シナモンロール屋さんになるまで #07 段々と具体的に
今日の研究ポイント
・ベストな発酵と焼きあがりのタイミングを見つける
・できるだけ一人で進められるようにスケジュールを組み直す
・包装や配送までの細かな部分の効率化を検討する
結果・考察
ベストな発酵と焼きあがりのタイミングを見つける
・捏ねあげ時の生地温度から逆算して、仕込みのミルクの温度を測りながら調整した。過発酵やダレることはなくできたが、2次発酵がいつもより長くなってしまった。(寒いフィンランドの感覚的なレシピをベースにしていたため、日本用に考え直す必要があった)
・オーブンは焼きたい最低温度に設定し、焼き時間を1分短縮してようやく綺麗に焼き上がった。
・オーブン庫内の風が強く、焼き色調整のためのアルミホイルも飛ぶ。風のせいかパンの表面が少し固く焼き上がってしまう。ホイルの工夫と、被せるタイミングを早めて試したい。
できるだけ一人で進められるようにスケジュールを組み直す
・今回は1ターン12個を4ターン目標で進行。落ち着いて作業が出来てよかった。
・忘れ物がいくつかあり、取りに帰ったり買いにいったりしてもらった。ほかにも撮影をしたりとタイムロスがあり、ターンを減らしたにも関わらず終わりの時間がギリギリになってしまった。
・今の環境ではどう工夫しても2人の手が必要そうだ。スタンドミキサーの機材投入を要検討。(ハンドミキサー一台のみで捏ねており、モーターの劣化と急な故障も懸念事項)
包装や配送までの細かな部分の効率化を検討する
・前回より落ち着いて作業し、焼成も成功したため、丁寧に包装に取り組めた。より綺麗に包装するコツや効率化も考えられた。
・個別発送のラッピング資材も試験的な試作発送をいくつかすることで、改善点や必要なものが具体的に見えてきた。冷凍業者への搬入もスムーズにできてきた。ただ、運送業者へ持ち込み時に荷物が思いのほか重く、台車の導入を急いで検討。
次回への課題
・生産量を増やす
・レシピや成形の再検討
・配送資材の選定
所見
学生時代も朝6時からのアルバイトをしていたため、早朝飛び起きるのは苦ではない。が、用意をギリギリにしたため荷物に入れ忘れがあり、反省。
目標生産数の3分の1ほどの量しかつくらなかったため、落ち着いてシナモンロールの出来に注力できたのはよかったが、ここからどこまで生産量を上げられるかが問題だ。
利用しているレンタルキッチンはカフェスペースもあるため、少しだけ撮影もできたのはよかった。
もうすぐ告知できそうなイベント本場まで試作は残り1回。焦りながらも淡々と、試行錯誤は続く。
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