ジャパネットたかたから学ぶトーク力
通販業界大手のジャパネットたかた。
ラジオショッピングから始まりテレビショッピングへも進出しました。
創業者の高田明前社長のトーク力は計算し尽くされている。
まず、共感する事を言う。
すると、テレビやラジオのお客さんは「あるある!」と共感する。
そして、商品説明する。
商品の機能を調べ尽くしその上でどう説明するのか考えて説明する。
そして、お客さんに提案する。
こういう使い方もあるとか。
例えばICレコーダーの商品説明の合間に「子供さんが帰ってきた時におやつは棚にあるよ」とかデジカメの場合は「お孫さんのいる家庭ではお孫さんの成長を撮影してあげてはどうでしょうか?」とか。
そして、今年凄く売れた商品のケルヒャーの「スチームクリーナー」の今月の紹介での事。
ある日のラジオショッピングでの事
「皆さん、大掃除はいつされますか?」
「大掃除するなら12月17日、18日がラストチャンスですよ!」
「12月24日、25日だとクリスマスの準備で忙しい、かと言って年末だとお正月の準備で忙しい」
「だったら大掃除するなら12月17日、18日がラストチャンスなんです!」
この提案にお客さんはどれだけ心を動かされたのだろう。
RCCラジオの平成ラヂオバラエティごぜん様さまでのジャパネットたかたラジオショッピングの馬場雄二さんや他の番組での吉川裕朋さんなど全てのショッピングMCがこの様な提案をした。
言われてみれば確かに大掃除のラストチャンスは12月17日、18日であった。
そして商品説明のあとに値段発表となる。
テレビショッピングのショッピングMCである塚本慎太郎さんは以上の共感、説明や提案のあとに値引き前の値段を発表。
そこでお客さんは電話すべきかどうか迷われている。
そこに追い打ちをかける様に値引きされた値段を発表しそのあと、更に紹介した商品の素晴らしい点を説明するのである。
そうする事によりお客さんの心は動き電話したくなるのである。
改めて特にジャパネットたかたラジオショッピングの馬場雄二さんの説明には商品をただ、売るだけではなく商品の素晴らしさと心まで届けている様に感じる。
RCCラジオのごぜん様さまでの横山雄二アナとの掛け合いで更に馬場雄二さんのキャラも商品も引き立つ。
最後の「馬場さんのラジオ聴いたでお願いします」は、もはや合言葉である。
こういうトーク力は日々の仕事にも通ずるのではないかと、ふと感じた。
創業者の高田明前社長のやられてきた事が引き継がれてるとラジオショッピング聴いてて感じた。
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