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今回は一般質問をやりません

京丹後市議会では、定例会ごとに30分の質問時間が各議員に与えられます。
市のことに関して議員の問題意識をもって市長や教育長に問うことができます。
調査に時間はかかりますが、僕は一般質問の場を「暮らしの課題を政治に届けるチャンス」と捉えて議員活動をしてきました。
当選して最初に取り上げた項目の一つが「男性の育児参加」です。

選挙に出る前から「お母さんだけで子育てするのはムリ!お父さんももちろん、地域ぐるみで子育てできるようなまちにしたい!」
という想いをたくさんの京丹後市民の方から伺っていました。
男性も家事育児する“べき”というのは多くの方が理解していると思います。
育休制度もあります。
ただ、ぼくが直視すべきと思っているのは「“べき”とわかっているし、制度もあるけど、実際には子育てのほとんどをお母さんが担っているのはなぜか」という課題です。

僕自身のことを考えると…

今年の3月に市議会の規則が改定され、議会の欠席事由として育児・介護などが明記されるようになりました。
議会の出席が議員の公務ですが、育児を理由とした欠席が制度化されたわけです。
とはいえ、1000人近くの市民の皆さまから信託を受けて選挙を通り、議会にいます。
その責任も重く感じるところで、気軽に欠席できるものではありません。

僕が政治家として重視する「お母さんだけで子育てしないまちづくり」と、「暮らしの課題を市政に反映する政治」と、どちらも大事にしたいのです。
それは選挙や議会で訴えた「男性の育児参加」に、自分自身が父親として向き合っていくことでもあります。
そういう想いをもって、育児をしながら仕事にグラデーションをつけていきたいと思うようになりました。

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そういったなかで、産後の1ヶ月が家族にとって極めて重要な時期だと考えています。
母親の心身への負担と、赤ちゃんのお世話の多さから、そう考えています。
今回、出産予定日が12月5日だったことから、一般質問に注力する時期と重なることが予想されたので、一般質問はしないことにしました。
また、妻と子どもが退院してからはできるだけ家にいれるようにしたいと思っています。

市民のみなさまの声を届ける機会を一回減らしたわけですが、
この経験を、今後の議員活動にしっかり生かしていけるよう、ますますアンテナ高く頑張ってまいります。
引き続き、お気づきのことをお気軽にご連絡下さい。
家にいながらできる議員活動のひとつとして、電話やメールのやりとりは大事にしたいと思います。

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