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初春のデトックス薬膳〜和久傳「春のにがみ」で肌トラブルを防ぐ

この季節になるとちょっと奮発して買うのが和久傳さんの季節のおもたせ「春のにがみ」。
ふきのとう、山うど、わさびななど、数種類の山菜や苦み野菜のオードブルセットです。

http://shop.wakuden.kyoto/shop/c/c1130/
うららかな陽気に誘われて、新たな芽がふくらむ古都の春。
早春に芽をだす少しほろ苦い味覚を、それぞれの風味や香りを生かしつつ、
一品一品あっさりと味付けして詰め合わせました。
炊き立てのご飯はもちろん、日本酒や白ワインなどとともに、和のオードブルとしてもお楽しみいただけます。
茗荷:さっと湯がき、甘酢漬けにしています。
花わさび:湯がいてから割醤油に浸しました。
蕗のとう:味噌で作った甘味噌をつけて、お召しあがりください。
山うど:輪切りにし、炒り煮しています。
ふき:湯がいたあと、皮を取り含め煮にしています。

特にふきのとうは、春の陽気が芽生えるこの季節におすすめの食材。


なぜなら、
春は体をデトックス&活性化させる季節だから!
中国医学では「冬は貯蔵、春は発散」といわれます。
冬の間はあまり動かずエネルギーをため込む。
春になったらどんどんデトックスをして、体を軽くする。
それが自然の摂理。


自然と体が同調できないと、冬にため込んだ邪気が発散できず、肌のトラブルやアレルギー、心の病などとなって表れてくるというわけです。

科学的にもふきのとうに抗酸化力の強いポリフェノールが大量に含まれていること、フキノンやフキノール酸の抗アレルギー作用などが証明されているようですが、やっぱり昔の人はエライ。

「冬眠から覚めた熊が最初に口にするのはふきのとう」
とか
『春苦味、夏は酢の物、秋辛味、冬は油と合点して食え』
(明治の時代に食育を提唱した石塚左玄の言葉)
とか
昔からちゃんと言ってますものね〜〜

春先に体調を崩しやすい人は
山菜や香りのいい野菜を積極的にど〜ぞ


参考
http://www.nittokusin.jp/sansai/contents/08_health/h03_fuki.html
http://allergy119.seesaa.net/article/169632784.html


*2011 年のブログ「ごきげんなからだ〜アジアンビューティ的生活」より、一部修正して転載

https://narmik.blogspot.com/2011/02/blog-post_24.html?m=1


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