓

多くを語らないマスター、コミュ症の僕。
一品ずつが何のおかずなのかをこちらから聞く事もなく、昨晩のおにぎり2個とアイスの空きっ腹に黙々と朝食が吸い込まれていきました。
一品ずつの料理がとにかく丁寧に作られていて、手が込んでいる…!
宿のクチコミ情報だけですが、元は波照間島以外の場所で料理人をしていた〜なんて言う書き込みも多くありまして、一つずつ丹精込めて作られる料理の腕はまさに本物だと思いました。
にもかかわらずパクパク頂いてしまいましたが…。
こんな朝食が明日と明後日も頂けるだなんて、本当に幸せです!

雲間から少しの青空

昨晩の星空もそうでしたが、時々ほんの一瞬だけ、雲間から青空がちらっと見えたり、また消えたりと、今日も一日そんな感じなのでしょうね。
たまに霧雨も降ったりしていたようです。

まずは波照間島のメイン海岸、ニシ浜

島を巡るのに宿で有料で借りられる電動自転車を使って、今日は島内を一周することにしました。
まずは昨日、日暮れ前にお邪魔したニシ浜。
朝食後すぐ、まだ朝9時になっていない時間帯は、人の気配もありませんでした。
天気もこのようにどんよりですし、きれいな空と海の写真を目当てに来た方には向かない景色なのかもしれませんね。

海の前の小屋、額縁のような写真が撮れます

波照間島の中で唯一、シュノーケリングができるのがこのニシ浜。
ちなみに他の浜は潮の流れが速く、遊泳禁止です。
シュノーケリングから陸に上がった人が休めるようにと、このような屋根付きの建物、シャワールーム、トイレ、ロッカーなどが近くにあります。
もちろん視界を遮られることのない広々とした海岸線で写真を撮るのにもベストな場所です。

砂浜でも育つ植物、花も咲いています

海の碧さと砂浜の白さにアクセントを加えるように、浜辺には緑の植物も育っています。
薄紫の花もところどころ咲いて、楽園と表現するにふさわしい景観でした。

プライベート感満載、ペー浜

さて、チラホラと観光客が浜に増えて各々の写真を撮り始めた頃、僕は別の浜に移動しました。
ペー浜と呼ばれています。
ニシ浜から自転車で10分ほど走ったでしょうか。
場所を示す看板などがあるわけではなく、ただ『この先、車両通行禁止』とだけ書かれた看板があり、生い茂る草木の間に人がひとり通れる程度の獣道のようなものがありました。
この浜は、行くのに少しハードルが高いです。
というのも、看板にもある通り自転車などを途中で降りて、少しの間、森の中を歩かないとたどり着けないからです。
この頃からシトシトと雨が降り始め、地面もぬかるんできましたが、諦めず浜辺に向けて進んでいきます。

曲がりくねって先が見えない道をとにかく歩く。

だんだんと、波の音が聞こえてきました。
そろそろたどり着けると思い、歩みのスピードも加速した時、木々の間からようやく鮮やかな色彩が見えてきました。
ペー浜です。

この先に広がるのは…

なかなかここまで来る人はいないのか、もう完全なプライベートビーチでした。
海の向こうが全て厚い雲なため、100%きれいな景色と言うのは難しいかもしれませんが、雨も降ったり止んだりする中、時折雲間から太陽が顔を覗かせた瞬間もあり、タイミングを見計らってシャッターを切ることができました。

運良く太陽が照らしてくれました

波の音を聞きながら、1時間ほど波打ち際に座って海を眺めていました。
ところが島の天気は変わりやすく、また梅雨時期でもあるため、激しい雨が容赦なく打ち付けて来てしまったので、浜辺から撤収し電動自転車に戻ります。
目指すは、『最南端の碑』です。 

人懐こいヤギにご挨拶

放し飼いのヤギ

波照間島には、放し飼いになったヤギがこうして草むらで枯れ葉を食べて暮らしています。
さすがに親ヤギはロープで結ばれていますが、子ヤギは自由に辺りを駆け回っています。
全然逃げないどころか興味津々に向かってきて、それにスマホやカメラの存在を知っているのか、自撮りしようとしたらカメラ目線までくれるサービスぶり。
波照間島のヤギ恐るべし!

目指せ!日本の最南端

空の9割が雲に覆われ、時々雨が降ります。

30分は自転車を漕いだかもしれません。
島の中で特にコンクリート舗装された道をずっと進んでいけば、最南端の碑に到着できます。
時折、軽自動車が追い抜いていく以外、人には出会いませんでした。
畑も沢山ありますが、作業している方も見受けられず、この広い世界にたった一人。
こうなると、自然と歌でも歌いたくなるもので。
はじめは自分だけに聞こえるように、次第にボリュームを上げて大熱唱してしまいましたが、きっと誰にも聞こえていなかったでしょう。
とても気持ちの良い時間でした。

ようやく立て看板が見えてきて、最南端の碑がある丘に到着しました。

最南端の碑、竹富町が建てた石碑
こちらは学生さんが初めに建てた石碑

石碑は2つあり、時系列で言うと初めは学生さんがこの場所に石碑を建て、その後で竹富町が大きな石碑を建てたんだそうです。

学生さんが建てた石碑、個人の建造物がこうして後世まで残って、今では街の大切な財産となっているというのは、なんだか嬉しいですね。
誰もができる経験ではありませんから、本人も誇りに思われたことでしょう。

先程自分を追い越した軽自動車はどこへやら、僕がこの場所に来た時間、この丘には誰も人がいなくて、そのうち数人の客が来たので、そろそろ再び宿の方向に帰ることにしました。


(次へつづく↓)


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