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新政会から除名処分を受けました(再修正版)

1月31日に私が投稿した【新政会から除名処分を受けました】の内容につき、翌2月1日に市議会議長より指摘を受け修正していたところですが、3日に新政会より抗議を受け事実確認をしながら、内容を修正することになりました。深くお詫び申し上げます。また、このことにより、関係する皆様にも多大なご迷惑をおかけしましたことも深くお詫び申し上げます。まことに申し訳ございませんでした。
つきましては、元の投稿ではなく、この投稿をより正確なものとご判断いただきますよう、お願い申し上げます。


私、鳴海公軌は1/26に所属していた会派新政会から除名処分を受け、無会派となりましたのでご報告いたします。
また、担当していた文教厚生委員会から総務委員会に異動となりました。
2020年5月、選挙に当選した直後から「多様な意見を強みにしよう」と声をかけていただき新政会に所属しました。
このとき集まったのは7名の議員。京丹後市議会での最大会派でした。
そこから2021年10月に当時の代表と副代表が自らの判断と意思で退会され、5名の議員での会派となり、新たに10月13日付けで新政会としては今まで無かった会則、綱領を作成し、それに共感する個人の自由意思で参画した議員で構成する会派として活動してきました。
私はこの間、大きな会派だからこそ、他の議員や市民の方々が指摘する課題や疑念について情報を集め、多様な論点を整理して、議論を深めるべきだと主張してきました。
それはそのことが市民の方々にとっての納得感につながり、京丹後市政への長期的な信頼感につながると思うからです。
政治に正解はないからこそ、情報と論点の整理がとても大切だと思っています。


その後、1月26日に会派会議が開かれ、冒頭の状況になります。
新政会幹事長から以下4点の会派綱領違反に対する事実確認があり、私はそれらについてなぜそのような言動をしたのか弁明をいたしました。
1 会派会議における協調性の拒否≪綱領の方針1)①違反≫
弁明: R4年度に向けた市長要望について、最終稿決定の手続きに対して見解を求めたが反発はしておらず違反ではない。
2 会派会議における多数決の否定≪綱領の方針2)③違反≫
弁明:会派で賛否が分かれることは良いという認識だったので違反ではない。多数決意見は少数意見の尊重が前提である。本質的な課題の議論ができずに終わり、納得できなかった。
3 品位・品性(議会における身だしなみ・態度)≪綱領の方針1)➁違反・2)①違反≫
弁明:遅刻と議場でのあぐらは釈明の余地はない。頭髪の注意は何が問題か具体的な指摘を求めたが答えが無かったので違反にはあたらない。
4 会派実務の職務怠慢≪会則第5条5違反≫
弁明:担当する会派Facebook投稿の内容について、会派全員の確認が得られていない状況の中で投稿予定日が過ぎ、鳴海から確認をしなかったのはミスだが、指示の下で動いており違反ではない。


鳴海の弁明を踏まえ、本人を除いた会派協議がされ、会派の総意として退会勧告を受けました。
弁明を述べた立場である私としては、即座に納得がいくものではありませんでした。そして、退会勧告を受け入れないと伝えました。更に、違反について具体的に何がダメでどうすべきだったのかについて尋ねました。それに対し、「マニュアル的なことではない。こうだと言うと主観的で強制的になる。同じ会派の議員でも考え方は違って当然だが、一定の自由は尊重して、何が違ってこうすべきで、こうしないといけないと言うべきものでもない。
相互の敬意と尊重のもとに相互の理解があるが、一定の配慮やものの考え方で「空気を読む」や「流れを読む」など、議論する皆さんの意見を尊重した上での政治的な駆け引きを身に付けないといけない。」と言われました。そして、「退会勧告は受け入れられないとなれば、除名しかなくなるがいいのか」と問われました。私は「除名」を選びました。
その後、私は言い渡された発言から処分理由を解釈し、記事にて投稿しましたが、後日新政会より「事実誤認」との抗議を受け、改めて協議の場をいただき、今の記事になっています。
この点については、他者である新政会の見解を私の解釈で発信したことによって、ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
私としては弁明で述べたように新政会の綱領に沿い活動してきた自負があり、そのことで市政に貢献したいと思ってきたのと、あまりにも突然のことで、自ら退会することはできませんでした。
また、1/27には僕が所属していた文厚委員会から総務委員会へ異動を通知されました。
理由は「新政会であった鳴海が新政会でなくなることによって、文厚委員会に新政会の意思の反映ができなくなるため」であり、議会のルールに則り、事務的な手続きによるものです。
除名処分に至る経過で私が反省するのは伝え方やコミュニケーションの力不足です。


具体的には仲間と課題認識を共有するところにつまずいたと思います。それが今の私の実力であり、改善していきたいです。
それでも、目指すべき目的は「市民が暮らしやすくなるための政治」であり、どの議員も懸命に活動しているところです。
反省を踏まえ、私は市民の方々とも、議員の仲間ともしっかり対話を続け、より一層丁寧なコミュニケーションを心がけます。
今後ともご意見聴かせていただきますよう、よろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
令和4年2月3日 京丹後市議会議員 鳴海公軌

【お詫び】

先日、鳴海まさのりとして【新政会から除名処分を受けました】という記事を公開いたしました。
その内容について、新政会と議会事務局から修正依頼を受け、協議の結果、内容を2月3日夜に修正いたしました。
その後、双方で協議を重ねて修正を続け、2月26日に改めて投稿いたしました。

この件につきまして、私の発信により関係者のご家族や周りの方々の生活が脅かされるということも起きたと伺い、本当に申し訳ございませんでした。そのことは全く私の意図するものではありませんが、私の発信からそのような結果を招いたことを深くお詫び申し上げます。

あわせて、委員会の配置替えについては会派除名を受ければ自動的に生ずるものであるにも関わらず、そこに意図を感じさせる表現をしたことで議会運営に不適切な影響を生じさせ、深くお詫び申し上げます。

説明責任を果たすべきという想いから記事を投稿しましたが、議会運営という意味で議会を乱してしまったこと、議会全体への不信感を市民の方に募らせてしまったことも反省するところです。

今回の件を通して、改めて自分の政治活動をかえりみたところです。
私は2年前の選挙に出る際に、「誰かを否定するのではなく、僕は“政治の輪”を拡げたい」という想いから政治活動をはじめました。
今回の私の投稿は、明らかに負の感情が記事にのっていたと思います。
それは、私の政治活動の原点から離れたものであり、自分の至らなさを痛感いたします。

改めて、鳴海まさのりの政治家としての意味を問い直し、精いっぱい京丹後市のために活動をしてまいります。

今後も京丹後市の暮らしのこと、政治のこと、教育のこと、よりたくさんの方々と考えていきたいと思っています。
責任を持った発信を心がけます。
今後も京丹後市議会の一議員として、市民のみなさまに身近な存在であり続けたいと思います。
よろしくお願いします。


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