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キャリアプランと仕事の姿勢

先日、来年度の内示が発表されました。
私は変わらず現状維持。昇格はなく残念ではありますが、まあそういうことでしょう。
上司になるのは同じ相談部門の方。さらに上の上司は他部門からやってきます。
その点についての不安はあまりない。相談できる方じゃないかな、と少ない関りから考えています。

異動は悪いものではないと思うのですが、今回の傾向から少し今後の自分自身のキャリアについて考えました。不安が生じているとも言える。
そこで自分の仕事の姿勢や、イメージしているキャリアについて整理したいと思います。

イメージしているキャリア

自分はこれまで、就業・生活支援センター事業のみを経験してきました。
最初は不安や失敗ばかりで辛かったですが、幸いいろいろと身につけることもできて、今ではやりがいを持って業務に取り組んでいます。

この仕事を理解して、よりよく取り組みたいと思っています。
そして一定の収入を得て、奥さんと子どもと幸せに暮らしたいと考えています。贅沢は言いませんが、子どもが生まれたら望むことはさせてあげたい。そりゃ全部を満たしてあげることはできないと思いますが、一定の生活はさせてあげたいのです。

上記2つの理由から、私はこの仕事である程度の立場に就きたいと思っています。
事業でいうところの主任就業、法人でいうところの管理職ですね。
事業の役職=法人の役職ではありませんが、事業の中核を担えないことには昇格はないと思っています。

ここに到達することができればいいな、と思って、私は以下のように仕事に取り組んでいるつもりです。

仕事に取り組む姿勢

主任就業や法人の役職に就くためには、支援スキルを伸ばすだけでは不足します。
事業理解や関係制度の理解、事業・法人業務における事務能力、他機関・他法人と関係を作る能力、上司・部下・同僚との関係構築能力や指導・助言・・・。
そういったものを身につけてようやく、一介の支援者から管理側へ立場を変えることができると考えます。

そこで、自分は上司にひとつひとつ仕事を譲ってもらってきました。
自分からやっていいか尋ねることもあれば、上司から渡されることもあります。
委託元への提出書類や実績報告、実習保険の取りまとめ、特別支援学校との性と引継ぎや登録に関する調整など。
上司が出席できない会議や研修に参加し、内容をまとめて共有する。

法人業務も同じくで、法人全体への研修の企画・運営、BCP作成などにも参加させていただきました。

ケースで言えば、苦情があったケースの担当者交代の際は私が対応し、改めて対象者への対応の説明や調整をおこないました。
新規のケースを受けるのも8割は私で、予定が開いている限りは対応し、難しい場合は他の人が、という優先順位ができています。

新人が入ってきた時には事業の説明や、上司の発言の補足、他の職員との関りへの助言や愚痴の整理。

これらはとにかく、私が上記の立場に至るために必要と思って取り組んできました。
それだけでなく、任せてもらうことで仕事を知ることができて、楽しかったし、仕事が楽になるからということもあります。

誇らしく考えてはいなくて、率先してやるのは当たり前だと思っていましたが、他の職員を見るとどうもそうではない。
新規ケースの話が出ると、みんな聞いているんだかいないんだか、答えのわからない質問をする先生をみるような態度を取って、下を向いてしまいます。
わからなくてもやってみないと、一生わかることもないのになんだこれはという気持ち。
なので、率先する自分を褒めてあげようと最近は思っています。

まとめ

仕事を知っていくことは楽しいです。
それは私が、この仕事を好きだと思っているからでしょうか。
好きでもない仕事は、知ってもなお楽しくならないものなのでしょうか。これ以外やったことないからわかりません。
でもこうやって感じられることは幸せなんだと最近考えます。本当に恵まれている。

主任就業になると責任が生じます。そこに不安はもちろんあります。相談できる相手は限られるでしょうし、同僚は部下になって、部下に部下の愚痴は言えないものだと思っています。
孤独なのかもしれません。こればかりはやってみないとわからない。

それでも、その立場になればまたひとつ、仕事を知ることができる機会が増えていきます。
会議に出て、意見を求められて、そのために自分でも考えて。
自分より経験を積んで、考えている人たちの意見に触れる機会が増える。
それを鵜呑みにせず、自分で考えて、自分なりの理解を深めていく。
そして、自分の思ったかたちに仕事を変えていける。望んだ変化を達成できるかは別ですが、働きかけてはいける。もちろん様々な軋轢、しがらみ込みで。

そう考えるとやはり不安もありますが、楽しみも感じるのです。

一方で、最近理事長とすれ違った時、「次(の異動)は君だね!幹部候補生として!」と言われました。
これがどこまで本気かは知りませんが、少し驚愕。
いやそりゃ異動はあるんでしょうが・・・。

今回昇格はなかった。
仮に来年異動となって別の事業へ行くとなると、そこでまた一から経験の積み直し。
そうこうしている間に他の経験者が昇格。自分はずっと、このまま置いて行かれるのではないかと。

収入は増えず、やりがいまで奪われ、教育の意図を感じないような異動に甘んじることができるでしょうか。
幹部候補生、なんて耳障りのいい言葉ですが、そんなもので安心は得られないのが正直なところです。

不安は募りますね。
自分が描いているキャリアプランを異動してきた上司には伝えておこうかな。失礼ではないかな。
自分は前述の通りに目的と道のりを考えているけれど、そこが間違っているなら早めに正してほしいのです。
そして法人が描いているプランがあるならみてみたい。幹部候補というならば、それくらいあってしかるべきだと思うのでした。

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