凧発電
小生の地元、静岡県は海岸線が長い。
先日御前崎海岸を走った。
しばらく見ないうちに多くの風力発電機が設置されていたが、ざっとみて7割は停止していた。もともと風が強くて有名な所のはずだが、風車は回っていない。発電したり止まったりでは電気の質は悪く、この調子では困ったモノになりかねないのではないかと心配になる。投資金額も安くは無いから、採算に合うのかどうか更に心配だ。
地表の風は気まぐれである。
そんな思いを抱いていたら、風が「吹き止まぬ」空中で風力発電をするというニュースがあった。
地上から300m~10000m上空に傘型の巨大な風力発電機を浮かせて発電する。つまり「凧」に発電装置を乗せて浮かし続けるのだそうだ。(☞凧発電の動画)
300mくらいならともかく、飛行機が飛ぶ1万m上空と言う姿は想像しかねる。まず飛行機の邪魔にならないか?地上と繋ぐロープの重量はどうなるのか?時々刻々変動する風の速度に対してどう調整できるのか?それでも、開発しようと言う会社の目論見では、出力は40万kwを想定というから、原発1基分である。
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