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ノーベル生理学・医学賞とバイオヘルスケア株の関係

1.目的

リジェネロンのモノクローナル抗体や、クリスパー/キャスナイン技術を保有するインテリア・セラピューティクス、RNAiのアルナイラムとバイオ素人の私でもワクワクする言葉がたくさん並び、希望や夢を持ってしまいます。
その一方で、上記の技術や日本でも特に有名なips細胞もいつ実用化し、企業に売り上げに貢献するのか、どのくらいの期間かかるのか、不明です。
当然、期間は何年かかるかなんて未来永劫わかるはずがないですが、少しでもヒントとなる指標がないか探ることがないかと思いこの記事を作成しました。
また、mrna、bntxなどのmrnaも株価暴騰やarkgのストーリーを見ていると割高な銘柄につい手が出そうになります。そこで上記の分析をして自制できればと考えています(笑)
※あくまでも備忘録として記述したnoteになります。

2.受賞者と関係企業

画像1いきなり結論ですが私が1,2時間で調べ上げた結果正直うまくまとめられませんでした。
 regnから着目したため、1984年のモノクローナル抗体に関する受賞から2004年の受賞の間で直接関連する企業や受賞内容を表にすることができませんでした。初期胚発生における遺伝的制御に関する発見(1995)や細胞性免疫防御の特異性に関する研究(1996)は簡単に見つけらると思ったのですが、直接的に関与する記事をネット上で見つけらませんでした。しかし、直接かかわっていないだけで、間接的にはかかわっているだろう記事は見つけられました。最終的には私の知識不足でその関連性をまとめあげることができませんでした。(専門外なので当然ですね(笑)考えが甘かった。)
また、ノーベル賞化学賞でも医薬に関わる研究が受賞していることも驚きでした。CRISPR-Cas9も医学・生理学賞と思い込んでいたのですが、化学賞での受賞でした。またまた、勉強不足を露呈してしまいました。その他突っ込みどころが満載だと思いますが、ご容赦ください。

3.用語の整理

改めですがバイオ・ゲノム薬品など、定義がわからないため、簡単にまとめると(中外製薬,協和キリンのHPを参照しています。)

◇バイオ→バイオテクノロジーのことでバイオ医薬品は遺伝子工学を応用しタンパク質などの複雑な構造の医薬品を微生物や動物細胞に作らせること。それまでは抗生物質といった低分子化合物が医薬品だったが、バイオテクノロジーにより複雑な生体分子も医薬品にできるようなった。1980年から実用からされている。また、遺伝子治療、再生医療(ES細胞、ips細胞)も含まれる。

◇ゲノム創薬とはゲノム情報のデータベースを活用して、病気の原因となる遺伝子やその遺伝子がつくるタンパク質を調べて、タンパク質に結合する分子や抗体から創薬すること。そのため、ターゲットを絞って開発できるため、開発期間が短くなり、タンパク質、mRNA,DNAまでも医薬品の対象なる。
◇抗体医薬品
 ・免疫には抗体が主役の免疫(T細胞が指令、B細胞が抗体を作成)
  →抗体とは特定の遺物にある抗原(目印)に特異的に結合して異  
   物を追い出す分子。免疫グロブリン(igG,igM,igA,igD,igEの5
   種類)というたんぱく質。おそらく、免疫チェックポイント
      阻害薬はこの枠組み?に入る。
    /中和作用として標的上の抗原に抗体が結合してマクロフ
              ァージや好中球が除去しやくする。
    /CDC活性として標的細胞上の抗原に抗体が結合すると補
              体と総称される複数の血清蛋白質が次々と反応し標的細胞
              を溶解する。
              /ADCC活性として結合後にさらにエフェクター細胞が結合 
    し標的細胞が障害される。
      →CAR-T療法はT細胞の遺伝子を改変して強力にする方法。
 ・抗体医薬品は安く大量に作成するために動物細胞、大腸菌、酵母、トウモロコシ、卵、牛乳などから作成することが研究されている。
 ・モノクローナル抗体(マウス抗体、キメラ抗体、ヒト化抗体、完全ヒト抗体がある。)とは特定の目印にだけ結合してやっつける抗体を大量つくるという発想からうまれたもの。ただ1種類のB細胞が作る抗体のコピーのこと。B細胞は寿命があったが、無限に増殖できる細胞と融合して、大量生産できるようになった。

4.考察

銘柄はかなり絞りました。
そして、企業の関係する技術がノーベル賞受賞した年から
現在までの株価を比較してどのくらい増加したか記しました。
結果を言うと、参考になる結果はほとんどないかと思います(笑)
crspは少し割安かもしれませんが、psr11程度なので上昇余地があるかもです。vrtxからの前払い金がかなり入っています。CTX001のコラボレーションだそうです。

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5.まとめ

正直書くことないですが、自己満で後で資料として見返す分にはよいのかなと思うのと、バイオ関連の投資は相当勉強しないと理解すらできない。つまり、せめてファンダメンタル分析だけでもできるようになればよいのかなと改めて感じました。用語の概要を少しでも知り理解するのも少しずつやっていきたいと思います。

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