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ポッケからするめいか30

しょうさんは毎晩自分の夜ご飯は自分で作ります。


なぜなら、
ミキさんは還暦を迎えた時、

“主婦も定年です”


と、ご飯を作らなくなったからです。


ミキさんは、
たまーに煮物を作ったり、
漬物をつけたり、
来客がある時に作るくらいです。

定年したとはいえ、

食器の洗い方、
洗濯の仕方にはこだわりがあるのでミキさんがやります。


掃除は、ほぼしょうさん担当です。



夕方畑から帰宅すると、
その日獲れた野菜などを使っておかずを作ります。

キャベツがあれば、
回鍋肉(クックドゥーさんがお手伝い)

肉豆腐

筑前煮風

イカ煮

あとは、
切っただけのトマトや漬物

焼いただけのハンペン(紀文さんにかぎる)

刺し盛(必ずお皿に移し替える)

たまにサクのカツオをガスバーナーで炙ってニンニク醤油(絶対に自分で炙る)


そのときどきのしょうさんの好みのおかずを作ります。
凝り始めるとしばらく同じおかずが登場します。


作り終えてから必ず風呂に入り、

風呂から上がると、四角いお膳をテーブルに出します。


お膳には、

主菜、副菜など必ず、

4、5品が並びます。

そしてなぜか?夜だけは割り箸で食べます。

ほぼ毎日晩酌するので、
夜は米を食べません。
(これは、ミキさんも同じ。)


※ミキさんは自分の夜ご飯は自分で用意します。


毎晩しょうさんは自分のために4、5品作るのです。

自分1人しか食べないならば、
だいたいご飯はテキトーになるはずで、
インスタントになりがちですが、

しょうさんは、
たまに惣菜に頼ることはあっても一品で済ませることは決してありません。


毎晩毎晩、
とてもバランスの良い食事を取るのです。


決して健康を意識しているわけではなく、
好きなものを作っているだけなのです。



そして、賞味期限は気にしません。

今晩も、
コロッケに、
賞味期限が一年前のブル◯ックソースをかけて
食べるのです。



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