「コリビングという新しい多拠点生活」から、心に残った言葉3つ
「コリビング」という言葉はよくわからなかったけど、多拠点生活という言葉だけに惹かれて、フリーランス協会主催、㈱アドレス共催の、「コリビングという新しい多拠点生活」というイベントに行ってみました。
多拠点生活に関する情報収集を始めたばかりの私は知らなかったのですが、コリビング(co-living)とは、シェアハウスとシェアオフィスが一緒になったようなスタイルだそうです。
海外では、素敵なワーキングスペースや、それこそプールみたいな共有設備も備えた、ゴージャスなコリビングがあるそうです。
で、このコリビングを日本で展開するのだけど、”日本ならではの暮らし方”に注目して、かつリーズナブルに実現しようとしているのが、アドレス社の「ADDress」というサービスだそうです。気になりますが、こちらのサービスの詳細は、素敵なMakuakeサイトをご参照ください。
イベントの後半に、多拠点生活されている4名の方のパネルディスカッションがあり、心に残った言葉3つを厳選してNoteしておきたいと思います。
『拠点とは、場所ではなくて、拠り所である。』
㈱アドレス、代表取締役の佐別当隆志さんの言葉。
多拠点生活は、複数の物理的な泊まる場所があるということじゃない。複数のコミュニティを持っているということ、それは心の拠り所が複数あるということ。そんな意味かなと思いました。前段には、田舎のない子供たちがどんどん増えているということや、災害時の首都圏集中のリスクにも言及があって、この意味でも心に残りました。
『自分1人しかいない弁護士事務所ですが、顧問70社を担当している。』
ファースト&タンデムスプリント法律事務所代表の藤井総さんの言葉。年の3分の1くらい海外を旅しながら、コミュニケーションは「チャットワーク」に統一して、完全にリモートで顧問業務をされているそうです。同じ専門職として、Noteせずにはいられない。
『場所というより、人にチェックインしている』
海外を旅しながら働く藤井さんが、バックアップ用に古いiPhoneをもう1台持っていく、という話から、「人がバックアップと言えるかも」と仰ったのは平本沙織さん。場所というより、人にチェックインしている、という言葉があって、それはすなわち、コミュニケーションにチェックインしているということだと思う。佐別当さんの、「拠り所」と通じるところがありますね。
平本さんが参加されている、拡張家族という暮らし方(というか、生き方というべきでしょうね。)も衝撃でした。私が語れるわけではないので、帰り道で調べたサイトを張っておきましょう。。。
モノやナレッジがシェアされる時代が進み、時間やLIFEがシェアされるようになっていくのかな、なんて感じていたのですが、人生をシェアするような、いや、もはやシェアではない家族の形の変化みたいなものを知り、まだまだ知らない事ばかりだな、とワクワクするところです。
おわり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?