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4月振り返り

新年度のそわそわは少し落ち着いてきたでしょうか。
あっという間に5月。と、これはあくまで私の主観であって、このひと月を長く感じた方もいらっしゃると思います。相対性理論というやつですね。使い方、合っていますか。

進級、進学、就職、異動、転居・・・。
様々あったと思われるこの4月を振り返っていこうと思います。

仕事のこと


〇人事異動

何と言っても人事異動。
後任の上司が新たに着任し、新体制へとなりました。
他事業で経験豊富な上司であるので、いろいろな目線からの意見をくれるし、相談支援の考え方自体は共有できている。
そんな上司からはナカポツ事業としての視点や、どこまでやる・やらないの判断基準で意見を求められることが多くあります。

お互い素直に意見交換できているのでありがたいところ。

この時期は委託元や連携機関からごあいさつのための来客が集中します。
そういう対応にも同席して、機関としての意見を話すこともある。
多くがアドリブでの対応になりますが、大丈夫だろうか。
差し出がましい、僭越ながら、といった心情ではありますが、そういう立場になったと思って淡々とこなしております。

しかしながら支援の中で感じる課題を問われた時には、相手の立場も踏まえて話せるようにならないと、と少し反省しています。
失礼なことを言ったわけではないですが、やはり所管している分野に絡めて話していけないと相手方の参考にならないですよね。
愚痴っぽくなってもいけませんし、匙加減や切り口が難しい。

〇業務分担

支援以外の部分の業務分担をおこないました。
委託元へ出す契約書や依頼された文書の作成、事業所イベントの企画やら立案、特別支援学校への在校生・卒業生の対応、登録者の整理などなど。

正直1年を通してやっていくものもあれば、数週間~数ヶ月で終わるものもある。
毎日手をつけなければいけないわけではなく、支援や記録の合間に少しずつ進めていけばいいものばかり。

私がこのままやっても問題はないのだけれど、法人の方針で異動が迫ってきているような気もする。
その中でまったく触れていない仕事だけ置いて行くのもな、と思ったところで、今年度、私は補助に回って、分担して仕事をやってもらおうという試み。

会議で主旨も伝えて挙手を募ったところ、まず手が挙がらず。
おずおずと2年目の新人が最も負担のあるところに立候補してくれるという事態(本人曰く、先輩を差し置いてどうなのだろうとおっかなびっくりだった)。
次に非常勤の方(別に非常勤だから下に見ているわけではないのですが)が手を挙げる。おいおいちょっと待てと。
お金をもらってる正社員がまずやれよと思ったので少しその点を問うてみる。
そうしてようやく手が挙がる中堅どころ。

いや、あなたたちが手を挙げたところの負担は小さいからね。
こんなもん担当つけるほどでもないからね。何をビビってるんだよと。
車検の調整て。企業(5社)へのアンケート送付て。
そんなに新しい仕事が嫌なのか、中堅という自覚はないのか。
支援に集中している、というならばそこの質をあげていただきたく。

何だかとても寂しくなった会議でした。

〇仕事への姿勢
上記の項目にも合致する内容。

仕事への姿勢が人それぞれであることは前提として承知しているつもりです。
お金が稼げればそれでよい。別の職場で働きたかった。支援がしたかった。福祉でいいやと入ってきた。なるべく楽に働きたい。適性がない。今の仕事が楽しい。もっと仕事を身につけたい。このまま楽に逃げ切りたい・・・。

それはそう。自分は今の仕事に対して適性があると思っているし、モチベーションもあるし、もっと上手になりたいと思って働けている。
これはとても珍しいことで、幸せなことなのだと思う。
そうでない人がいたとして、それはとても苦しい毎日なのだろうとも理解できる。
与えられた場で、自分から希望せずに配置され、何となくで過ごしてお金をもらえる。

だとしても、もう少し何とかならないだろうかな。
担当を変わってほしいということをはっきり言えるなら、その他思っている意見をはっきり言えるだろう。
率先してお菓子やお土産を取りに行けるなら、郵便を取りに行ったり配ったりできるだろう。
飲み会の取りまとめができるなら、他機関とのやり取りも取りまとめられるだろう。

明らかに仕事を選ぶことはどうなのか。
新規の電話があったと朝礼で共有する時、任せられたくないと目を伏せて、面談可能な候補日を聞いて黙っているのはなぜか。
誰がやってもいい掃除、消毒、洗車、電話の取り次ぎをやってくれている人に対して礼を言えないのはなぜか。
そうやって働いている人が就労支援でよく物が言えるな、と冷静に疑問だ。

そうやって席についているだけの先輩を見て後輩はどう思うだろうか。いや、私のような目で見ていないのかもしれませんが。
やっぱり長く同じところにいると、私のようによくない物が見えて、傲慢になってくるのでしょうかね。

生活のこと


〇子ども、すくすく
育っている。徐々に奥さんのお腹が目立ってきている。
もう毎日お腹に向かって声をかけている。エコーに写るギリギリ人間のようなカタチを見るだけで気持ちが穏やかになって、じんわりと幸せを感じる。

ようやく5ヶ月目に入り、いわゆる安定期に入った。
この連休に戌の日祈願というやつに行ってきます(大安吉日)。
そんな日があるとは知らなかった。

少しずつ準備するものを揃えようかと考えている。
それから名前。次の通院で性別がわかるかもしれないらしい。

女の子の名前は夫婦それぞれ沢山出てくる。
男の子の方が考える時間が必要かも。それでもいくつか出てきたのですが、総画数が悪い。
画数で名前を諦めるのか、今のところとても悩んでいる。
ところで「大谷翔平」はそんなによくないらしい(以下参照)。そうすると、やっぱり画数というものにこだわらなくてもいいような。

地味と言えば地味?

いやもちろん、これまでの大谷選手の成果はご自身の努力のたまものだと思います。そりゃもうとんでもない努力の。名前で人生が決められるわけがないことは十分理解しています。
一方で、調べて「凶」と出ると少し「うっ」となる。我ながら令和で画数って。

〇Kindleを活用する
奥さんのおさがり。
電子書籍というやつをはじめて買って読書をしています。

今読んでいるのは『岳飛伝』。北方謙三の水滸伝シリーズですね。渋い。
中学生の頃に水滸伝を読み始め(渋い)、大人になるまでに何度となく読み返しています。基本的には図書館で借りていたのだけど、大人になって文庫本を集め始めた。
しかし文庫本40冊近く?になるので、さすがになと思ったところでこの端末を奥さんからいただく。

何度読んでも心が熱くなりますね。

水滸伝と言えば中国四大奇書のひとつだったと思います。
三国志演義、西遊記、金瓶梅と並ぶ。
日本では幻想水滸伝とか有名でしょうか。あれは水滸伝要素あるのか?(未経験)

本来は仙術やら道術やらが飛び交うファンタジーらしいですが、いわゆる北方水滸シリーズはファンタジーというよりは比較的リアリティ路線(といってもやはりとんでもない無双はあったりする)。
北宋末期の腐敗した政府に対して、世直しを唱える好漢たちの志、友情、戦記物といったところでしょうか。
各登場人物が志や己の愛に殉じていくシーンが大好物です。

Kindleを鞄に忍ばせ、電車での訪問の時に読んでいます。すっと出せて便利。お風呂でも使える。

〇作り置きブーム
再燃中です。
ばーっと3~4品ほどを作る。音楽をかけながら自分の世界に浸るのがいい。
タスクを考えて効率よく回す。本当はもっと広い調理台でやりたいのですが、こればかりは仕方ない。夢のアイランドキッチン(食器棚やらオーブン付のやつ)。

この季節だと、ささみの南蛮漬けや紅白なますなんかでさっぱりするのもいい。
定番の鳥の照り焼きや豆腐入りの鳥つくねも簡単。
ピーマンやごぼうのきんぴら、切り干し大根も副菜として優秀。
つまみではみょうがと大葉のナムルもヒットしている。これはたれとしても使えるか。

作り置きは職場に持っていく弁当や、奥さんが作ってくれた夕飯の副菜として、奥さんのお昼として消費されていきます。
材料の効率も考えてメニューを考えるのもまた楽しい。買い物メモを奥さんといろいろ話しながら作るのは幸せです。

この連休も夕飯とは別に作り置きを実行したい。

まとめ

4月は気持ちも新たに始まることが多い月です。
初めての環境になる方も少なくありません。
それが1ヶ月続き、5月の連休で世間は一息ついています(サービス業を中心にそうでない方もいらっしゃいます。ありがとうございます)。
ここで気持ちが緩んで、心身ともに疲れが出てくる時期です。いわゆる五月病。

4月に比較してどうでしょうか。環境には馴染んできましたか。
少しは息を抜くタイミングや方法を見つけることはできたでしょうか。
まだそうできていなくても、この先はまだわかりません。
ゆっくりと見つけていけるとよいですね。無責任に「見つかりますよ」とは言えませんので、この程度の言葉で。

さわやかな時期は一瞬ですが。花粉も過ぎ去りましたし、窓を開けるにはいい季節です。
この時期の風のにおいを感じて、ぼんやりしてみましょうか。

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