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運転免許取り消し後、最短で免許証再取得の裏技と一発試験の流れ

以前に、とある事情で免許証の取り消し処分になってしまったことがあります(-_-;)
2年間の欠落期間(免許を取れない期間)終了後、自動車学校に通わずに免許証の再取得に成功しましたので同じ境遇の誰かの参考になればと記事を書きます。

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欠落期間と取消処分者講習

欠落期間満了後に車の免許の再取得をしようとすると、取消処分者講習を連続2日間(1日目7時間、2日目6時間)受講し、終了証書を発行してもらわなければなりません。しかも自動車免許取得の場合、仮免許を取ってからでないと取消処分者講習を受講できません。そして基本的には欠落期間中は自動車学校に入校できません・・・。条件厳しすぎますね。

酒気帯び運転や酒酔い運転の場合は1か月の飲酒記録を記入する為、1日目を受講し、30日後に2日目を受講しなければなりません。条件次第で欠落期間中でも受講はできますが、修了証書の有効期限は発行から1年間・・・。
1年以内に免許を取得しなければ再受講となってしまいます。
ルールがごちゃごちゃしているので一旦まとめますね。


  1. 欠落期間中は自動車学校に入校できない(自校の種類により異なる)

  2. 自動車免許取得の場合、仮免許を取ってからでないと取消処分者講習を受講できない

  3. 取消処分者講習修了証書の有効期限は発行から1年間。1年以内に免許を取得しなければ再受講

  4. 

普通のやり方では、欠落期間満了→自動車学校入校→仮免許取得→取消処分者講習(飲酒系なら1か月)→本免許取得となります。仮に自動車学校を2か月で卒業するとしても欠落期間満了から最短で3か月かかってしまいます。
上記を2か月にする裏技があるんです!


最短で取消処分者講習を受講する裏技!

それは自動車より先に原付免許を取得することです!原付免許(普通二輪・大型二輪)には仮免許という制度が無いので、上記2が適応されない為、欠落期間中に取消処分者講習を受講できます。

(欠落期間1か月前に)取消処分者講習(飲酒系なら1か月)→欠落期間満了→原付免許取得→自動車学校入校→仮免許取得→本免許取得

このやり方だと取消処分者講習修了と同時に欠落期間が満了し、1日で原付免許を取得、翌日には自動車学校に入校できますので無駄な時間を大幅カットできます。

私はこのやり方で欠落期間満了後3日でまず原付免許を取得しました(^^)
取消処分者講習は開催日が決まっており、定員オーバーもあり得るので前もって予約すると良いでしょう。 免許の取得方法
取消処分者講習を受講後、欠落期間が満了すると免許の取得資格を得ます。免許の取得方法は大きく分けて3つあります。

公認教習所(公安委員会の指定を受けた教習所)

上記の中で一番認知度の高い教習所で、最大の特徴は教習所内で仮免・本免の試験が行なえる事です。実技でいつも乗っている車いつも練習しているコース顔なじみの教官が試験してくれますので緊張・プレッシャーは一番少ないはずです。こちらの試験に合格し、卒業できれば免許センターでの実技が免除され、学科試験のみの受験となります。デメリットは料金が高額で、学科・実技ともに規定時間をクリアしなければならないので期間がかかる事です。

非公認教習所(届出教習所・指定外教習所)

公認教習所との最大の違いは教習所内で仮免・本免の試験が行なえない事です。免許センターで実技試験を受ける為、難易度はグッと上がりますが、教習所自体は料金・教習時間ともに節約できます。免許センターでの受験時に受験料を支払う為、何度も落ちてしまえば料金がかさむ事もあり得ます。

【裏技】一発試験(飛び込み試験)

教習所に通わずに直接免許センターへ行き受験する方法です。受験する度に受験料がかかりますが数回落ちても自校の教習が無い分、安くなることが多く、時短にもなり易いです。ただ、免許センターは辺鄙な場所にあることが多く、数回は通う事になるのでその都度交通費がかかります。そして最大のデメリットは落ちた時に1つ2つアドバイスはくれますが、「ここは教習所ではないので」と、何をどうすれば合格するのか?など詳しくは教えてくれません。70点以上で合格なのですが点数は教えてくれないので、いつ合格できるのか全く読めません。心は折られます。仮免許の合格率は10%ちょっとと言われており、うち上記の非公認教習所を卒業後受験している方々もいるので10%は下回るのでは!?と思うくらい難関です。

もう一度言います。心は折られます。

それでも何とかして一発試験で安く免許をとりたい方はお力になれると思いますので有料noteですが『免許証を取り戻せ! 自校に通わず自力で一発試験(飛び込み試験)の技能試験に最短で合格できる対策を伝授!』をごらんください。



一発試験の奮闘記!仮免許取得まで


取消処分者講習を受講後、欠落期間が満了し、免許の取得資格を得たので、いよいよ免許センターに電話で予約!受験料を払い、視力検査などの適性検査後、仮免許の学科試験に挑む。仮免の学科試験は簡単で、45問50点を90%の45点以上で合格となる。当然勉強して挑み、学科は一発合格!合格した場合は点数を教えてもらえるが、なんと満点で合格だった!一時間後に仮免の実技試験と言うことでまたまた受験料(車両レンタル料)を払い、待合室で待機。コースが3つあるが既に当日のコースが発表されてたので待機中に覚え、緊張しながらいざ試験へ!

・・・全然ダメでした。

「きみは運転はできてるんだけどウインカーを出すタイミングが少し早かったり遅かったりするんよねー。ウインカーを出してハンドル操作までの時間にもムラがあるし。」
あんたのサジ加減では!?とは思ってても当然言えない。翌週に次の予約を入れて帰宅。私の自宅から免許センターまで電車で片道2時間。まじキツい。
翌週になり2度目のチャレンジ。前回適性検査と仮免学科をクリアしているので半年間は免除されるとの事。

2回目も落ちた(-_-;)
アドバイスの内容は前回同様。狭い試験場で30m手前から常にウインカーを出すことは物理的に不可能だ。右折後にすぐにまた右折なんてザラにある。要は試験官にコース指示されてからのウインカーでは手遅れとなる。
3回目は3コースともしっかり頭に入れての挑戦だ。
・・・また落ちた。「巻き込み(確認)はもっとグッと見てね。」
それもサジ加減じゃん。とはやっぱり言えない。それどころか新たな指摘が。取消しまでの12年間の運転生活で培った片手ハンドルの癖を見抜かれてしまった。試験中はアナログ時計で言うところの10時10分の位置でハンドルを握っていたが、S字やクランクなど短距離で沢山ハンドルを回す時につい右手でグリグリグリ~っと回してしまう。左手は持つフリをしていたのをツッコまれた。こちらは自覚があるだけに非常にマズイ。

4回目も同じ理由で落とされ、やっぱりそう簡単に受からせるないよなー。と半ば諦めモードに。最悪今からでも自校に入校して実技免除も視野に入れようと喫煙所へ行くと、試験官とばったり出会い、ダメ元で「(合格まで)全然遠いですか?」と聞いてみた。
「いや、点数は言えないけど、いっつもあとちょっとなんだよねー。」
んっ?ここに来てやさしさ・・・( ̄▽ ̄;) 諦めがつかなくなる。
今回は連休を取り、近隣ホテルに宿泊し、連チャンで受験。5回目でやっと合格をもらえた!!めちゃくちゃ嬉しかった!!


一発試験の奮闘記!本免許取得まで

今度は本免用の学科試験を受ける。問題数が95問に増え、同じく90点以上で合格となる。本免の試験は試験場での縦列駐車or方向店転換。それ以外は路上で行う。
狭い試験場よりよっぽどやり易い。が、自宅から2時間の未開の地。道がわからーん!と言うことでウインカー問題再来。それと同時に今まで当たり前に運転してきた日本の道路。明らかに後続車が居ないときは巻き込みの演技が甘くなるわ、サイドミラーを見る前についウインカー出しちゃうわで・・・3回落ちました('◇')ゞ
鬼試験官は些細なミスも絶対見逃してくれません。
本免を4回目でようやく合格!トータル9回目で合格!!
試験官曰く、「仮免で平均15回くらいで受かるから、トータル9回で合格ならめちゃくちゃ早い方だよ。」
あれ?それって仮免だけで合格率6.5%くらいじゃん!?うちの地域が厳しいのか?
ともあれ念願の免許復活!と思いきや、来週取得者講習に行ってくださいと事。まだあるのかよ(;'∀')ノ

運転免許取得者講習

自動車学校で行われる運転免許取得者講習を受講し終了証を発行してもらわないといけないらしい。具体的には高速道路走行、救急法がメインでその他ディスカッションという名の最近の事故事情などの座学を聞く。
試験ではなく講習なので普通に受ければよいだけだ。救急法の実技はこっ恥ずかしいが、ここまできて教官の機嫌をそこねて「真面目にやってないから終了書出しません」とか嫌なので粛々とこなし、無事発行された。
後日原付の免許書と終了書を持って免許センターへ行き、念願の自動車免許復活!!感無量というか、何とも言えない物凄い達成感でした。

まとめ

合格までの回数や、自宅からの距離次第で交通費もそれぞれ違いますが、私の場合は交通費・宿泊費等含めトータル10万円弱で免許取得となりました。自校や地域によっても料金は多少違いますが、料金も期間も通常の1/3くらいで済みました。
今回私はトータル9回で合格出来ましたが、いつ受かるか全く読めず、ゴールの見えない状態はめちゃくちゃ苦痛でメンタルはズタボロになりました。途中で心が折れて、やっぱり自校へ通うという話も多々聞きます。

何とかして一発試験で安く免許をとりたい方はお力になれると思いますので有料noteですが『免許証を取り戻せ! 自校に通わず自力で一発試験(飛び込み試験)の技能試験に最短で合格できる対策を伝授!』をごらんください。



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