逆CTスキャン

日本ビジュアルサイエンスという会社が目指しているのは、CTスキャンの逆応用である。CTスキャンが取り込んだ断層撮影のデーターをソフトウエアで圧縮処理して、半透明なプラスチック板に印刷し、積層させて模型をつくる。対象物の「見える化」という概念が出発だ。対象物が生物の場合、内臓や血管まで宙に浮いた状態で見える。更に見やすくするには血管だけ色をつけることも可能。どんな分野に応用できるかは、まだこれから探すというが、自動車、エレクトロニクス、材料、土木、バイオ、医療などの試作・解析も視野に入る。要するに、海のものとも山のものともつかないが、こういう時が一番新しい発想が生かされる段階である。

#CTスキャン #先端技術 #バイオテクノロジー #技術

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