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発電する窓

国際先端技術総研(株)は、ガラス板に内蔵できる完全無色透明の光発電素子を開発した。

人工水晶を使った新型の発電素子で、太陽電池と同様に太陽光のエネルギーを電力に変換できる。変換効率はまだ3%だが、熱遮断率45%と日差しをカットする性能に優れている。発電と遮熱双方の効率で見れば、従来の太陽電池をしのぐ可能性がある。変換効率も、研究次第で上がって行くだろう。

もしこの発電素子の変換効率が現在のソーラーパネルに近づけば、ビルは勿論、一般住宅のサッシにはめ込んで、外の景色を遮られることなく、発電できるようになるだろう。そうなれば広大な空き地に太陽光発電パネルを並べる必要はなくなる。ガレージや温室、農家のビニールハウスに代わってアラユル場所で使われることになろう。今年からサンプル出荷を始めるようになったが、紫外線と赤外線を使って発電し、可視光は通過するという性質を、日焼け予防に生かすなどして何かできないだろうか?

#技術 #発電 #窓 #ソーラー

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